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2022年8月27日 (土)

中華、韓国レンズもオートフォーカスの時代へ。

お家でテーブルフォトメインで使っている中華レンズ、Venus Opticsさんの「LAOWA 65mm F2.8 2x Ultra Macro APO」と6月に買った銘匠光学さんの「TTArtisan 40mm F2.8 MACRO」。共に我が家のテーブルフォト専用中華レンズコンビとして活躍してくれていますよ。(笑)

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で、その銘匠光学さんより7月に初のオートフォーカスレンズ、TTArtisan AF 32mm f/2.8のZマウント用が先行発売されましたな。2万円半ばの価格ってところが破格かと。ニコンさんのサイトでZマウントレンズを価格だけで見てみると、単焦点レンズで税込み希望小売価格35,530円のが2本(記事執筆時)、これが最安値ですから比べるといかに安いかと。

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この先TTArtisanブランドのレンズは、この低価格路線のままAF化していくのでしょうか。さらにビックリだったのが国内のレンズメーカータムロンもシグマもZマウントのAFレンズを出してないのに登場してきたこと、話題性はありますな。(笑)
AFレンズと言えば中国のvitrox 、yongnuo、韓国のsamyangも色々出してます。キャノンさんやニコンさんはAFレンズ製造に関するライセンスは他社に公開していないはずですし、どう見てもコピーとしか思えないのもあるので、独自にカメラを解析して勝手に作っているのでしょうなぁ。
ソニーさんや富士フィルムさん、OMデジタルソリューションズさんのように、一部レンズメーカーにライセンス供与しているところもありますけど、中国や韓国のメーカーとはライセンスは結んでないはずなのに、ラインナップに出て来るのはやはり勝手に作っているのかと。
勝手に作っているという言い方はあまりよろしくないかもしれませんな、オジサンも若い頃は純正レンズは高くて、サードパーティー製レンズにはお世話になりましたからね。
あの頃はボディーとレンズは機械的にやり取りする単純なものでしたけど、今は電気的にやり取り、AFだけでなくレンズの各種収差も含めたものになってますから、その辺りを勝手に解析してレンズを作るのは特許や知的財産保護などに引っかかってまずいのじゃないかと思います。
ただユーザーとしては価格やラインナップも含めて、自分が使っているボディーに合うレンズの選択肢が増えるのは大歓迎、レンズ交換式カメラはここも楽しさですからね。
他国のAFレンズがどんどん大きな顔をしだすと、国内メーカーも黙っていないでしょう、まだまだラインナップのマスが埋まってない焦点距離や、特殊レンズなど面白いレンズは考えつくと思いますのでね、目が離せませんな。(笑)

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