« 撮れないストレス、画質にストレス。(笑) | トップページ | オフラインの恐怖。(笑) »

2022年3月13日 (日)

デジタルにフィルムカメラのしきたりを。

写真家、カメラマン、写真好きな方のブログや動画をよく見るのですけど、デジタルカメラをフィルムカメラのように使うためのアドバイスをしている若い方がいました。どうやら写真に手を染めた頃はすでにデジタルカメラが当たり前の世代のようでしたな。ポイントは2つあって、背面の液晶モニターで確認しないことと、JPG撮って出しで撮るということ。
デジタルカメラって、撮ってすぐ確認ができるところが利点なのですけど、あえてそれをせずに、フィルムカメラの「現像するまでどんな風に写っているのか分からない」というのをデジタルカメラに持ち込んで、撮り終わるまで一切液晶モニターを見ない、そして家に帰ってから写真を選ぶと新鮮さや発見があるというアドバイスでした。
ストリートスナップがメインのようで、露出を決めておいて、ノーファインダー撮影や辻斬りのように、撮り歩くのにこの方法は新鮮だろうなって思いましたな。
オジサンは街撮りの際には液晶モニターで確認をしません。撮影後の自動表示はOFFにしています。バッテリーをもたせる意味もありますけど、ファインダーを覗いて構図を決めてシャッターを押したら完結、ミラーレス一眼を使うようになって、露出を反映した表示ができるので、液晶モニターで確認する必要がないのですな。
撮る度に確認してるより、撮る時にきちんと見てシャッターを切りたいわけで。なのでこの方とはちょっとニュアンスが違うのですけど、液晶モニターを見ないで撮る新鮮さはよく分かりますよ。(笑)
次にJPG撮って出しもオジサンは常用しています、フィルム時代は後で加工なんて無かったですからね、ネガフィルムはプリントの際に多少の調整は利きましたけど、リバーサルフィルムがメインだったので、撮るときの判断が全てでした。
キヤノンEOSを使っていた頃は、RAWで撮って後処理してましたが、富士フィルムさんに乗り換えてからは、フィルムシミュレーションの出来の良さもあってJPG撮って出しオンリー。
つまり後でいじって完成させるのじゃなく、いじらないと完成しないRAWでは撮らなくなったってことなのですな。この方は後処理できないことによる緊張感と高揚感って書いてましたけど、リバーサルフィルムで撮ってた時って常にそうだったもんなぁ。(笑)
で、オジサンはもうひとつプラスしたいわけで。それはホワイトバランスは太陽光にするってこと。オートホワイトバランスを使わないってことですな。
これにより色温度による色かぶりが発生します。早朝の日差しや、夕暮れは見た目以上に赤みがかりますし、蛍光灯の下ではグリーンに偏ります。デイライトタイプのフィルムを使っていた時に起こった現象をデジタルでも味わえるわけで。これでさらにフィルムカメラっぽくデジタルカメラを楽しめますよ。(笑)

_t310819_blog

| |

« 撮れないストレス、画質にストレス。(笑) | トップページ | オフラインの恐怖。(笑) »

写真とカメラ、あれこれ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 撮れないストレス、画質にストレス。(笑) | トップページ | オフラインの恐怖。(笑) »