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2022年4月10日 (日)

XF10でガッツリ街撮り。

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カメラ&写真好きなので、カメラを持ち歩くということは日常と言いますか当たり前。荷物になるとか重いとかは、持たない理由にならないわけで。
オジサンの場合、一眼レフがカメラの原点でしたので、一眼タイプのミラーレスX-T30かX-S10に好みのレンズを付けたのが一番ミニマムなセット。お出かけのカバンにはいつでも入ってます。
なので高級コンデジなんて言われる、尖ったスペックのカメラが各社から出てきたときも「ふ~ん」って感じでした。特にファインダーの無いカメラには興味無し、それは今も同じですけど「XシリーズプレミアムコンパクトカメラXF10」をしばらく使ってみて、こういうカメラの存在価値と言いますか値打ちも分かってきましたよ。
なので今回はいつもの街撮りをXF10だけでガッツリ撮ってみました。縦横比はましかく写真に設定、絞り優先AE、少し明るく写る傾向のカメラなので-0.3か-0.7の露出補正、フィルムシミュレーションはVelviaで、デジタルテレコンは使わず、焦点距離18.5mm(35mm換算28mm)のみで元町大丸周辺の旧居留地から南京町、乙仲通り、元町商店街をウロウロ。長距離、長時間歩行はまだ無理なのでこれぐらいが丁度良いかと。
で、撮ってみて2400万画素のAPS-Cセンサーに単焦点レンズですから不満はありませんでした、それでいてコンパクトサイズ。実はすごいカメラなのに、それを持ってる感が無かったですな。
何だかカジュアルと言いますかサクサク撮れます。その辺りが高級コンデジのホームグラウンドなのかと、写真のクオリティはすごいのに、撮ってる時のカメラの存在感がほとんど無いというところ。そんなすごいカメラで撮ってるように見えないですからね。(笑)
で、口が酸っぱくなるぐらい何度も言いますけど、ファインダーが無いのが唯一の欠点、屋外で背面液晶モニターってほぼ何にも見えないのよ。(笑)で、撮った写真はこんな感じ、すべてノートリミング画像補正無しです、どうぞ。

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まず大丸東側、明石町筋にあるグッチのショーウインドー、向かいの大丸が写り込んでるのがいい感じでした。この辺りは高級ブランドだらけなのでおしゃれですな。

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で、その並びに最近近くから移転してきたルイ・ヴィトンの猫と桜のウインドウディスプレイ、目立つしデカイしお金掛かってる感がありますな。高級ブランドの新装開店ってことで神戸新聞の記事にもなってましたよ。

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その向かいのエルメスの建物、旧ナショナル・シティ・バンク・オブ・ニューヨーク神戸支店だったレトロビル、この辺りに来ると必ず撮る建物です。描写は樽型や糸巻き型の歪曲収差もほとんど感じられず、単焦点レンズならではって感じですな。カメラの水準器表示をONにしていると便利。

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おなじみの中華調味料ウェイパァーのトラック、赤いトラックはよく見かけるのですけど、海鮮味の青いトラックは初めて。日差しの当たり具合が絶妙だったのでイイ感じに撮れました。

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南京町の屋台でせいろの豚角煮まんを撮りました。お店の人がよそを向いてるすきにパチリ、こういう手軽さはイイですな。ただ赤いビニールのひさしのせいで色かぶりしてますけどね。(笑)

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木の動物雑貨を扱うお店のショーウインドーに飾ってあったペンギン親子、なんとか周りの景色が写り込まないように、ガラスギリギリまで寄って撮りました、寄れるって大切、XF10はレンズ前10cmまで寄れます。

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路地にあるおしゃれなフィットネスジム。奥の壁に書かれたイラストにピントを合わせたので、手前の窓枠は少しボケてますけど味わいかと。

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元町商店街にある、猫をモチーフにしたクッキーや雑貨を扱う小さなお店。手前の缶バッチにピントを合わせて、絞りF5.6でこれぐらいのボケ感でした。

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同じく商店街にあるベトナム料理屋さんの等身大のお姉さん看板と雑貨屋さん、顔認識をONにしてたので勝手に目にピントを合わせてくれましたよ。(笑)絞りはF2.8でこんな感じ。広角レンズなのでボケ量は少ないですけど、寄り具合と背景との距離のとり方である程度コントロールできると思いますな。
サクッと撮り歩いた後は、行きつけの立ち飲みで一杯やりながら撮った写真の確認、思った以上に軽快に撮り歩くことが出来ました。
まとめとしましては、画質、機動力ともにオジサンの街歩きには全然不満無く、杖歩行でも片手操作で撮り歩けたのに感動、サブカメラとしてだけでなく十分メインでも活躍できるのが、高級コンデジの立ち位置だという結論です。コンパクトなのに存在感ありありでした。(笑)
これでもう十分堪能したので家内に渡します。でも時々借りる時用に買ったものは別記事で。(笑)

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