南京町で見かける「金玉満堂」。(笑)
金運が良くなるだとか、商売繁盛や福が来るなんてのにまつわる縁起物を飾っているお店って多いですな、日本の場合は「招き猫」が圧倒的一位かと、飾ってないお店を探すほうが大変かもしれません。「だるま」も見かけますけど招き猫には勝てないでしょうな。
そういえば縁起物飾りすぎって喫茶店、昔は多かったですなぁ。何故かおばちゃんがやってるのね。カウンターの隅っこや、レジの周辺にタイガースグッズと一緒に飾られてたりしてました。(笑)
縁起物って居酒屋さんや小料理屋さんでも、景色の一部って感じでよく見かけますな、招き猫だけでなく、福助がいたり、えべっさん(戎神社)の飾りも。十日戎の時に売ってる縁起物の熊手、福やお金を集めるという意味だそうですけど、大きな壱億円札が付いてます、逆さまにして貼っておくやつね。このお札、神戸っ子なら「神戸サウナ」が配る壱億円札を知っている方も多いかと。裏がチラシになってるアレ。(笑)
いずれも金運にまつわる縁起物だそうですけど、ネットで調べてると、戎神社のをフリマサイトで売ってる人もいるのね、こんなことしてバチ当たらないのでしょうか、将来絶対お金で苦労すると思いますよ。(笑)で、この壱億円札ってどれくらいの効力があるのか分かりませんけど、長年貼りっぱなしで年季が入って変色しているお店もありますな、そういうお店って何故か落ち着けて居心地が良かったりします。(笑)
貼るといえば中華料理屋さんで「福」の文字を逆さまにして貼っている縁起物を、必ずと言っていいぐらい見かけます。春節祭の頃に飾られる「倒福」というものだそうで「到福」という「福がやって来る」という意味の言葉と同じ発音だから同じ意味ってシャレだそうで、どうか福が来ますようにって願い事を書き表したものって出てました。
南京町も春節祭が近づくと飾り付けが「倒福」だらけになります。で、もうひとつよく見かけるのが「金玉満堂」。何も知らずに始めてみた時ドキッとしましたな。「きんぎょくまんどう」と読むそうで、間違っても「キンタマ」と読んではイケマセンよ。(笑)
中国語では「玉」って宝石のように貴重で美しいものを表す言葉だそうで、「金玉」は金や宝石などの財宝、「満堂」は家の中に満ち溢れてる様子って意味だそう。そう聞くと何だかスゴクいい言葉のように見えてきますな。
他には豊かな才能と知識を持った人を表す場合にも使われるそうですけど、南京町で見かけるのは「金銀財宝でお家がいっぱい」の意味合いの方だと思いますね。(笑)
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