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2022年2月

2022年2月27日 (日)

手術の後が、本当の始まりでした。(泣)

人工股関節って聞いて正直最初ビビりました、だけどプロゴルファーのジャック・ニクラウスやトム・ワトソンもそうだって。調べてみるとスポーツ選手で人工股関節の方結構いるのですな。
で、オジサンも同じ手術を受けたわけですけど、今時は自分で出来そうな患者は、病室から歩いて行って手術台に上がるところまでやらなくてはなりません。手術台ってすごく幅が狭くて、おまけに手術室って寒いのよ。(笑)
で、台の上に横たわったらもう「まな板の鯉」ですわ。血圧計やら心電図の機械やら色々つけられて全身麻酔、目の前が真っ暗になって気が付いたら超合金の新しい体になってましたって、ターミネーターか。(笑)
スゴイのが翌日から歩行器で歩行訓練開始ってところ、いきなり歩いて大丈夫なのかって不安になりましたけど、いざ立ってみるとなんだか以前よりもしっかり足を踏み出せましたな、しかも動きが軽い。ただ血栓防止用に穿かされる専用の白いニーソックスと言うかストッキングが凄くマヌケ、こんなの穿くの幼稚園以来かと、オジサンには全く似合いませんな「エモい」じゃなくて「キモい」(笑)

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で、トイレ行ったり、ズボンとパンツの履き替えの練習をしてから、リハビリ室デビュー。正しくは理学療法室なのですけど、これがデカイというか体育館そのまんま。広いわ設備がスゴイわでオドロキましたな。ここで訓練してOKになったら退院という運び。
だけどこれが一番キツイのよ。足をかばって今まで使ってこなかった筋肉を、生活レベルまで回復させないといけないわけですからね。放置プレイで萎縮した筋肉って全然伸びてくれないわ、カチカチに固まってるわ。
理学療法士の先生から「今まで経験したことのない硬さ」って驚かれましたよ、ギネスブックに申請しようかな。(笑)おでんのスジの硬いのや、スルメのカチカチ感をさらに超えているそうで、相当ひどいそう。
シャリアピンステーキみたいに、すりおろし玉ねぎをまぶしたら柔らかくなりますかって聞いてみましたけど、笑顔でスルーされましたな。こんな状況で入院してるのに、ウケようとツマラナイことを言うから、オジサンは嫌がられるのかも。
で、このカチカチで価値が無いスジ肉をほぐしてくれるのですけどね、場所によってはスゲ〜痛かったりしました。「イテテ、先生許して」って心の叫び声が喉元まで上がってきましたけど、ここはガマン、涙目をほほ笑みに変えて余裕の表情、何しろ足を動かせるようにするためですからね、先生に「手加減して貰えませんか」なんて思う気持ちが既に病気に負けています。
そんなことでは退院はおぼつきませんよ。つべこべ言わずに歯を食いしばるしかありませんって、コレ根性無しのオジサンが一番苦手なヤツね、あ〜。だけど訓練にショートカット無し。毎日涙を見せないように足を動かしてました(笑)じゃなくて(泣)。
だけどスゴイですな、毎日動かしてると、ほんの少〜しずつですけど動くようになるという。先生から見れば、これぐらいで頑張りましたって、ドヤ顔するなレベルだったと思いますけどオジサンには大きな第一歩、文字通り足が一歩前に出るようになりましたからね。(^_^)v

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2022年2月26日 (土)

51日間の入院ライフでした。(笑)

