« 2022年3月 | トップページ | 2022年5月 »

2022年4月

2022年4月30日 (土)

デジタイズにはどのフィルムシミュレーション?

「写ルンです」使ってる方や、フィルムカメラに手を染めてしまった若い方は、現像に出すとデジタルデータ化してくれるサービスを、当たり前に利用していることかと思いますけど、コレをお家でチマチマやるのがオジサンのデジタイズ。何しろ今まで撮ったフィルムが山ほどあるのでね。(笑)
で、それに関する記事は過去に幾つか書いておりますけど、基本的なところは変わりません。レンズ交換の出来るデジタルカメラにきちんとマクロレンズを使用して複写、2000万画素を超える画素数なら、簡易タイプのフィルムスキャナーよりも遥かに高画質でデジタイズ出来ますよってこと。(笑)
で、その際の希望として、フィルム固有の特徴を生かす方向でデジタイズしたいわけで。なのでデジタルカメラの色再現の影響は可能な限り排除したいのですけど、完全に無くすことは出来ませんし、メーカーによってもその辺りの味付けが違います。
以前キヤノンさんのEOSを使っていた時は、ピクチャースタイルを忠実設定に設定してました。「色温度5200K程度の環境光下で撮った写真が、測色的に被写体の色とほぼ同じになるように調整されます」って説明書には出てます。つまり晴れた日の10〜14時ぐらいの環境光で撮ればドンピシャな設定。これに近い色温度に合わせてあるライトボックスに、フィルムを置いてデジタイズしてました。
ところが富士フィルムさんのXシリーズを使い出して、これがフィルムシミュレーションに変わったわけで。なのでキヤノンさんの忠実設定に相当するものはありません、近いのはPROVIA(スタンダード)一択。
この設定で撮ってみて不満は全くありませんでした、原版の色合いからかけ離れるなんてことはありません。で、ふと思ったのがフィルムシミュレーションて、実際のフィルムのテイストをシミュレートしているわけですから、原版フィルムを、フィルムシミュレーションを色々変えながらデジタイズしたらどうなるのかってところ。
カラー原版をACROSに設定してモノクロ写真にしてしまうことも出来ますし面白そう。これってデジタイズ的にはスゴイことかもしれませんな。ハナからRawで撮っておけば、後からいくらでもシミュレーションを試せて効率的かも。ただ富士フィルムさんのアプリがあまり使い勝手がよろしくないのよ。(笑)で、やってみました。原版フィルムはVelvia、20年前に東京タワーから撮った街並みです。

_t312549_blog

上の4枚はリバーサルフィルムテイストのフィルムシミュレーション、空の色がかなり違います、クラシッククロームは時代を感じるいい色合いを再現してるなって思うのですけどいかがでしょう。

_t312553_blog

次の4枚はネガフィルム2種と映画用のETERNA、モノクロのACROS。ネガはメリハリのあるHiとニュートラルなStd、どちらもネガフィルムっぽくていいですな、意外と落ち着いた感じがするのがETERNAでした。

_t312561_blog

最後の2枚はおまけで撮ってみたもの、セピアは見ての通り安いドラマの回想シーンぽい雰囲気。ミニチュアはアドバンスドフィルターって特殊効果のフィルターを設定してみたもの。お手軽にそれなり感が出てるかと。こうなるともうデジタイズじゃなくなりますけどね、お手軽で結構面白いかも。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月28日 (木)

思い出した、昭和な喫茶店アレコレ。(笑)

L43774_blog

人はなぜ喫茶店に行ってしまうのでしょうね、買い物の後でちょっと休憩だったり、純粋にコーヒーが飲みたくなったからだったり、タバコが吸いたくてなんてのもあるかと。今は禁煙の喫茶店も増えてますけど、その昔は昼休みに、立て続けにタバコを吸い溜めしてるサラリーマンやOLを見かけましたな。職場では吸えなかったり、吸わないことになってたりしたのでしょうね。
待ち合わせに喫茶店は、昭和のドラマでよく見かけたシーンでしたし、友達とのおしゃべりに喫茶店は学生の頃は当たり前でした「茶ぁ、しばきに行こか」なんて言い方が関西では流行りましたね。(笑)
延々おしゃべりが止まらないおばちゃんのグループ、おしぼりでやたら念入りに、顔を拭いたり耳掃除までするオジサン、一瞬でアイスコーヒーを飲んですぐに出ていく忙しい人、仕事サボってインベーダーゲームに熱中してるサラリーマンなどなど、昭和の喫茶店って今思えば面白かったですなぁ、お店の雰囲気も独特の美しさがありましたからね。
お店のこだわりというか、店主の好みや個性が溢れてました。ドアを開けるとカウベルがカランコロンなんてのも懐かしいなぁ。そういうところには、そういうお客さんが自然に集まって来てたのでしょう、今時のセルフの喫茶店にそれは感じられませんな、明るくてどこも同じ。(笑)
喫茶店のセットメニューって好きでしたな、カレーライスと飲み物がセットなんてのはランチでよく食べたなぁ、スパゲティナポリタンや、ピラフという名の単なる焼き飯もね。ハンバーグや焼き肉など定食が充実しているランチがメインのお店も多かったですな、美味しいしご飯おかわり自由なんてのも。

L24434_blog

何だかどんどん思い出してきましたよ。かき氷をフラッペって呼んでたこと、クリームソーダをソーダフロートなんて気取った呼び方してたお店もありましたな。サンドイッチに塩、カレーライスにウスターソース、スパゲティにタバスコがセットだったこと、とろけるチーズが発売された後ピザトーストがメニューに増えてたこと、これもタバスコがセットでしたな。
カルピスをコーラで割った飲み物もありました、その頃よく行ってた喫茶店では「イブ」って名前でしたよ。ホットケーキをちゃんと焼いてるお店は、メニューにしっかり「自家製」って書いてましたな。そうじゃないお店は冷食を温めるレンジの音がしてました。(笑)
そうそうバターを塗ったトーストにグラニュー糖をパラパラかけて食うと美味いって知ってました?ソーダ水に入ってる真っ赤っかなサクランボの軸を、口の中で結び目作るって、ヒマ人の遊びも流行りましたなぁ。(笑)
思い出はきりがない昭和な喫茶店のアレコレ、昔ながらのお店は少なくなったとはいえ、地元にもまだ幾つかあります。時々行きますけど、なぜかホッとするというか、やっぱり落ち着きますね。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月26日 (火)

いる物、そそる物、いらない物。(笑)

