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2022年9月24日 (土)

身の丈に合ったカメラは、道具から相棒になる。2

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写真に興味を持って、カメラを手にしてもそれが続かない方っていますな。写真に興味が無くなったら当然カメラなんて持たないでしょうし、今どきならスマホで済みますからそっちに流れると思います。なのでカメラで写真を撮らなくなる原因は様々だと思いますけど、身の丈に合ったカメラと出逢えてなかったのもあるかと。
オジサンはカメラを手にして約45年ほどになりますが、思い返せばこんなに長く写真が続いた、続けられたのは身の丈に合ったカメラのおかげってところもあったなぁと。(笑)若い時にお金が無かったのも幸いしましたよ、高いカメラなんて買えませんから、自ずと身の丈に合ったカメラしか選べない。
で、社会人になって最初のボーナスつぎ込んで買ったのがキヤノンA-1。これしかないので使い倒してボロボロ、その数年後にキヤノンT90。使いやすくコスパ最高で一番良く使ったカメラでした。
当時のフラッグシップ機キヤノンNewF-1には憧れましたけど、身の丈に合ってるかというと、背伸びし過ぎのカメラでしたからね、フラッグシップ機なんてまだまだって感じでしたからT90が身の丈に合ってました、結局A-1を処分して買い増し、2台持ちで使ってたなぁ。(笑)
その後オートフォーカス一眼レフの時代になり、オジサンも写真とのお付き合いがそこそこ長くなってきて、初めて買ったフラッグシップ機がEOS-1N、A-1から15年経ってやっとフラッグシップ機ですよ。
使いだしてフラッグシップ機の耐久性や信頼感というものがよく分かりましたな。なのでT90を1台処分してもう1台買い増ししてデジタルの時代になるまで長く使いました。
フィルム時代の一眼レフはデジタルに比べて製品寿命も長かったですから気に入ったのは2台体制で使ってましたけど、2台同じカメラを持つのはそれだけの量を撮るようになったのと、違う機種を持つと使い勝手や使い方が変わるのが嫌だったからなのですな。当時若造だったオジサンは純粋に写真を撮るのに集中したかったのだと思います。(笑)
現在T90は1台動態保存してますけど、この先使うことはあるかどうか分かりません。
だけどT90にせよEOS-1Nにせよ道具を通り超えて相棒でしたから今でも手が感触を覚えてますよ。シャッターのフィーリングや電子ダイヤルのカチカチ感、グリップの握り具合やファインダーの見え具合なんかね。リアルに思い出せますな、それだけ使ってきたから思い出せるのだと思います。
オジサンがカメラは構えた時や持った時のしっくり感を重視して選んでって過去記事で何度か書いてるのは、水準以上の性能が当たり前が揃う国産カメラのスペック競争などに振り回されずに、このカメラなら楽しく写真が撮れそうってお相手を選んでほしいから。
道具じゃなくて相棒にふさわしそうなカメラってことですな。いくら高性能でも大きくて重かったり、デザインや持った感じが好きになれないカメラとはいい関係を築けませんからね。(笑)

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