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博多華丸・大吉さんの漫才の出だしじゃないですけど、皆様に「ちょっとご報告があるのですが。」実は人工股関節置換手術と術後のリハビリのため1月6日に入院、昨日退院してきました。
昨年末に各種検査を受け、年明け早々の入院と手術日が決まって、退院予定までのスケジュールと説明を受けたのですけど、手術後は最低でもひと月は入院&リハビリをやって社会復帰を目指すそう。今まで通りの生活に戻れる様にするための訓練ですから、やるしかありません。
ただ入院予定日数を見ると2ヶ月って書いてありましたな、個人差もありますし、術後経過やリハビリの進捗具合によっては、それぐらいかかる患者さんもいますって、主治医の先生から言われました。
かなり長期だけど絶望なんてしているわけにはいきません。両足共にこのまま症状が進めば、歩けなくなることは確実、在職中は長期入院が難しいので、騙し騙し何とか持ち堪えましたけど、もはや限界なのは分かってましたので、まずは左足から手術を受けることにしました。
こっちの方が昔ケガしたこともあって状態が悪かったのと、左利きのオジサンは左足が利き足なのでこちらから先に。カメラ構える時も左足で踏ん張るので、悪くなってからは、力が入らないといいますか、踏ん張りが利かなくて、手ブレ率アップしてたのですな。
何だかねぇ、今まで当たり前に出来てたことが、上手く出来なくなるって、認めたく無い気持ちで沈みますなぁ。特に写真&カメラはライフワークですからねぇ。
それに自力で立てなくなったら、大好きな立ち飲み酒場にも行けませんし、人生の二大楽しみを早々と放棄なんて出来ません。なのでまだまだ撮りたいものも、飲んでないお酒もいっぱいあるオジサンは、正月もそこそこに病院の門を叩きました。(笑)
入院したのは、身体機能に障害のある方を専門に診ている、県立のデカい病院。とりあえず手術日までは、検査や脚の稼働範囲の測定、レントゲンなど色々。さらに骨の手術なので、歯科で歯周病の検査もされるのですな。その理由も説明されて、なるほどって思いました、おかげで歯石まで取られてツルツルピカピカ。(笑)
事前に家内も一緒に手術内容について聞くのですけど、実物大の骨格模型と人工関節を使って、詳しく細かく説明してくれるので、ちょっとビビりましたけど不安はありませんでした。正直なところ先生に全てお任せして「よろしくお願いします。」以外言葉が無いのが患者の本音かと。手術日前日ぐらいから、ちょとドキドキしましたけどね。(笑)
手術後はひたすらリハビリの日々、こっちの方が長いしキツイのですけど、病院の方針と言いますか、入院案内にもその辺りハッキリ書いてありますありますから、ここでOK出るまで退院は出来ません。
結果的に51日間の入院でしたけど、退院が決まってからは、出たら何食べようかって楽しみでしたな、お酒もね。(笑)で、長期入院でもブログはいつもと変わらず週4回更新しました、その辺りの事情は別記事で。(笑)

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2022年2月24日 (木)

もしもピアノが弾けたなら。(笑)