_t312384_blog

もしもすごい大金持ちで、欲しいものは何でも買えるとしたら、果たして買い物って楽しいでしょうかね。自分の収入や、毎月のお小遣いなど、限られた制約の中でやりくりしなくてはいけないから、買い物って楽しいのじゃないかと思うのですな。
タイトル通り、いる物、そそる物、いらない物を吟味して選択しなくてはならないところが醍醐味じゃないかと。本当に欲しいものなのか自問自答を繰り返して決めるという。
何でも買えるお金持ちだったら、そんなので悩むことなんて無いですからね。とりあえずお金はあるから、高いもん買っとけって豪邸買ったり、スーパーカーや世界に数個なんてブランド物買ったりできるわけでしょう、アレって本当に欲しくて買ってるんですかね、うんと努力の結果こんなのが買えるまでになりましったって見せびらかし?お金持ちの心理なんて、どう逆立ちしても想像つかないので分かりませんけどね。(笑)
で、思うのですけど、普段は切り詰めた節約生活でも、自分の好きなものには財布の紐が緩くなってしまうのはどの方も同じじゃないかと、その対象と緩め具合がその人らしさだったりします、趣味だったり、大好きなものだったり、コレクションだったり。たとえ使い過ぎてお小遣いピンチになっても、好きなものに使っちゃった場合は許せて、貧乏になるけど幸せにもなれるものですな。(笑)
オジサンの場合1番目がカメラと写真のアレコレ、2番目がお酒にまつわるアレコレ、この二つだけ。それ以外のものには財布の紐はギュッと固結び、年々おいそれと緩めなくなりましたな。

L42474_blog

元々何でも欲しくなったらすぐ買っちゃう方だったのに、家庭を持つとそんな自由気ままなことは出来ませんし、年齢とともに欲しい物が無くなって行きますからね。で酒とカメラの日々が「いる物」として残りましたよ。(笑)
次に「そそる物」は何だろう、ネットで見つけていいなって思った物も、しばらくすると忘れちゃってますし、スーパーへ買い物に行ったときに「旨そう、買っとこうかな」ぐらいの小さなそそる物しか思いつきませんな。いつかは使って見たいって思う、そそるカメラもありませんし、お高いお酒にもそそられませんしねぇ。(笑)
最後の「いらない物」ですけど、物欲はどんどん断捨離してますからね。基本的に興味が無くなったものがいらない物ですかねぇ。洋服だとかファッション関連はそうですな。元々ファッショナブルじゃ無いですし、服は10年ぐらい着られる耐久性重視なので、アウトドア系の丈夫なやつばかり着てますな。なのでいつも変わらぬ装い。(笑)
基本的に物欲が無くなったら、いらない物も思い浮かびません。欲しいってそそられる気持ちがあるから、それが本当にいるか、どうしても必要かってお財布事情と相談の結果、いるかいらないかに別れるわけですからね。結局、カメラ写真関連と飲み代にはお財布ゆるゆるで、それ以外はケチなだけのオジサンてのが分かりましたよ。(笑)

| | | コメント (2)

2022年4月24日 (日)

フィルムは、遠くに在りて写せない。

4月7日にアップした「小さな希望と大きな絶望が、フィルムカメラに。」って記事に頂いたコメントの中に、KMやKRって懐かしの言葉がありましてですね。
これリバーサルフィルムの略号なのですけど、もはやこういう言葉すら知らない世代が、今フィルムを楽しんでいるのが現実。ココはひとつ「今時の若いモンが知らん」フィルム話を書いてやろうかと思ったのですな。

_t310761_blog

で、先ほどの略号ですけどね、KMはコダックのコダクロームISO感度25、KRはISO感度64のフィルムを表してます、そのプロフェッショナルタイプはPKM、PKRと呼ばれてました。
当時リバーサルフィルムには色素を構成するカプラーと呼ばれるものが乳剤に含まれる内式と、発色現像時に注入する外式の2種類あって、コダクロームは外式。
粒子が細かく解像度が高い、耐候性が高く変色しにくいという特徴がありましたけど、現像工程が複雑で時間がかかったのですな。地方だとプロラボに出してもその日に仕上がらない、対して内式フィルムは2時間で仕上がりましたからね。
それでもファンが多かったのはシャドーの締り、深みのある空の青色など、渋くて重厚で
独特な色調が魅力的だったから。外国製フィルムの色合いと言いましょうか。

_t310758_blog

内式フィルムのエクタクローム64(EPR)にせよコダックの色調って総じてこの傾向、こってりと塗り重ねて描かれた油絵の雰囲気だなって思いました、対して富士フィルムさんは日本画の感じ。
どっちが良い悪いじゃなくて好みの世界、あの頃まだ若造だったオジサンは色々なリバーサルフィルムを使いましたけど、ある時エクタクロームでの撮影で大失敗。
夕暮れ時で色かぶりは予測して撮ったのに、同じ露出で撮ったフジクローム 100 プロフェッショナル(RDP)よりもガッツリ色かぶり、ガールフレンドのポートレイトは褐色の肌色を通り越して、カレー色の顔で全滅、若かったというかバカだったというか。(笑)
以来フジクロームばかり使うようになって1990年の
Velvia(RVP)発売以降はこればっかり、夜の撮影や目測式のクラシックカメラにはPROVIA 100(RDPⅡ)を使ってました。

_t310759_blog

そういえばコニカミノルタのSINBI 100 プロフェッショナル(SRP)も使った覚えがあるのですけど印象が薄いですなぁ。ミノルタと一緒になる前はコニカ、それより前はサクラカラーって言ってたなんて、若いもんは知らんでしょうな。(笑)
リバーサルフィルムって主要銘柄はたいてい、一般タイプとプロフェッショナルタイプが発売されていたのですけど、プロじゃないと買えないとかじゃなくて、フィルムベースが印刷物向けだったり、乳剤の管理がより厳密だったりしたのですな。
コマーシャルフォトの世界では色再現って超重要、同じ乳剤番号のフィルムを買い込んだり、現像はプロラボの現像液が安定する火曜日にしか出さないなんてカメラマンもいましたなぁ。(笑)

_t310760_blog

フィルム時代の懐かし話を語り始めたらキリがありません、だけどそのフィルムがどんどん遠ざかってます、なにしろリバーサルフィルムの絶望的値上がりに音を上げるどころか、息の根を止められた感のあるオジサン、なのでリバーサルフィルムは富士フィルムさんのミラーレス機のフィルムシミュレーションの中。
これの出来がすごく良いので不満はありませんし、楽しんでおりますけど、やはりデジタルは質量の無いデータ、手に持ってライトボックスの上で鑑賞するなんてできませんからね。

| | | コメント (0)

2022年4月23日 (土)

間違いだらけが、もう止まらない。

好きで始めた物事って、知識や経験が増えて楽しくなってくると、それを誰かに教えたいって気持ちが出てくるものですな。この楽しさを共感共有できる人を増やしたいって気持ちとでも言いましょうか。
今時はそういう気持ちを誰でも発信できるブログやnote、SNSやYou Tubeなどのツールが当たり前になってます。なので勢いやスピードで発信したもの勝ちといいましょうか、内容の良し悪しよりそういうコンテンツが目を引いたり注目されやすいようですな。

_blog_20220422065502


オジサンの場合は写真&カメラ好きなので、そちら方面のブログや動画はよく見ています。ところが生半可な知識だけで書いてるようなのや、明らかに間違ったことを堂々と発信してるなんてのが見受けられます、というかすごく多くなってるように思います。
自分がやってみたり教わったこと、うまく行ったことを教えたい、広めたい、役立ててほしいって気持ちはわかるのですけど、十分理解してから発信してるとは到底思えない、間違った知識と感覚だけってのが、このままじゃマズイなぁと危機感を感じるわけで。

