標準レンズは、XF35mm F2 R WRで。
フィルムの一眼レフカメラが全盛期だった頃にオジサンはカメラと写真に目覚めてしまったわけですけど、その頃一眼レフって50mmの標準レンズ付きで販売されるのが普通でした。
ズームレンズはまだ特殊なレンズの扱いでしたし性能も低く、今みたいに当たり前に普及してなかったですから、標準ズーム付きレンズキットなんてのが登場するのはもっとず〜っと後。(笑)
標準レンズ付きはレンズ交換の出来る一眼レフを初めて買うお客さんのためだったのじゃないでしょうかね。もちろんボディーだけでも、好みのレンズと組み合わせてもOKだったのですけど、初心者にはその辺りは分からないですし、交換レンズ無しじゃ始まらないので、まず標準レンズからってことだったのかと。
その標準レンズもメーカーによってF1.4付き、F1.8付きがありましたな。カメラは高かったですからF1.8付きにして安く買うってのもアリでした。標準レンズ付きボディーで一眼レフデビューしたら、次は広角レンズと望遠レンズを揃えていくのがその当時のセオリー、次の一本をどう選ぶかなんて特集がカメラ雑誌に載ってましたな。今はその焦点域を標準ズームレンズ1本でまかなえます。(笑)
標準レンズって設計がこなれているせいか、値段の割に高性能で明るいレンズが揃ってました、F1.4が定番でしたな。F1.2やF1.0なんて超お高いのもありましたけどアレは別世界。最近は中華マニュアルレンズでF0.95なんてのが出てますけど、国産メーカーじゃありえない低価格がそそりますなぁ。(笑)
交換レンズの世界って、ズームレンズが当たり前になる前は「標準レンズに始まり標準レンズに終わる」なんて言われてましたから実はそれだけ奥が深いわけで、広角的にも望遠的にも使えますし、ある意味万能レンズと言っていいかと。
そうそう2015年に「標準レンズで標準でない写真を。」って記事を書いてましたのでよろしければ一読くださいませ、読み返してみると真面目にイイこと書いてました。(笑)
オジサン愛用のXF35mm F2 R WRは35mm換算で53mm。同じ焦点距離のF1.4のものは富士フィルムファンの方から「神レンズ」なんて呼ばれているそうですな。オジサンは見た目&シルバーモデルが選べたこと、お財布事情といつも撮ってるのが街の写真なのを考えてF2をチョイスしました。F1.4は魅力的でしたけど、Xマウントの初期のレンズなので正直古臭さを感じてしまったわけで。
後に中華レンズのTTArtisan 35mm F1.4Cってマニュアルフォーカスの明るいレンズも、あまりの安さに買ってしまいましたけど、オジサンが撮る街歩きの写真の場合、背景をぼかして撮る場面ってそんなに多くないので、F1.4の開放で使うことは少ないのですな。なのでXF35mm F2 R WRがオジサンには神レンズになってます。(笑)
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