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2022年2月 6日 (日)

露出なんてカンタンなのだけども。

露出だからといって、肌を露わにしたり、見せてはいけない部位をさらけ出したりって話ではありませんからね、子供に見せても安全安心な写真の「露出」がテーマです。(笑)
過去に露出に関する記事は何度か書いておりますけど、正直響きませんなぁ。アクセス数の少なさがこの話題の地味さを物語ってますよ。同じく露出計の記事も、今時露出計を使って写真を撮る人なんていないのでしょうか、悲しいですなぁ。カメラが高性能になって必要性が低くなっているのは分かりますけどねぇ。
ま、露出計を買ってくださいとまでは言いませんけど、露出をカメラ任せじゃなく、自分で判断して決めるマニュアル露出って、撮ってすぐ見られるデジタルカメラだからこそ、試していただきたいのですな。
シャッタースピードと絞りを自分で決めなくてはならないので、カメラのモードはマニュアルに、ISO感度もオートにしないで固定値に設定、ISO400にしておくのが何かと使いやすいかと。
後は昔からよく言われている法則「晴れた日は、シャッタースピードを感度分の1にすると、絞りはF16になる(Sunny 16 rule)」で撮ってみるだけ。つまりISO感度400にしていると、晴れた日はシャッタースピードを1/400秒に設定したとき、絞り値はF16になりますよってこと。
実際はF16まで絞り込むことはあまりないといいますか、現実的ではないので、絞りを2段開けてF8に、シャッタースピードは2段速い1/1600秒にするのが基準にしやすいかと。
で、曇りの日や、日陰で撮るときは、絞り値を2段開けてF4にするか、シャッタースピードの方を2段遅い1/400秒にするかのいずれかで撮れます。カメラ任せのオートと撮り比べてみていただければ、露出って簡単ってのがお分かりいただけるかと。
決して難しいことでもややこしいことでもないのでね、マニュアルモード時のカメラの使い方を覚えておけば、試してみることができますよ。で、マニュアル露出が簡単にできたからといって、特に何が起こるとかじゃないのですけど、そのまま同じものを、シャッタースピードだけ変えたり、絞り値だけ変えたりして撮ってみてほしいのですな。
何が変わるかと言うと写真の明るさが変わります。カメラ任せのオートにしておいて、露出補正をコントロールしても同じことができますけど、あえてマニュアル露出でやってみる方が、露出って何ぞや?が分かりやすいかと思うのですな。
シャッタースピードや絞りの数値を変えるだけで、明るいキラキラした感じや、ダークで重厚な感じになるという面白さですね。って書いてきましたけど、やっぱり露出ネタは地味ですなぁ。マニュアル露出って面白いのですけどねぇ。(笑)

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記事に書いたのと同じISO感度400、シャッタースピード1/400秒、絞りF16で撮った写真を探したら出てきました。こんな感じです。

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