_blog_20220422065601


きっと発信している方は、どこが間違っているのかさえ分かってないだろうなって、記事や動画を見てて分かります。だからきちんと調べたりしないまま発信することに躊躇も疑問も不安も無いのでしょうね。
写真の撮り方やカメラの使いこなし、レンズの特徴なんてのを「〇〇が初心者向けに分かりやすく解説します」なんて「私が教えてあげる系」コンテンツのは、目も当てられない間違いや、まるで解説になってないのがあまりにも多くて驚きました。
掲載作例写真が明らかにストックフォトからのかき集めってのもありましたな。写真の解説するのなら最低限自分の撮った写真でやんなさいよ。(笑)

_blog_20220422065602


デジタル・フィルムに関係なく写真やカメラに興味を持ってまだ日の浅い人たちが、自分が得た知識に嬉しくなって、早く皆に教えたいって気持ちだけでコンテンツを作ってるのでしょうけど、この自信満々さはどこから来るのでしょうね。
カメラメーカー各社のサイトを見ると、写真&カメラ・レンズの基礎知識を初心者向けに分かりやすく解説してくれてるのですけど、そういうのは見てないのでしょうか、見てないのでしょうなぁ、役立つことがいっぱい出てるのにねぇ。(笑)

_blog_20220422065701


写歴だけは長いオジサンは見てておかしなところはすぐに気が付くのですけど、そうじゃなくてそれを信じたり鵜呑みにしてしまう方もいるでしょうから、それがさらに拡散していくのが恐ろしいのですな。一度ネットに拡がったものは止められませんからね。
なので写真&カメラ好きのオジサンとしては、まだまだちゃんと書けることがありそう、書かなくてはなりません、焼石に水でもね。(笑)

_blog_20220422065801


で、メーカーさんの写真&カメラの基礎や使いこなし系サイトのリンク貼っておきます。(原稿執筆時調べ)ペンタックス・リコーはフォトアカデミーってセミナーだけみたいで、解説ページは見つかりませんでした。

キャノンさんはすごく多いですな、キヤノンサイトだけでなくユーザー向けサイト「キヤノンイメージゲートウェイ」でもしっかり解説してますし、とっつきやすいイメージで眺めてても楽しい。
カメラ初心者教室 https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/#all

交換レンズ基礎知識 https://cweb.canon.jp/ef/knowledge/

キヤノンイメージゲートウエイのコンテンツ 
https://ptl.imagegateway.net/contents/original/contents-list/beginner.html


ニコンさんは参考書っぽい、デジタルカメラ用語集なんて辞典みたいなのもあって、一番カジュアル感はないですけどニコンらしさはしっかりありますな、企業イメージそのまんまお硬い感じ。(笑)
デジタル一眼レフカメラの基礎知識 
https://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/


ソニーさんはニコンさんと似てるけど、もっと敷居が低くて見やすい感じ。撮影テーマ別解説へのリンクが張ってあるので調べやすいかと。
撮影の基礎知識 https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/photo/word.html

OMシステム(オリンパス)さんは明るくカジュアルな感じの分かりやすいサイトって感じがしました。女子や若いママさん向けコンテンツが多いですな。
かんたんカメラマガジン 
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/beginner/


最後にオジサンも使ってる富士フィルムさんの。X-T20を使いだしたころ画質設定の全容を理解したくて見てましたな、どちらかと言うと「X Stories」って動画と読み物のサイトが面白くてそっちばかり見てました。(笑)
撮影の基礎知識 https://sp-jp.fujifilm.com/photography-tips/knowledge/

X Stories https://fujifilm-x.com/ja-jp/stories/

以上興味のある方は上記サイトで「間違いの無い」知識を得てください。


| | | コメント (0)

2022年4月21日 (木)

シンプルにすれば、長く使えるのに。(笑)

入院時、一日2回お茶を用意してくれたのですけど、マグカップじゃ1杯しか入れられないので、ステンレスの保温水筒を持って行ってました。長いこと仕舞い込んだままになってたのを思い出したわけで。コレなんで使ってなかったのだろうって思いつつ持っていきました。で、使わなくなった理由が分かったといいますか、思い出したのですな。
病院では個人の持ち物は自分で洗わなくてはなりません。お箸やスプーン、持ち込んだ食器類は全て共同洗い場に持って行って洗うわけですけどね、この保温水筒、きれいに洗うために部品をバラしていくと、本体と飲み口で3点、フタは5点もの部品をバラさないと隅々まで洗えないという。そもそも部品点数が多すぎるのですな。一時期職場に持って行ってたのですけど、毎日洗う度にそれをバラして乾かし、組み立てるのが面倒になって、いつしかお蔵入りしてたわけで。
中身が漏れないようにするためだけのフタが、特に無駄に構造がややこしいというダメ水筒、なぜこんな間抜けな設計をしたのか、理解に苦しみましたな。鼻の長い動物マークの、日本人なら誰でも知ってる某有名メーカー製なのですけどねぇ。ちなみに家内が使ってるのは、バラす部品なんて無いシンプル極まりない水筒、こんなのが長く使えるのよ、ノーマークで良品のヤツだそうです。(笑)

_t312432_blog

キッチン周りで使う道具類に思うのですけど、洗いにくいだとか、手入れが面倒なのって、だんだん使わなくなって、遅かれ早かれ結果的に捨ててしまいますよね。もしかしたらまた使うかもしれないって置いてても、日の目を見ることはまずありません。(笑)
使い勝手って、使う時だけの話じゃなく、その後に洗って片付けるところまで含めてのことなのだって考えられてないといいますか、見てくればかり優先のデザインや設計しかされてないから、良さそうに見えても、いざ使ってみると使い勝手の悪さが露呈、購入時にその辺りを見通せなかった自分の選択眼の無さにも腹が立つので、急激にキライになって表舞台から姿を消していただくしかなくなるのですな。(笑)
我が家には他に、某有名メーカーの密閉容器と水出し用ポットが、保温水筒発掘時に一緒に出てきました。手入れしやすいシンプルさだったら、繰り返し長く使っていたでしょうけど長くお蔵入り、正直忘れてましたな、とうに捨てたと思ってました。
なのでこのままハードオフ買取カウンター行きになるかも。でも買った人が、使ってみて同じ様にイラッときて、またハードオフに売り飛ばしってことになるかもしれませんけどねぇ。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月19日 (火)

酒場のネタに、関西人あるある。(笑)