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「もしもピアノが弾けたなら」という曲があります。1980年に放送されたテレビドラマ「池中玄太80キロ」の挿入歌でした。歌っていたのはドラマの主演でもあった俳優の西田敏行さん。このドラマ西田さん演じる通信社の専属カメラマンと編集長役の長門裕之さんの掛け合いというか言い合いが面白かったですな。(笑)
カメラファンやキヤノン党の方なら覚えておられるかもしれませんが、主人公の池中玄太は丹頂鶴の撮影をライフワークにしているのですな、キヤノンF-1に超望遠白レンズ付けて、モータードライブギュンギュン回して撮ってる姿がカッコ良くてねぇ。確かパート2ではNewF-1を使ってたと思います。カメラマンが主役のドラマや映画の中で一番だった記憶がありますよ。(笑)
「もしもピアノが弾けたなら」って曲もいい曲でねぇ、イントロのピアノの音でやられますな。一度聞いたら忘れませんよ、イントロ当てクイズで間違いなく当てられると思います。
で、オジサンもピアノが弾けたらなぁって近頃思うわけで。歳を食おうが、人生は思い立ったら吉日、今より遅いことはありません。なので今からピアノ教室に通っても悪くないでしょって気持ちはありますな、何を血迷ったかって家内に言われ、頭おかしいオッサンって大爆笑されましたけどね、近所中に聞こえそうな大声で本気で笑いやがんの、ホンマ腹立つ。(泣)
もしもピアノが弾けたならなんて思ったきっかけはストリートピアノを弾いている動画でした、ハラミちゃんのやつとか、若いピアニストの方たちがやってるやつね。駅ナカやショッピングモールなんかに置いてあるピアノを、フラッと現れて譜面も見ずにアドリブでサラリと弾いているのが、何だかカッコいいなぁと。
やっぱりね、物事ってアレですよ、カッコいいかどうかってすごく大事、学生の頃バンド組んだりするのも、音楽がどうのこうのよりも、女の子にモテたい目立ちたいがきっかけだったりするでしょ。「エエカッコしたい」は物事を始める原動力としては大きいと思いますな。
前述のドラマの中で西田敏行さん演じるカメラマンのカッコ良さに憧れて、当時写真の道を目指した人もいたと思います。そういう「カッコええもん」の中でも、楽器が演奏出来るって何だかカッコいいと思いませんか。
楽器ってねぇ、まず演奏している姿がカッコいいでしょ。で、出てくる音というかメロディーでさらにカッコいい人になりますからね。何だかいい人に見えたりしますって思ってるのがすでに間違いですかそうですか。
そういう汚れた心でピアノを弾きたいなんて心構えが罰当たりなのは承知しておりますよ。なのでピアノが弾けたならに「もしも」って付けてます。(笑)

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2022年2月22日 (火)

市場の思い出はこれが最後なのかも。

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子供の頃、母親の買い物にくっついて行ってたのは市場が多かった印象があります。スーパーがまだそんなに無かった頃でしたからね。狭い通路の両サイドに対面販売の個人商店が、びっしり並んでいるのが市場でした。その頃よく行っていた幾つかの市場は、もうすでにありません。マンションになってたり、コンビニに変わってしまったり、月極駐車場になってたりしますな。
年月を考えると致し方ないことなので、そのことを残念がったり、感傷的になったりする気持ちはありませんよ。これも時代の流れだと思っています。長年街の写真を撮っていると、消えていく景色と遭遇することって多いですからね、写真に残すことぐらいしかできません。

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地元駅前の商店街にある、昔からの廉売市場が3月で88年の歴史に幕を下ろします。何年も前から再開発の話がありましたし、老朽化度合いも半端ない市場なので、今の建築基準から行くと危険な部分だらけ。
実際9年前に東口横のラーメン屋が不審火による火事で無くなってますし、そういう市場なので再開発は当然だと思うのですけど、そのせいでしょうか、昨年辺りから新聞記事になったり、神戸のことを情報発信しているサイトやブログなどでよく取り上げられていますな。
古い市場なので話題性はあるのかもしれませんが、残念ながらすでにほぼシャッター通り。閉店後は取り壊しが始まって、2024年の予定で30階建のタワーマンションに生まれ変わるそう。
オジサンとしてはこの市場の最盛期を知っているだけに、よく今まで持ちこたえたなってのが正直な感想。何年もシャッターが閉まったままのお店ばかり、残っているお店もわずかでしたし、部分的に屋根が抜けて青空が見えてるところや、廃墟化しているところもありましたからね。

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だけど子供の頃はにぎやかでしたよ、人が多くてはぐれないように母親の後を付いて行くのに必死でしたな。魚屋のおっちゃんのダミ声や、鎌で大根の葉っぱを落とす八百屋のおばちゃんが怖くてねぇ。だけど高校生の頃は、友達と学校帰りに豚まんやコロッケの買い食いが多かったような。(笑)
10年以上前だったと思うのですけど、市場の空き店舗に飲食店が出来だしたのですな。東口寄りにはラーメン屋さんやエスニック料理店に立飲みも、ネットカフェもあったかな。西の入口付近には串カツ屋さんや居酒屋さん、寿司屋さんもあったなぁ。急に増えたので空き店舗の再利用ってことで一時話題になりましたな。
もう無くなってしまったり、別のお店になってたりしますけど、串カツ屋さんは昼から飲めたし安かったので、お出かけ帰りにちょくちょく寄り道してました。(笑)
そんな廉売市場も、すでに昨年末で閉店されたり、別の場所に移転されたお店には貼り紙がしてあります。こういうたたずまいの昔ながらの市場って、地元ではもうここが最後だと思いますな。

