商品撮影を良く見せる、ちょっとしたこと。
ネットに上がるレビュー記事に登場する商品写真って一体毎日どれぐらいの数が更新されているのでしょうね。
オジサンもレビュー系はよく見ます。気になってる商品について情報を得るために、複数のレビューを見ることが多いですな。ショッピングサイトのレビューだけでなく、個人ブログなどでじっくり語ってくれているなんてのは結構好きかも。(笑)
で、そういうのに出てくる商品写真を見てて残念に思うのが商品の状態。カメラがスマホだからとか、明るさ暗さだとか、撮り方がどうのこうのってことじゃなくて、商品そのものが残念な状態のままで撮られているって写真。
例えば袋がクシャクシャのシワだらけのままだったり、箱が歪んでたり、端っこが破けてたりってやつですな。ほんの少しの気遣いと言いますか、キレイに見せる工夫で随分良くなるのですけどねぇ。(笑)
現役の頃は商品撮影も大きなウエイトを占めていたので、日々撮影に追われてました。
食品が多かったのですけど、何しろ毎日撮影商品が入ってくるのでコレを撮らないことには、その商品を使ったイメージ撮影に掛かれませんからね、いわゆる商品そのものをパッケージのまま撮る「パッケ撮り」や、中身を出して並べて、どんな物が入っているのか分かるように撮るのも多かったですな。
インスタント麺ですと麺、スープ、スパイスの袋と外装パッケージを並べて、箱や缶入りの和菓子やクッキーですとフタを開けたところなど。
クライアントごとの撮り方ルールも様々なので、効率よく撮っていけるように専用の道具を作ったりしてました。その時の工夫がお家で物撮りの際にも役立っているわけで。
積み重ねた消しゴムで支えを作って立て掛けたり、シワを目立たなくするために裏打ちをしたり、透明袋に入っているものは裏側から開けてきれいに並べ直したりするわけですな。
袋物の場合エッジがきれいになるように折り目をつけて整えたり、厚みを見せるために斜めに振ったりなんてのも。
瓶物など蓋付き容器は、瓶のラベルと蓋のロゴがきちんと読めるように回して向きを揃えますし、紙箱のフタの浮き上がりを両面テープで貼ってエッジをきれいにしてました。
バッグ類はプチプチや丸めた新聞紙で膨らみをもたせたり、書き出したらきりがありません、日々こんなのをやりながら撮ってたのが今でも役に立ってますよ。(笑)
だけど仕事の場合は義務と責任がありますけど、お家でブログ用に撮る場合はその必要はありません、単なるオジサンのこだわりと楽しみだけ。なので凝りすぎてそのうち面倒くさくなってきたらそこで終了。やりだしたらキリがない世界ですからね。(笑)
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