方言ってその土地で長年培われてきて、定着した言葉遣いだと思うので好きですし、心地よいと思いますな。ただあまりにも方言力が強すぎて、全然聞き取れなかったり、意味が推測できなかったりするのもありますけどね。(笑)押しというか自己主張の強い、前に出る喋り方がデフォルトな関西圏で育ってますので、他の土地の言葉は柔らかく聞こえるのかもしれません。
そんな魅力ある方言を若者が使わなくなっているそうですな。SNSなど、文字のコミュニケーションのせいで標準語が増えているのでしょうね、方言って変換しにくいですし。(笑)
昔からの方言や言い回しで使わなくなってる言葉も多いですな、京都の方はもう「〜どすえ」なんて使ってませんし、大阪の「〜でんねん」や「〜でっか」も、まだ言うのは明石家さんまさんぐらいじゃないかなぁって思います。東京の方も「べらぼうめ」なんて使わないでしょ?(笑)
昔ながらの言葉が廃れていくのとは違って、時代とともに変化しているだけだと思いますな、きっとオジサンの知らない新しい方言や言い回しも、若い人たちの間で生まれているのでしょう。なので方言が無くなるなんてことは絶対無いと思いますよ。
ただ世代の違いで、使う方言や言い回しが違うのはありますね。こういうのって酒場での話のネタにもってこいで、誰でも食いついてきてくれて、共感や盛り上がりを得られるので、オジサン常に幾つかは用意しています。(笑)
例えば関西人は「肉まん」と呼ばずに「豚まん」と呼ぶなんてネタね。最近は中華まんなんて表記も、あんまんや、カレーまんや、ピザまんなんて、コンビニ変異種が増えたせいで、ややこしいことになってますな。(笑)

_s108649_blog

家庭料理が変わってきたせいもあるのでしょうね、若い人に通じなくなってるのが「豆、芋、揚げ、お粥に共通するものは?」って関西人クイズ。答えは「さん」付けで呼ぶ食べ物。お豆さん、お芋さん、お揚げさん、お粥さん、年配の方やおばちゃんの正解率は高いのですけどねぇ、若い人から「へぇ〜」って言われるとちょっと悲しいですなぁ。
そうそう「シュッとしてはる」って褒め言葉を思い出しましたよ、「あんたアホやなぁ」は「可愛らしいなぁ」に近いニュアンスの褒め言葉ですけど「シュッとしてはる」は垢抜けてる、スマート、見栄えやカッコええ人に使う褒め言葉、これって若い人も使ってるのでしょうかね。(笑)
「何で何で?」「知らん知らん」「ホンマホンマ」「ちゃうちゃう」「ウソウソ」なぜか2回繰り返してしゃべるのも関西人あるあるですなぁ、思い当たる節があるでしょ。(笑)書きながらこんなネタってなんぼでも思いつきますな、キリがありませんよ、なので今日はこれぐらいにしとったろ。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月17日 (日)

ブログのアクセス数?どうでもエエでしょ。

いつかこのブログをWorld Press使ってカッコよくしてやるぜ、なんて思ったこともありましたな、思っただけでそのまま数年過ぎました。(笑)
あの頃に比べるとWorld Pressもどんどん敷居が低くなって、誰でも使えるみたい。世界中のホームページやブログの1/4で利用されているそうですけど、これだけ普及すると新鮮味を感じなくなったと言いましょうか、カッコよくする気持ちが、なんだか冷めてそれっきり。(笑)
その辺り、ブログに対する気持ちの変化も大きかったですな。以前は記事数が増えるにつれ、過去記事を検索しやすく、どんな記事があるのか見渡しがきくようにしたいという思いがあったのですけど、このブログは丁度9年目、記事数はもう少しで2000越え。そうなると過去記事は内容が既に今時と合わなくて、古くなっているのもそれなりにあります。
流行り廃りに左右されないような内容をって考えながら書いたつもりでも、読み返すと古臭かったり。デジカメやパソコン関連記事なんて既に昔話、そんなのが検索で出てきてもただのタイムカプセル発掘ですからね。(笑)いっそ新たに今の流れを盛り込んで書き直しちゃった方がいいなと、読み返していて思ったわけで。
新鮮な記事の方が見ていただけるでしょうし、何よりやってるオジサン自身が楽しいって気が付いたのですな、やってて楽しいってのはスゴク重要ですからね。これだけ続いたおかげで毎週のルーチンワーク化してますけど、そこに楽しみがあるわけで、ネタが浮かばないと焦りますし、記事に合う写真を撮ったり、探したりするのも手間がかかるのですけど、止めないのは楽しいから。(笑)

_blog_20220228175101

このブログのアクセス数は、毎日大体300〜500ぐらいの間、コレってブログを始めて記事数が100を超えた頃からほぼ変わっていません。お正月や休みの時期に少し増えたかなぐらいで推移しています。
だけどこのアクセス数に興味が無くなったと言いますか、そこに目的や目標がもはや無いのですな。むしろこれは、わざわざ時間を割いて見に来てくださる方々からの、日々のありがたい手応えだと思えば、オジサンにとって十分過ぎるアクセス数ですから、感謝しかありません、もう十分な量なのでありますよ。
なのでアクセス数より記事が重要。記事になりそうな面白いネタは、日々の生活の中に絶対ありますから、それに気付くかどうかがキモと言いますか、見つけるのも楽しい部分だったりします。それを記事にする時も、これだけ書いてきたのだから、何とかなるだろうって気持ちがどこかにありますな。
後は途切れさせずに、どこまで続けられるかってところかと、続けるってダラダラやってるのじゃなくて、明確な意思表示ですからね。持続は力、続けてきたことのボリュームで語れる話も先々あると思って書き続けますよ。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月16日 (土)

XF10用に買ってしまったもの。(笑)

XシリーズプレミアムコンパクトカメラのXF10、いわゆる高級コンパクトカテゴリーのデジカメなわけですけど、こういうカメラはリコーのGR以来なので、なかなか新鮮な使い勝手でしたな。正直言って楽しかったですよ、一通り遊ばせてもらったので家内に渡しました。
カメラ&写真好きオジサンの気持ちとしては、やはりファインダーのある一眼タイプのカメラがメインですけど、こういうのも便利でイイなぁと思いましたな。
機動力あるし、色々こなせて守備範囲も広いので、ちょっとそこまで買い物なんてミラーレス一眼を持って出るほどじゃないけど、写真が撮れる用意だけはして出かけたいって場面ではスーパーウエポンかと。カメラって、持ってない時に限っていいシーンと遭遇するって、あるあるですからね。
その辺りがいつも持っててすぐ撮れるスマホにカメラが負けたところでもありますな、ただあのチープ画質には納得できないのでXF10のような、ちっちゃくても写り抜群なカメラがあると安心&納得かと。なので家内に渡したとはいえ、時々貸してねって言ってあるので、まず予備バッテリーを調達しました。
だけどすでに取り扱いがほぼ終わってるみたいで、互換バッテリーのロワジャパンでは販売終了、検索で聞いたこともないメーカーが出てきましたけど、ちょっと不安だったので探していたら、純正バッテリーが見つかり購入。
だけど売れずに在庫のまま長期放置されてたようで、届いたのは箱はボロボロ、付いてたソフトケースもところどころ黄色く変色してましたな。ちゃんと使えてるので気にしませんけど、ややこしい人だったらクレーム付けるレベルですよ。(笑)

