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2022年6月 5日 (日)

TTArtisan 23mm F1.4ってニューフェースレンズ。

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新しいレンズってワクワクしますな。レビューをいくら見ても自分で撮ってみないことにはフィーリングなど分かりませんからね。で、今年のはじめに気になる中華レンズって記事を書いてた「TTArtisan 23mm F1.4」をやっと買いました。
TTArtisanは中国深センの光学メーカー「銘匠光学」のブランドで、以前TTArtisan 35mm F1.4って1万円でお釣りが来る激安レンズを購入、お値段以上のクオリティですっかり気に入ってしまったので、このTTArtisan 23mm F1.4が発表になったときから注目してたのですな。
APS-Cで23mmですから35mm換算で35mm相当、オジサンが一番気に入っているXF23mm F2と同じ焦点距離。記事執筆時の焦点工房オンラインストアで税込み14,310円でした。
ブラックとシルバーが選べるのですけど迷わずシルバーを。ちょっとレトロな雰囲気の、しましまシルバーのピントリングがカッコよくてね、こういうのはゼブラ柄レンズなんて呼ばれてましたな。昔のローデンシュトックの引き伸ばし用レンズや、ツァイスイエナのレンズを思い出させます。
レンズキャップもオールドレンズのような被せるタイプ、この辺りの遊び心やデザインの面白さ、国産メーカーじゃ出さないようなレンズを次々格安価格で発表してくるのが今時の中華レンズの勢いなのでしょうなぁ。(笑)
ただしオートフォーカスではなく、単にボディーに付くだけのマニュアルレンズなので、ピント合わせは自分でやらなくてはなりません。
スマホのカメラも含めてオートフォーカスしか知らない方には、ココ敷居の高いところかもしれませんけど、昔はオートフォーカスなんて無かったですし、ピント合わせは写真の基本中の基本でしたから、オジサンには当たり前の作法、若い頃に戻ったような楽しさで撮れますね。

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愛用のXF23mm F2と比べると全長は短いけど重さは224g(キャップ無しレンズのみの実測値)と64g重いので小さくても金属のずっしり感がありますな。レンズ構成はLD異常低分散レンズ1枚、高屈折低分散レンズ3枚も使った6群8枚、絞り羽根は10枚でF1.4~F16まで。

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絞りリングはレンズ先端にあって、回すとクリックがあり感触はコトコトって感じで軽め。F1.4からF4までは中間絞りのクリックがありますが、F5.6からF16までは一段ごと、これあかんがなって思ったのがF11は表示もクリックも省略されてるってところ。なのでどうしてもF11で撮りたいときは、指先の感覚を頼りにF8とF16の中間にセットするしかないかと。(笑)

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古いタイプのレンズで見かける等間隔じゃない絞りだから表示もクリックも出来なかったのでしょうね、対してピントリングはネットリ感のあるやや重めで、最短から無限遠まで約100度ぐらいの回転角、最短撮影距離は20cm。ピントリングと絞りリングは手にした時、指先の感触が全く違うので間違えることはありませんでした。

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専用の角型メタルレンズフード「T43LH B」も発売されているのですけど、付けた姿がオジサンの好みじゃないので買いませんでした、手持ちのフードを使います。ま、ざっくりですけど見た目はこんな感じのレンズです。ただ箱から出しただけのレビューですけど。(笑)
印象としてはオールドレンズっぽい雰囲気を感じました、このビルドクオリティでF1.4の明るさにこの価格ですから納得かと。ただたくさんの方のレビューで指摘されてる、逆光時のゴーストやフレア凄すぎ問題があって、これが気になってます。その辺りも含めてただ今鋭意テスト撮影中。

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