次は、TTArtisan 40mm F2.8 MACROを買った件。
先月5月31日に行われた富士フィルム「X Summit OMIYA 2022」で「30mmF2.8 Macro」がロードマップに登場してましたな。マクロレンズ好きオジサンには30mmとはなんとも悩ましいわけで。一番好きな焦点距離の範囲内ですけど高かったら手が出ませんなって、開発予定レンズにアレコレ言ってもしょうがないので現実的なマクロレンズの話をします。(笑)
過去に何度か書きましたけど、交換レンズ2本目はマクロレンズをオススメがオジサンの持論。普段見慣れているものも目一杯近寄って撮ってみると新鮮な発見がありますし、接写だけでなく日常やポートレイト、風景も全然OKな守備範囲の広さがマクロレンズ。
特に中望遠や標準ぐらいの焦点距離のものが使い勝手がよくて色々なシーンで活躍できます。なのでオジサンにとってマクロレンズは、漫才コンビ「ミルクボーイ」風に言うと「こんなん、なんぼあってもイイですからね。」なレンズ。だからといってなかなか手を出しづらいレンズですけど。(笑)
オジサンも富士フィルム純正は高くて手が出なかったので手持ちの「FD50mmF3.5マクロ」というキャノンのオールドレンズをマウントアダプターで使っていたのですけど、2年前に「LAOWA 65mm F2.8 2x Ultra Macro APO」って中華マクロレンズを買って気に入ってからお家フォトはもっぱらこのレンズばかり。
35mm換算で100mmぐらいに相当し使い勝手も良いのですけど、ちょっと大きなものを撮る際には引き場が無くて。これはズバリ部屋が狭いからなのですけど、もう少し焦点距離の短いマクロがあったらなって思ってたら昨年の秋、銘匠光学さんから「TTArtisan 40mm F2.8 MACRO」が発売されたわけで。
レビューが上がるまで様子見してたり、入院してたりで時期を逃しようやく最近買いました。デザインはあまり好きではありませんが、作りは良く金属鏡胴でずっしり感があります、レンズキャップも金属製のねじ込み式。
もっぱらブツ撮りやテーブルフォトがメインになりますけど、35mm換算60mm相当でコンパクトなので街撮りでも面白いかも。絞り羽根11枚なのでボケが美しそうですからね。
ただ絞りはF16までしかなく、しかも等間隔じゃありません。さらにピントリングを回すとレンズ先端がニューっと伸びるタイプ、レンズは内筒の奥まった所あるのでフードはありません。この辺りフィルム一眼レフ全盛期時代のマクロレンズを思わせて、ちょっと古臭さを感じますな。(笑)
等倍撮影時、最大に繰り出した状態ではレンズ先端から被写体まで約4cmほどしかないので、近すぎて被写体がカメラの影になったりする場面があるかもしれません。マニュアルフォーカスレンズなのでピントリングは約250度の回転角で、ねっとりした重みがあります。ただ滑り止めパターンの感触があまり好みじゃないですけどね。(笑)
マクロレンズにオートフォーカスが必要とは思っていないオジサンは、マニュアルレンズとはいえ手頃な価格でマクロレンズを楽しめるのは大歓迎ですよ。ちなみに焦点工房さんでの購入時価格は税込み13,950円でした、マクロレンズがこのお値段って有り得ませんからね。とりあえず箱から出しただけのレビューでしたけど、このレンズも実は問題有り有りで…、その辺りは別記事で。(笑)
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