_t312491_blog

それからストラップも買いました。とりあえず使ってたネックストラップは少し短いので、良いのがないかと探していたら、Amazonで写真用品でおなじみエツミさんの「たすき掛け専用速写ストラップ クイックループ E-6547」なるものを見っけ、購入時価格1,227円でした。

_t312486_blog

杖歩行でカメラを持つのには良さそうかと、カメラの三脚穴に取り付けるリングが、たすき掛けしたストラップに通してあるという構造で、持ち歩く際はウエスト辺りでカメラを天地逆さに保持、撮る際にはそのまま滑らせて目の高さまで持ってこれるわけですな。

_s108934_blog

オシャレ感はありませんけど、落下防止の補助ストラップも付いてて実用としては二重丸。付けて歩いてみるとカメラがブラブラしませんし、速写を謳うだけあって即座にカメラを構えられました。
特に便利って感じたのは、杖を突いたまま片手で使うので、長さを調節して、構えた時にストラップがピンと張るようにすると、手ブレを軽減できたのですな、これは思わぬ発見。
下げてる姿はカッコ良いとは言えませんし、家内はこういうの使わないだろうから、オジサンがカメラを借りる時専用に買ったものですけど見た目以上に良いものでしたよ。
他にあれば便利なのは充電器、USB接続の本体内充電なので別売、しかももう販売終了。メルカリに純正品が出てましたけど足元見過ぎのイイ値段。なのでまず近所のハードオフを探索、無ければ激安中華機材で調達もありかと。(笑)

| | | コメント (2)

2022年4月14日 (木)

ファーマーズマーケットに行ってみた。

_s109190_blog

こういう催し物ってオジサンはまず行かないのですけど、家内は好きで1人で出かけたりしてます。作物を作っている方や、料理人や、お店をやっている方など、様々な方が集まるわけですから、一気に見て回ることができますしね。
昔よく行ったデパート開催の中古カメラ市も一度にたくさんのお店を見れ回れるので楽しかったですな、丁度あれと同じ感覚かと。で、4月の土曜日は地元漁港で開催だそうで、家内の「行くで」のひと言で連れ出されてしまいました。(笑)
そもそもこのファーマーズマーケットとはなんぞやなので調べてみたのですけど、「EAT LOCAL KOBE」という公民一体となって神戸の農水産物のローカル地産地消化を推進するプラットフォームなるものがあって、その中の4つの事業のひとつが「ファーマーズマーケット(FARMERS MARKET)」だそうです。

_s109181_blog

「消費者と生産者が直接出会うことができる場づくりを行う事業」って出てましたな。そのような立派な志と言いますか、大義名分があっての催し物だなんて知らなんだってのが正直なところ。ただの休日にやってるフリマだと思ってました。(笑)
そんな程度の認識しかないオジサンが出かけたわけですから、地産地消に貢献するなんて、とてもとてもって感じだったのを先に申し上げておきます。ほぼ家内の買い物の後をくっついているか、ベンチで休んでるか、周りで写真撮ってるか。(笑)
家内は何だかいっぱい買い込んでましたな、山菜だったり、花の苗だったり、お菓子だったり。そうそう播州織のお店で自分で染めるための白無地の生地を買ってました。

_s109238_blog

こういう時の女の人って自分の気に入ったのが見つかるまでとことん探してます、店頭に並んでなければ、お店の人に言って運んできた箱の中も全部出させて吟味、しばらく横で見てましたけど、これは長期戦になりそうだったのでさっさと離脱、漁港で写真撮ってましたよ。(笑)
開催時間少し前に行ったのですけどすでに人でいっぱい。もう開いてるお店もあれば、まだこれからのお店もありましたし、準備中から人が並んで待ってる人気店もありました、皆さんよく知ってるのね。
見てるとこういうマーケットって朝イチが勝負みたいですな、のんびりウロウロしてから、お昼に食べるものでも買おうと思ったらもう売り切れだらけ、今回出店してた地元割烹料理屋さんのお弁当は瞬殺で売り切れでしたからね。
結局家内に付き合ってウロウロしただけでした、次も行くかなって思うと無いでしょうなぁ。地産地消なら地元のお酒とアテでも並べてくれりゃ、朝から飲めるってだけで開催時間前に颯爽と出かけますけどねぇ。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月12日 (火)

密かに楽しむ、ふりかけパラダイス。(笑)

皆さんにとって、ふりかけってどういうポジションの食べ物ですか?白いご飯ありきの食べ物なので、そのまま食べても美味しくありませんと言いますか食べませんけど、ご飯にパラパラした途端、色々な味わいにしてくれる魔法のトッピング。(笑)
勤めていた頃は、弁当にかけて持って行ったり、職場の引き出しに小袋入りのを常備してたりしました。無くても困るわけではないのですけど、あれば確実に食事の厚みが増すアイテム、おかずがショボい時にはまさに救世主でしたな。そうそう、立ち食いそば屋に並んでるおにぎりって、何故かふりかけがかかってますな「のりたま」が多いような気がするのですけど何で?(笑)
おにぎりにパラパラもいいのですけど、あったかご飯に混ぜ込んでおにぎりにすると美味しいふりかけもありますね。我が家では焼き鯖ふりかけや、小魚系ふりかけ、野沢菜やわさびのふりかけがコレの定番。混ぜ込んで小さめのおにぎりにします、ご飯が残った時に作っておくと、いつの間にか食べて無くなってますよ。(笑)
で、そんなふりかけが、入院生活での必需品だったってお話。ホントはやっちゃいけません。病院食は治療の一環、血液検査の結果や体重、身長、運動量などに基づいて決められたものですから、それ以外のものを口にするのはご法度。
特に糖尿病などの基礎疾患のある患者さんは絶対ダメ。オジサンも中性脂肪値が世間よりホンの少しはみ出てただけで脂肪制限食に当選しました。その日から脂っ気ゼロ&超薄味。ホント泣けるぐらい味が薄くてねぇ、ここまで薄くしなくてもっていうぐらい薄味通り越してほぼ素材味のみ。(泣)
塩分ってわざわざ摂らなくても、食物に含まれる量だけで充分摂れてるって、何かの本で読んだ覚えがありますし、頭では分かってはいます。だけど現実に遭遇するのは別の話、ホント味気無いのよ。(号泣)
で、ここで満を持して堂々の「ふりかけ様」御登場。(笑)ホントこれ救世主だわ。おかずの味が薄くても、ふりかけパワーで、ご飯が進めばナントカなりますし、美味しいですしね。エッ、ふりかけはどこで調達したのかって?なぜか院内のコンビニには色々な種類のふりかけが、患者の心理を見透かしたように並んでいましたな、コレってあきませんやん。(笑)
で、一番罪悪感の無さそうな「ごま塩」を手始めに「ゆかり」なども。家内にも良さげなの持って来てってリクエストメール。表向きはタオルや下着が入った紙袋だけど、中身は御禁制の菓子とふりかけが紛れ込ませてあるという。昔のヤクザ映画でお馴染み、刑務所にイケナイ物差し入れ方式と同様の手口で、持って来てもらいましたって、何だかドキドキしましたなぁ。(笑)
だけどホント助かりましたよ。きっと生涯で一番ふりかけ消費量が多かったと言えるかと。娑婆の空気が吸えるようになってからは出番が減ってますけどね。こういう非常事態に備えて、普段からふりかけ研究をしておくのもイイかもしれません。
ちなみにオジサンが普通に一番美味しいと思ったのはフタバの「御飯の友」ってふりかけでした。正統派のザ・ふりかけって味わい。こういうのが実は飽きないのよね。(笑)

