XF23mmレンズは、F1.4よりF2だと負け惜しみ。
フジXマウントで使えるレンズを数えたら、純正にオールドレンズに改造したのまで含めて29本。なので防湿庫は「Xマウントと愉快な仲間たち」状態。(笑)
その中で頂点に立つのがXF23mm F2。35mm換算の焦点距離は35mm、画角63.4度で画質もいいし、カメラとのバランスや使い勝手などオジサンの街歩きにピッタリ、ダントツの持ち出し率なのでコレが一番なのですな。
この23mm、Xマウントのサイトには開放絞りF1.4の新旧2本とF2の合計3本が掲載(記事執筆時)、旧タイプは終売なのでいずれ削除かと、新タイプは今年2月24日発売なのでこれからのF1.4を担うレンズ、防塵防滴など今時仕様になってますな。
だけどオジサンの中でナンバーワンはF2のやつ。(笑)F1.4が買えないわけじゃ…と言いたいところですけどキッパリ「買えません!」価格comで価格差2倍以上、10万円超えなんて買えるわけ無いですよ。さらにデカくて重さも2倍以上だってさ。
ここからの文章は単なる負け惜しみになりそうですけど、F1.4なところ以外デカくて重くて高いだけのレンズと言ってしまいたいですな。(笑)だけどこういうレンズが売れて、もてはやされたりするのがレンズの世界。
自分の撮影スタイルに本当に必要なのかって迷いを撹乱するレビュー記事なんてのがいっぱい。(笑)そもそもF1.4じゃないとダメなのか、ただ情報に踊らされてるだけではって思います。
例えばF1.4の開放絞りでしか撮れないシーンが万に1つあったとして、そのためだけにF1.4のレンズを用意するのはプロなら当然、機材が無くて仕事を逃すなんてことがあってはなりませんから。だけど趣味で写真を楽しんでる方が同じものを欲しがるのは、ただの自己満足ですからねぇ。(笑)
オジサンの独断と偏見ですけど、23mmってやや広角ですからそんなに背景ボケないですし、ボカしたいのなら被写体と背景までの距離や撮影位置を考えなくてはなりません。F1.4開放の中途半端なボケはゴチャゴチャした背景がうるさいだけなので求めてないのですな。
それよりも広角レンズって自分が動くことで構図の変化が大きいので機動力を最重視。F2でもその分軽くて小さいのが正義だと思ってます。実際はF8に絞り込んで撮ることが多いですしね。あからさまにボカしたいのならもっと長焦点レンズのほうが手っ取り早いと思いますよ。
オジサンが大好きなXF23mm F2は小型のX-T30やX-S10に付けるとバランス良く、撮りながら何だか前へ前へと歩いていける感のあるレンズなのですな。特にX-S10と組み合わせると、デカいグリップとボディー内手ぶれ補正のおかげで片手で撮影できます。
これが強力で、左手に杖で歩行しているオジサンにはホントありがたい。今のところ手ブレ写真はありませんよ、手ぶれ補正は強力だしレンズもボディーも軽量なので片手でも負担がないですからね。
さらに画角のしっくり感ですな、このぐらいの位置でカメラを構えたら、これぐらいの範囲が写るってのが読みやすいのですな。なので構図を決めるために前進後退が少なくて立ち止まって構えればピタリと収まる快感、単焦点レンズを楽しむ上ですごく重要なポイント。
オジサンの撮り方と撮るものを考えるとXF23mm F2はベストチョイスでした。明るいレンズをありがたがるのは分からなくもないですけど、自分の写真ライフに本当に必要かってところを考えて選択するのが「撮ること」を楽しくすると思うのですけどねぇ。
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