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2022年10月18日 (火)

オートフォーカスじゃなければ、レンズは小型軽量。

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国産、海外メーカーを問わず、交換レンズ方面のニュースはにぎやかな気がしますな。それを牽引しているのは次々レンズを出してくる中華メーカーではないかと。
レンズ交換の出来るカメラにレンズの選択肢が増えるのは大歓迎「こんなん、ナンボあってもエエですからね。」(笑)そんな話題のレンズ、買う買わないは別にして、もし自分が使うとしたらってところを基準にして眺めていると楽しいですな。
レンズ選びってその辺りがユーザーのこだわりが反映される部分でもありますからね。レンズの性能やスペックだけではない部分と言いましょうか、撮影スタイルを考えたトータルなバランスの部分ですな。
レンズ好きって優柔不断なところがありますから、最新の高性能なレンズには辛口の評価や採点をするのに、オールド&クラシックレンズには欠点も味わいなんて許してしまうところがあります。(笑)
オジサンも純正レンズの間違いのない写りに、もうこれだけで十分って思いながらも、激安中華レンズに手を染めてしまったり、マウントアダプターでオールドレンズを引っ張り出してきたりしてますからね。
その辺りのこだわりは写真&カメラに目覚めた時期も影響するかもしれませんな。オジサンが写真を始めた頃はオートフォーカスなんて無かったですから、それが絶対必要とは思わないのですな、さらに普段撮ってるのが街の写真なので絞り込んだり、パンフォーカスで撮ったりすることが多いせいもあります。なのでレンズを選ぶ場合もその辺りを考えたチョイスになってしまいますね。
まず歩き回るので軽量コンパクトは重要な要素、それと街歩きの際の視野に合った焦点距離と言いますか画角のレンズ。ズームレンズは便利ですけど自分が動かず、ズームリングを回して構図を決めてしまいがちなのが安易な気がしてねぇ。主に広角〜標準系レンズを使うことが多いので、気に入った画角の単焦点レンズの方が撮ってる楽しさがあるわけで。
ただ、今年に入って相次いで発売&リニューアルされた富士フィルムさんの単焦点レンズはどれもデカイですなぁ。サードパーティーから出ている各社マウント対応のオートフォーカス単焦点レンズも、明るく高性能だけど大きなのが増えているように思います。
それに対してオートフォーカスじゃなければ小型ですな。中古カメラ屋さんに並んでいるライカマウントのオールドレンズって小さなのが多いでしょ、あれでフルサイズをカバーできてるわけですからね。それと比べるとコンパクトと言ってもオートフォーカスレンズはそれなりの大きさ、モーターや電子回路を入れなくてはなりませんからねぇ。(笑)
昔はピント合わせはカメラ作法の基本でしたから、オートフォーカスに頼らず、あえて自分でピント合わせするのはいかがですか。ミラーレス一眼もファインダーのクオリティーが上がって十分ピント合わせに使えますし、アシスト機能もありますからね。オートフォーカスでなければ小さくて個性的なレンズがいっぱいありますよ。

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