Img_5713_blog

| | | コメント (0)

2022年4月10日 (日)

XF10でガッツリ街撮り。

_t312519_blog

カメラ&写真好きなので、カメラを持ち歩くということは日常と言いますか当たり前。荷物になるとか重いとかは、持たない理由にならないわけで。
オジサンの場合、一眼レフがカメラの原点でしたので、一眼タイプのミラーレスX-T30かX-S10に好みのレンズを付けたのが一番ミニマムなセット。お出かけのカバンにはいつでも入ってます。
なので高級コンデジなんて言われる、尖ったスペックのカメラが各社から出てきたときも「ふ~ん」って感じでした。特にファインダーの無いカメラには興味無し、それは今も同じですけど「XシリーズプレミアムコンパクトカメラXF10」をしばらく使ってみて、こういうカメラの存在価値と言いますか値打ちも分かってきましたよ。
なので今回はいつもの街撮りをXF10だけでガッツリ撮ってみました。縦横比はましかく写真に設定、絞り優先AE、少し明るく写る傾向のカメラなので-0.3か-0.7の露出補正、フィルムシミュレーションはVelviaで、デジタルテレコンは使わず、焦点距離18.5mm(35mm換算28mm)のみで元町大丸周辺の旧居留地から南京町、乙仲通り、元町商店街をウロウロ。長距離、長時間歩行はまだ無理なのでこれぐらいが丁度良いかと。
で、撮ってみて2400万画素のAPS-Cセンサーに単焦点レンズですから不満はありませんでした、それでいてコンパクトサイズ。実はすごいカメラなのに、それを持ってる感が無かったですな。
何だかカジュアルと言いますかサクサク撮れます。その辺りが高級コンデジのホームグラウンドなのかと、写真のクオリティはすごいのに、撮ってる時のカメラの存在感がほとんど無いというところ。そんなすごいカメラで撮ってるように見えないですからね。(笑)
で、口が酸っぱくなるぐらい何度も言いますけど、ファインダーが無いのが唯一の欠点、屋外で背面液晶モニターってほぼ何にも見えないのよ。(笑)で、撮った写真はこんな感じ、すべてノートリミング画像補正無しです、どうぞ。

L46818_blog

まず大丸東側、明石町筋にあるグッチのショーウインドー、向かいの大丸が写り込んでるのがいい感じでした。この辺りは高級ブランドだらけなのでおしゃれですな。

L46836_blog
L46845_blog

で、その並びに最近近くから移転してきたルイ・ヴィトンの猫と桜のウインドウディスプレイ、目立つしデカイしお金掛かってる感がありますな。高級ブランドの新装開店ってことで神戸新聞の記事にもなってましたよ。

L46869_blog

その向かいのエルメスの建物、旧ナショナル・シティ・バンク・オブ・ニューヨーク神戸支店だったレトロビル、この辺りに来ると必ず撮る建物です。描写は樽型や糸巻き型の歪曲収差もほとんど感じられず、単焦点レンズならではって感じですな。カメラの水準器表示をONにしていると便利。

L46917_blog

おなじみの中華調味料ウェイパァーのトラック、赤いトラックはよく見かけるのですけど、海鮮味の青いトラックは初めて。日差しの当たり具合が絶妙だったのでイイ感じに撮れました。

L46938_blog

南京町の屋台でせいろの豚角煮まんを撮りました。お店の人がよそを向いてるすきにパチリ、こういう手軽さはイイですな。ただ赤いビニールのひさしのせいで色かぶりしてますけどね。(笑)

L47019_blog

木の動物雑貨を扱うお店のショーウインドーに飾ってあったペンギン親子、なんとか周りの景色が写り込まないように、ガラスギリギリまで寄って撮りました、寄れるって大切、XF10はレンズ前10cmまで寄れます。

L47049_blog

路地にあるおしゃれなフィットネスジム。奥の壁に書かれたイラストにピントを合わせたので、手前の窓枠は少しボケてますけど味わいかと。

L47064_blog

元町商店街にある、猫をモチーフにしたクッキーや雑貨を扱う小さなお店。手前の缶バッチにピントを合わせて、絞りF5.6でこれぐらいのボケ感でした。

L47070_blog

同じく商店街にあるベトナム料理屋さんの等身大のお姉さん看板と雑貨屋さん、顔認識をONにしてたので勝手に目にピントを合わせてくれましたよ。(笑)絞りはF2.8でこんな感じ。広角レンズなのでボケ量は少ないですけど、寄り具合と背景との距離のとり方である程度コントロールできると思いますな。
サクッと撮り歩いた後は、行きつけの立ち飲みで一杯やりながら撮った写真の確認、思った以上に軽快に撮り歩くことが出来ました。
まとめとしましては、画質、機動力ともにオジサンの街歩きには全然不満無く、杖歩行でも片手操作で撮り歩けたのに感動、サブカメラとしてだけでなく十分メインでも活躍できるのが、高級コンデジの立ち位置だという結論です。コンパクトなのに存在感ありありでした。(笑)
これでもう十分堪能したので家内に渡します。でも時々借りる時用に買ったものは別記事で。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月 9日 (土)

XF10って、実際どうなのよ。

_t312541_blog

家内用と言いながら尖ったスペックなので、オジサンのサブカメラとして使った場合どうなのってところを検証してみたXF10。今回は家内目線で撮りそうなものを掲載。
家内は基本的に構図云々より、自分の撮りたいものが望みどおりに撮れてればいい人なので、育ててる花や、作った料理、日常のアレコレなど。クラフト作家なので作ったものの撮影にも活躍しそう。ipadのカメラじゃ納得できなかった部分はすべてクリア。画質に関しては全く不満も問題も無し、コンデジとしてはデカイAPS-Cセンサーですからね。拡大して見ても細かなところまできちんと描写されてます。
35mm換算で28mmの18.5mmレンズは単焦点ならではの高画質、オジサンの大好きなXF23mm F2と比べると広角なので、その分1歩か2歩いつもより前に出ないと散漫な写真になりがちですけど使い勝手はイイですな。レンズ先端から10cmまで寄れるので料理などを撮るのにも良さそう。