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2022年2月20日 (日)

写真のポジションも変わりましたな。(笑)

SNSをまるっきりやってないのですけど、検索してリンクをクリックすると、そういうところに飛ばされることがよくあります。一番多いのはTwitter、次がInstagram、Facebookはあまりありませんな、人気がなくなってるの?(笑)
いずれにせよアカウントを持ってないので、見れたり見れなかったり、少しだけ見れたりした後、すぐにログイン画面が出てくるので、うっとおしくなってページを閉じてしまいますけどね。(笑)
そういうのに掲載されてる写真って、スマホで撮られているのが圧倒的に多いと思うのですけど、きれいに撮れてますな。今時はエモいって言わなくちゃならないのですか、そうですか。(笑)
そういうエモい写真を投稿して活動している、SNSフォトグラファーなんてのもいるそうですな。それで飯を喰おうっていうより、ウケ狙いと言うか、注目されたいってのが目的なんでしょうなぁ。

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「note」ってのも目にするのですけど、説明によると「誰もが安心して創作を楽しんで続けられるメディアプラットフォームです。」とありました。参加しているクリエイターの作品(コンテンツ)を見たり買ったり、交流ができるというのが売りみたいですな。オジサン最初そのあたりがよく見えてなくて、ブログと何が違うのか、さっぱり分かりませんでしたよ。
検索した際に引っかかったりするので、noteの中にある写真やカメラにまつわる、クリエイターのコンテンツとやらを色々見てみましたけど、特に何かがすごいってのは見当たりませんでしたな。
クリエイターなんて書いてあるから、もっと尖ったものかと思っていたのですけど、そうじゃなくて、普通の人だろうが企業や団体の人だろうが、誰でもがクリエイターになって楽しめるってことみたい。そのコンテンツの中には、職業として成り立ってる本物のクリエイターや、その業界では有名人なんて方もいるのでしょうけど、残念ながら見つけられませんでしたな。
ガチで写真だのカメラだのに言いたいことがあるって感じじゃなく、私の世界観はこんなのみたいなのが多くて、これも今時の写真なのかなぁって思いました。
この手のサービスに投稿される写真に感じるのは、共有や共感のための道具なのかなってところ。きっと写真以外のものが流行ると、そっちに流れるのでしょう、フィルムで撮った写真はエモいなんて言ってる若い方も、先々のことは分かりませんよ。
デジタルになって写真の作法はガラリと変わりましたけど、ポジションも変わったのを感じます。大量に撮られて、次々投稿される写真に、どんどんついて行けなくなってますよ。(笑)

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2022年2月19日 (土)

