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2022年2月 5日 (土)

下手の道具調べにならないように。

「下手の道具調べ」ってことわざがありますな。腕の良くない下手くそな人に限って、道具の良し悪しにこだわったり、道具ばかり選ぼうとすることだそうで、早い話、実力といいますか、本人の物事に対する向き合い方を表したことわざだと思うのですけど。
実際自分の腕を棚に上げて、道具のせいにしたがる人って多いですからねぇ。(笑)で、続かなかったり、興味が失せて、結果的に道具だけが残るという結末に。
特にキッチン家電ってそんなの多いですなぁ。それを使えばすごい料理が簡単にできるなんて謳い文句にほだされて買ってみたものの、数回使ってお蔵入り、普段から料理をしない人が道具を揃えたところで、急に上手くなったりしませんからね。いろんな調理ができますって謳ってる電子レンジだって、結局冷えた料理をチンするしか使ってなかったり。
そう言えば子供の頃、何を思ったか父親が買ってきた電気餅つき機も1回か2回ぐらいしか使ってるところを見たことが無かったですな、手入れが面倒、買った方が安いってお蔵入り。そのまま忘れ去られて、十数年後に物置から出てきて笑いましたよ。そう言えばパン焼き機も一時流行りましたなぁ。キッチンの片隅でホコリかぶったまんまって方多いのでは。(笑)
カメラやレンズもそういう部分がありますな。カメラは手軽な入門機からフラッグシップ機までたくさんありますし、レンズもプラスチックを多用した低価格のものから、高くて高性能な明るい大口径レンズまでずらり揃っていて「道具調べ」には事欠きませんからね。(笑)
だけどそんな安い買い物じゃありません、スーパーで野菜を買うのとは違います、それなりの出費が必要なわけで。なので自分に合った長く写真を楽しめるカメラやレンズをチョイスするのは悩ましかったりします。

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若い頃入り浸っていた写真屋さんはお年寄りのお客さんが多くて、そういう人たちってお金持ってるからでしょうけど、若造には憧れのフラッグシップ機だろうが、大口径レンズだろうがポンと買っていくのですな。店長のセールストークが上手いのもあったでしょうけど、それで良い写真が撮れるのなら金に糸目は付けないってことだったのでしょう。
ところが数ヶ月ほどするとお店に持ってくるわけで。ほとんど使われてない美品のまま下取り&買い替えってパターン。理由は「重たくて持って出るのが億劫になった」が多かったですな。
どんなに最高の機材でも、持って出ないことには写真は撮れません、その頃はスマホなんて無かったですから、写真はカメラって道具ありきの世界。道具が立派すぎて自滅してしまったってことでしょうな。
今思えば、あのお年寄りのお客さんたちは、写真を楽しむって言うより、新しいカメラを持つのが楽しかったのじゃないかと。手放したカメラやレンズは、お金の無かった若造の道具になりましたよ。(笑)

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