_dsf0370_blog

_dsf0391_blog

レンズ前玉はやや奥まったところにあるので、雑にキャップを付け外ししても擦ったりしませんし、何よりキャップ無しでもほとんど汚れないので、そのまま胸ポケットに入れてても気が楽。(笑)
充電に4時間かかるとはいえ、バッテリーの持ちはイイですよ、仕様によると標準撮影枚数330枚となってますけど、すでにそれを超えてますがまだ撮れてます。撮ったのをBluetoothでipadに送れるのもマル、それまでipadのしょぼいカメラで撮ってメールなどに使っていた家内にとってココすごく重要なところでしたのでね。

_dsf0617_blog
_dsf0625_blog

そうそう背面液晶モニターのフリック動作は、反応が鈍く使い勝手が悪いので割当て無しにしました、タッチAFと干渉するのですな。(笑)
手ブレ補正は電子式手ブレ補正が動画撮影時だけ有効ですけど、カメラをしっかり構えれば済む話ですし、チルト液晶じゃないのもこのカメラには必要とは思わないので全然OK。
で、このカメラに限らず、スマホでも他社のファインダーの無いコンデジでも同じだろうと思うのですけど、明るい屋外で撮ってると液晶モニターが暗くてホント見えない、一番の欠点と言いますかイライラするところでした、だいぶ慣れましたけどね。

_dsf0705_blog_20220404083101

Xシリーズの特徴である「X-Trans CMOS センサー」ではなくベイヤー配列のセンサーなので、フィルムシミュレーションの色味が違うなんて意見もネットで見受けられましたけど、オジサン的には色合いの傾向は同じだけど効果がちょっと弱い感じがしましたな。
好みや受け取り方の違いもあるかもしれません。そこをヤイヤイ言うつもりはありませんよ、必要十分すぎる画質だし、手軽に持ち歩けて日常生活でのほとんどのシーンを、スマホなんかとは比べ物にならないクオリティーで撮れますから、サブカメラとしてだけでなく、XF10ひとつでも十分まかなえそうって思いましたよ。(笑)

_dsf0729_blog

| | | コメント (2)

2022年4月 7日 (木)

小さな希望と大きな絶望が、フィルムカメラに。(泣)

3月22日のデジカメ系ニュースサイトで「コダックが、中判カメラ用の新しい120フィルムの5本入パック、Kodak Gold 200フィルムを再発売、価格はPortraやEktarよりも25%安価になる。」ってニュースを見ました。
コダックは高いので安価と言われても、実際どれぐらい安くなるのか分かりませんけど、昨年富士フィルムのPRO400HとPRO160NSが生産終了になって、カラーネガフィルムの選択肢が減っていたところなので、二眼レフのローライフレックスなど中判カメラを使っているフィルムファンにとっては朗報かと、良かった良かった。
で終わるわけが無さそうなのは、このブログをいつも見てくださる方なら想定範囲内かと。(笑)良いニュースはこれひとつだけでしたな。数日後の3月25日に「富士フイルム写真関連製品 一部価格改定のお知らせ」って値上げのニュースリリースがありました。
4月1日からフィルムが20~60%値上げ、5月1日からカラー写真印画紙が10~20%、処理薬品が約10%値上げ、6月1日からプロラボ製品やプリント製品・サービスが8~94%値上げだそうです。
フィルムの値上がりは痛いですけど、製造終了と値上げならどっちって言われれば値上げですとしか言えません、フィルム無くなればデジカメ以前のカメラは全て終了でただの飾りになっちゃいます、高かろうがすがり付くしか無いわけで。
特にリバーサルフィルムファンのオジサンは富士フィルムさんのVelvia、PROVIAが命綱なわけで。それだけじゃなくて薬品やサービスも値上げですから、当然現像料も値上がりするでしょうし、お先真っ暗感しかないという。
で、笑えない話がもうひとつ、3月21日から26日にかけて、水銀に関する「水俣条約」の第4回締約国会議が開催されたそうですな。ここで2025年までに水銀を含む製品などが段階的に廃止されることが決定したそうで、その中に一部の写真フィルムって出てました。水銀や水銀由来の物質を使っているフィルムってのが現行品ではどれなのかは、調べが付かなくて分からないので戦々恐々。
ケミカルな写真ってこの先、環境負荷などのリスクでどんどん追い詰められるのかもしれません。もはや製造されてないフィルムカメラのために、フィルムの新製品が出たり、生産が増えたりするはずも無いですし、急に終りが見えてしまうかもしれませんな。
で、記事を書いてる最中に値上がりしてました、ヨドバシの価格がエライことになってます。Velvia50、PROVIA100Fの120サイズ5本パックは5,000円台だったはずなのに9,000円台になってます。あまりの大幅値上げに音を上げましたよ。とてもじゃないけど買えませんがな。ただの悲報じゃないですな絶望ですよ、どうしましょ。
もうね極力デジタルなフィルムシミュレーションでリバーサルテイストを楽しんで、フィルムの出番を抑えるしかないですな。
えっお酒を控えてフィルム買えって?もし出来てたらとうの昔にやってますよ。(泣)

_t310881_blog

| | | コメント (7)

2022年4月 5日 (火)

不味いと、美味しくないは、全く別物。

高校時代の学食メニュー「カツそば」、友人たちはいつも不味い不味いって文句言ってましたけどオジサンは好きで、出汁が染みたカツって美味しいなぁって食べてました。文句言いながら在学中何度も食べてたくせにね。(笑)
このカツそばって鯨カツでした。鯨肉嫌いには美味しくなかったのかも、だけど不味いとまで言う必要は無いかと。「不味い」って味わいだけでなく作ってくれた方や、提供されるまでの手間暇全てを否定しているように聞こえてしまうのですな。
例えば塩と砂糖を間違えて作ったなんてのは明らかな失敗調理ですから、不味いと言っていいかと。だけどちゃんと作ってくれた食べ物を、口に合わないから不味いなんてのは言い過ぎだと思うわけで。
東京農大名誉教授で農学博士の小泉武夫先生の食にまつわる著書が好きで、今まで何冊か読みましたが、その中に「不味い!」ってタイトルのエッセイ集があります。不味さがテーマの画期的な食のエッセイ。
不味さの原因が分かる博士が書いているので、読んでて納得は出来るのですけど、アレもコレも不味いって何度も出てくると、なんだか普段食べているものも、身の回りにある食べ物も、ダメなものばかりに思えてきて、読む気と食欲が失せるという。(笑)
で、この中に「病院の食事」という一編があります。少し前に入院していたオジサンにはタイムリーなのですけど、正直言って病院関係者や入院予定の方は読まない方がいいと思いますね、かなり気分を害する内容です。(笑)
病院食が不味くて手を付けない小泉先生、見舞に鰻重や寿司など食べたいものを持って来させて食べまくり、退院時には体力回復してメデタシってオチですからかなりヒドイ。(笑)