フィルムを使わなくなっても手放せないカメラたち。

クラシックカメラの楽しさに目覚めて、どんどん深みにハマって行ってた頃、休日になると写真を撮りに出かけた後、中古カメラ屋さん巡りをしてました。デパートで開催される中古カメラ市には開店時間前から駆けつけ、ジャンクカメラを漁ったりしてましたな。
デジタルカメラがじわじわと勢力を拡大していましたが、まだまだフィルムカメラにオーラがあった時代なので、中古カメラ屋さんも活気がありました。いろんなカメラと巡り合うのが楽しくて、防湿庫に入り切らないカメラが本棚にもズラリ並んでました。文字通り部屋の中はカメラだらけだったわけで。
それだけ大量のカメラが有ると、当然ながらよく使うものとそうじゃないものが出てきます。なのでもうこの先使うかどうかを考えて、徐々に減らしていきました。
クラシックカメラへの興味が薄れたのではなく、使ってやれないのはカメラにとって幸せかどうかってところを考えて、使いたいと手を挙げてくれた方や、フィルムカメラに興味のある若い方に譲ったりしたわけで。随分減りましたよ、防湿庫に収まる台数にまで減らしましたからね。(笑)
状況の変化もありましたな、年齢とともにたくさんのカメラを持ち出せなくなったのもありますし、フィルムの値上がり、馴染みの現像所の廃業など。
中でもオジサンのカメラライフの一番のゲームチェンジャーだったのは、富士フィルムさんのミラーレスカメラを使い出したことだったかと。デジタルカメラを使ってる感じがしませんでしたからね、長年フィルムを使ってきたオジサンも納得のデジタルカメラでした。マウントアダプターで今までのレンズが活かせるのも大きかったですな。

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そんなわけでフィルムを使わなくなってしまっているわけですけど、だからといって完全にサヨナラはできないという。フィルムがこの世から無くなれば、使えなくなりますけど、高いとはいえまだ楽しめますからね。
それに気に入っているカメラや、長年写真ライフを支えてくれたカメラは、手放せないという気持ちもあります。そんな一軍カメラは防湿庫の中で動態保存中、いつでも出場できる状態でメンテナンス&保管、レンズ交換できるカメラはボディーを休ませて、レンズはマウントアダプターで使っています。
この先フィルム事情はどうなっていくのか分かりませんし、どれだけ使うかも分かりません。ド〜ンと宝くじでも当たれば別ですけど、今も残したフィルムカメラは、このまま手放すことはないでしょう。なので最近はお家フォトの際に、モデルになってもらうことの方が多いですなぁ。

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2022年2月17日 (木)

ネットのせいで本を買わなくなった件。

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コロナ禍で不要不急の外出は自粛というのが長く続いたせいか、お店に行ったり、出かけること自体が減ってしまっていますな。ま、お金が無いので、家でじっとしているというのもありますけどね。その分ネットでの買い物頻度が増えているので、結局お金が無くなるのは一緒だったりします。(笑)
お家時間が増えた分、パソコンの前に座ってたり、ipadを使う時間も増えたので、常時ネットを使っているのが当たり前、You Tubeを延々見ているとかはやりませんけど、ブログ記事を書く際は分からないことや、うろ覚えの事柄は必ず検索して調べますし、カメラ関係のニュースサイトや気に入ってるブログはいつもの巡回コースになってます、料理のレシピもよく利用しますな。
でも考えてみると、オジサンがネットの利用の仕方で、一番便利だなって思って使っているのって、ネットが無かった頃は全て本に頼ってたものばかり。分からないことを調べるのは辞書や辞典でしたし、カメラのニュースはカメラ雑誌が一番の情報源、料理のレシピも雑誌や単行本で調べてました。それが今は全部ネットで済んでしまっているわけで。
思えばネットが当たり前になってから一番買わなくなったのは本、特に雑誌はまるで買わなくなりました。買う場合も今は電子書籍ばかり。なので本屋さんに行くことも激減どころかほとんど行ってませんな。
ここ数年で老舗のカメラ雑誌がどんどん無くなりましたけど、これは無理のないことかと。例えばオジサンは富士フィルムさんのカメラを使っているので、それに関する情報だけが見たいのですけど、カメラ雑誌ってどのメーカーもまんべんなく取り上げないといけませんからね、しかも誌面は限られてますし。全てのカメラ&写真ファンに八方美人でいないといけないなんて無理ですよ。(笑)
買わなくなった本といえば、ハウツー本や解説本もそうですな。パソコンを使い出した30年ほど前は、パソコンそのものの使いこなしや、ソフトの解説本をいっぱい持ってました。
特に初めてのパソコンが、その頃まだまだマイノリティーだったMacintoshだったので、とにかく情報が少ない。Photoshopなどのソフトを使うのに解説本は欠かせませんでしたな。分厚くて高かった解説本をバラバラになるまで使い倒してましたよ。(笑)
ところが今は一冊も持ってません、分からないことはネットで検索、ソフトの使い方もヘルプで調べるより、ネットで調べた方がてっとり早いですし、動画で解説してくれてたりするので一番役に立ちますからね。
本が嫌いなわけじゃありません、ネットの方が必要なものが瞬時に出てくるので、そういうものには向いていると思っているだけ。
小説や物語など、若い頃に読んだ本でもう一度読みたいものはあります、だけど残念ながら、そういう本はすでに絶版になってたりして本屋さんにはありません。結局ネットの古書店で探す方が出てきますね。ネットのせいで本を買わなくなりましたけど、買う時もネットって結末になってます。(笑)

