2013年はまだRAWでしたわ。(笑)
富士フィルムさんのミラーレス一眼を使いだしたのが2018年の春、フィルムシミュレーションの発色の良さに感動して、どんどんのめり込みました。
それまではメインはキヤノンさんのカメラばかりと言いますか、ほぼ一筋って感じで使っていたのですけど、どんどん富士フィルムさんのレンズやカメラ購入に手放して行って、あっという間にEOS関連のデジタル一眼レフやレンズは無くなりましたな。EOSより昔のFDマウント時代の古い一眼レフとそのレンズは残しましたけどね、レンズはマウントアダプターで使えますから。(笑)
だけど長年お世話になったキヤノンさんとお別れするとは思ってませんでしたな。富士フィルムさんのカメラと出会わなかったら、今でもキヤノンを使っていたでしょうね。
ま、それだけフィルムシミュレーションが衝撃的と言うか感動的だったわけで、JPG撮って出しの完成度が高く、すごくフィルム感があってRAWで撮らなくなったのもこの頃からです。
過去に書いた記事を調べてみると、RAWで撮るべきかJPGなのかって話題を何度か取り上げてますな。一番古いのが2013年4月 9日 の「RAWかJPGか」って記事、今と全く真逆な考え方だったのが、読み返してみて大爆笑してしまいました。人の心とテクノロジーの進歩は移り変わりますからね。(笑)
この記事を読んでて思い出しましたけど、2003年にデジタル一眼レフのEOS10Dを使いだしてから、ずっと不満だったのが空の色と緑の色合いがくすんだように写るところでした。
リバーサルフィルムの発色とは雲泥の差で、他社のカメラも似たような感じだったので、デジタルとはこういうものかって思いと諦めがありましたな。で、それを何とかするのにRAWで撮って、カメラ付属のソフトで現像処理って流れになったのは自然な成り行きかと。(笑)
その後AdobeからLightroomというソフトが発売になってこれを使い出して撮ってからの作業の流れが完成しました。あの頃は必ずRAWで撮るのがデフォルトでしたけど、その流れをガラガラと崩壊させたのが富士フィルムさんのデジタルカメラだったわけで。
プロアマ問わず色が美しいって声や、ネットで見かける作例で気になっていたのですけど、いざ使ってみたらその通り、こんなに色合いが違うのかって思いましたからね、リバーサルフィルムの雰囲気がデジタルで再現できてるって感動、これならもう十分ってことでRAWで撮らなくなりましたな。リバーサルの感じに近づけるために後から現像処理をするのがバカバカしくなってきましてねぇ。(笑)
読み返してみたあの記事の最後に「RAWからJPGに書き出せるが、その逆は出来ないのでね。」って書いてますけど、今見るとなんだか負け惜しみっぽい書き方に見えますなぁ。(笑)
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コメント
こんにちは〜
カメラのJPEGの色味などのエフェクト?
全然わかりません
馬鹿の一つ覚えみたいにRAWで撮影して
captureoneで現像してみたいな感じでほぼスタジオなので
ロケでJPEGとRAWで撮っても
ほぼJPEG見てないですね
勉強不足、興味不足です
フジのカメラ良いなと思うのですが
今から乗り換えもきついので
静観しています
どんどん退化して行ってますね
おじさんは...
仕事柄派手目より期待色より
見たままに近いってのが求められるのも
あるんですけどね
悩ましい
投稿: ネコスタ | 2022年9月27日 (火) 11時52分
ネコスタ様、おはようございます。
仕事で撮ってた時はRAW撮影&現像処理がセットでした。お客様の要望に沿うのが大前提ですし、そうでないとお代が頂けませんでしたからね。(笑)
だけど今はその必要が無くなりました、すごく身軽で楽しい。原点に返った感じです。
投稿: よもかめ亭主 | 2022年9月28日 (水) 10時37分