Img_5952_blog

お偉い先生が手を付けないぐらい不味い食事だってわざとじゃなくて、作る側だって美味しいもの食べて、体を治して欲しいって思ってるはず、ところが病院ですから、そこに医学の壁が立ちはだかってるわけで。
病院食は食事である前に、治療の一環ですから、味付けより医学療法優先。オジサンも中性脂肪値でレッドカード、脂質制限食を申しつけられました。あらゆる料理から脂っ気が無くなって、さらに超薄味過ぎてホント美味しくないのよ。
でも不味いとまでは言いませんよ。味が悪いわけじゃないし、ちゃんと作ってくださってる方に申し訳ないですからね。毎回ちゃんと完食、食べたかどうかも看護師さんに調べられます。(笑)
不味いとまで言うのって、ほとんどが口に合わない程度のことなのじゃないかと。なかなか経験できない病院食も、味付けが家庭的じゃなく医学的だっただけ。
なので不味いと美味しくないは別物、カンタンに不味い不味いって言うのは失礼だと思いますよ。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月 3日 (日)

今さらながら、XF10礼賛。(笑)

_t312517_blog

家内用と言いながらオジサンがほぼ独占使用中のXF10。何だか楽しくなってきちゃったわけで、普段コンデジを使うなんてことが無いですからちょっと新鮮だったりします、全容を把握してしっかり説明できるようになってから家内に渡したいなと。(笑)
このXF10、2018年8月23日発売で、昨年中頃にはすでにディスコンだったみたい。執筆時点でメーカーサイトには掲載されてますけど、もう購入はできません。同じ頃やそれよりも前に発売されていながら、まだ販売されているキャノンやソニー、パナソニックのコンデジと比べると短命だった感がありますな。
そもそもXF10って、コンデジのボディーにAPS-Cのセンサー、明るい単焦点レンズって、写り具合に関しては尖ったスペックながら、ベース部分は「スマホでしか写真撮ったことナ~イ」っていうような方をターゲットにしてる感じがします。高画質をカジュアルな使い勝手でパッケージングしたと言いましょうか。

L46555_blog

ただこの辺りが、半年ほど後に発売されたリコーGRⅢと比較されてしまったかと。GRシリーズは玄人好みと言いますか、オジサンも使ってたフィルム時代の初代から、ビギナー受けのお手軽カジュアルなんて無いのがプロカメラマンにも支持されましたし、デジタルになってもその路線がブレてないのが売り。実売10万円前後の高価格でも売れてますからね。
だけど同じAPS-Cセンサーサイズにレンズ焦点距離18mm、画素数2400万画素にサイズ感など、要所のスペックがよく似ているXF10は、Xシリーズのテイストをお手軽にってカメラ、実勢価格はGRⅢのほぼ半額。立ち位置が違うカメラですけど、撮れる写真を見るとGRⅢより遥かにコスパはイイかと。使ってみてあの時買ってても幸せだっただろうなと思いましたよ。(笑)
ま、リファービッシュ品とはいえ格安で買えたので文句言いません。大手カメラチェーン店のAランク中古品より1万円以上安かったので超お買い得感ありましたし。だけど充電時間約250分、充電器無しのカメラ本体USB直給電ってのはカンベンしてほしいですな、待ってる間に記事何本書けるの。(笑)

L46569_blog

このXF10って他のXシリーズ同様、ファンクションボタンや操作部分にお好みの機能を割り当てられるようになってます。なので家内がよく使いそうなのを割り当てました。
レンズ外周のコントロールリングにはデジタルテレコン機能を、35mm換算で35、50mmの焦点距離になります。画像処理で大きくしている嘘テレコンですけど、元が2400万画素ありますから十分な画質でした、クルッと回すだけでお手軽なのも家内が納得してくれましたし。
背面液晶モニターのフリック動作で、縦横比をましかく写真に瞬時に変えられたり、タッチでAFやら、ピンチイン・ピンチアウト、スワイプなど家内が使い慣れてるipadの動作に近いものを設定していきました。
「ややこしいのは、覚えへんし嫌やで」な人なのでその辺りを考慮、使いやすくなったかと。だけどもう少しだけ使わせてねって毎日持ち歩いてます。
でも「早う、よこせ」って声がだんだん大きくなってますな。(笑)

| | | コメント (0)

2022年4月 2日 (土)

FUJIFILM XF10を触ってみたら。

富士フィルムさんのプレミアムコンパクトデジカメ「XF10」を家内用に買いました。以前、家内のコンデジを買ったのはいつだっけって調べてみたら15年前の「リコーR10」でした。今回ももちろん家内用、だけど先にオジサンが使わせてもらってます。コンパクトとはいえAPS-Cセンサーに、明るい単焦点18.5mm F2.8レンズ搭載なので、そそるものがありますからね。(笑)
で、軽くてちっちゃいカメラなので、ポケットからさっと出して使うのが丁度いいのではって実践してみましたけどね、杖歩行ではハンドストラップはやめた方がいいですな、杖持ってもう一方の手首にカメラだと両手が塞がりますから危なっかしいというかコワイ。片吊り用のネックストラップにして胸のポケットに入れて歩くのが正解でしたよ。

_t312530_blog

このカメラ、パンケーキレンズみたいな薄型レンズなので、電源ONにしてもレンズはほんの2mmほどしか出っ張らなくて、胸ポケットに入れやすいのですな、当然電源は入れっぱなし。(笑)
メニューや設定などは、他のXシリーズと共通の部分が多いので迷うことはありませんでした、触ってるとなんとなく分かりましたからね。大きさ重さはリコーGRシリーズとほぼ同じ、手触りと言いますか質感もいいし、意外と高級感があります。
実は発表されたとき、ちょっと良さそうって思ったのですけど、ファインダーが無いのがネックになって手を出さなかったのですな。背面液晶モニター見ながら撮るって、明るい屋外では全然見えませんからね、街歩きでは最大の弱点。
実際撮ってみても構図は勘で決めざるを得ない場面がありました。さらに構え方のせいで手ブレ量産。(笑)手ブレ補正は動画撮影時しか有効じゃないのですな、だけど慣れるしかないので、その辺り意識しながら撮り歩きました。するとだんだんコツが分かってきて、もう全然OK牧場、ピシっとシャープな写真量産しましたよ。

_t312512_blog

巷のレビューで評価の低かったAFも、確かに今時感はありません、速くもないし迷う場面もありますけど、オジサンの街歩きや、お家で色々撮る分には、特にダメダメとは思いませんでしたよ。(笑)
そうそうコンデジのレンズカバーって電源ON OFFに連動して開閉するレンズバリア式の機種がほとんどですけど、このXF10はプラスチック製キャップ式、落として無くさないように、ストラップホールに付ける紐付きキャップ。

_t312497_blog

ブラブラしてダサいってレビューもありましたけど、オジサンはレンズバリア式を信用してないのでこっちの方がイイのよ、以前友人から譲り受けた古いGR DIGITALは、ここがイカレてて電源ONしても薄目開けたみたいな開き方、指でレンズ周囲を弾かないとちゃんと開かないという、毎回コレなのでイライラします。
最初このGRを家内に使ってもらうつもりだったのですけど「そんなボロ、いらん」の一言で却下となりました。なので紐付きキャップは全然OK、写真にダサさは写りませんからね。(笑)

| | | コメント (2)

« 2022年3月 | トップページ | 2022年5月 »