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2022年2月15日 (火)

大衆食堂の調味料作法。

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小さな町工場がひしめき合っている地域で必ず見かけるのが喫茶店と大衆食堂。昔に比べるとずいぶん少なくなったとはいえ、まだまだ見かけますな。
そういう所の喫茶店って事務所の延長。機械の音がうるさい町工場では、お客さんとの話に支障が出るので「ちょっとそこでコーヒーでも」って、打ち合わせ場所に使われてましたな。(笑)
コンビニが増える前、大衆食堂は町工場の社員食堂みたいなポジションでした。お昼時は作業服姿の人でいっぱい。お好み焼き屋さんが大衆食堂を兼ねていたところもありましたな。鉄板で焼けるものは何でもおかずにできましたし、鉄板で焼いてる姿ってなんだか美味しさ倍増する気がしましたね。

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オジサンも随分いろいろな大衆食堂のお世話になりましたよ、ガラスのショーケースに並んだおかずを取って、飯と汁を頼むようなお店が好きでねぇ。麺類や丼もの、カレーライスももちろんありますけど、ご飯、汁、おかずが多かったですな。
ご飯はお茶碗じゃなく丼が基本、小が普通盛り、中が大盛り、大は山盛り。若いお客さんだと、おばちゃんがサービスでハナから大盛りにしてくれたりしましたな。
汁は味噌汁か豚汁、冬場は粕汁もありました。麺類用に作ってあるだしをベースにした味噌汁なので、美味くてそれだけでおかずになりましたな、お金の無かった若造の頃はこの組み合わせが一番安く付く昼飯でした。さり気なくおばちゃんが「コレ食べとき」ってちりめんおろしを出してくれたり。(笑)

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こういう食堂って肉体労働の方が多かったので、味付け濃いめにして食べるのが普通。フライや天ぷらにソース、ちりめんおろしに醤油ダボダボなんて当たり前、しっかり調味料で味付けしてご飯ワシワシが定番でしたな。オジサンも大衆食堂に行くようになって、味噌汁に七味を多めにかけると体が温まるのを知りましたよ。(笑)納豆に辛子だけでなく七味ってのも美味いですなぁ。

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大衆食堂ってテーブルに並んでいる調味料は醤油、ソース、塩、七味もしくは一味ぐらいなのですけど、マヨネーズやケチャップ、チューブ入り辛子やわさび、安い業務用ドレッシングなども置いてくれてました。
瓶ビールの並ぶ冷蔵ケースの隅っこなどに置いてあって、お昼時はお店の人も手が回らないので、お客さんは勝手に出して使ってたセルフ調味料。(笑)
で、オジサンがよくやってたのが、ご飯を頼むと付いてくる小皿のお漬物をご飯に乗せて、空いた小皿にマヨネーズと醤油を混ぜ混ぜ、これにアジフライを付けて食べるっての、飯が止まらなくなりましたな、カキフライもOKというかフライものにはベストマッチ。
タルタルソースなんて大衆食堂に無かったどころか、あれはレストランで出てくるものでしたから、マヨ醤油は最強でした。今でもお家でアジフライの時には必ず用意しますよ。(笑)

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2022年2月13日 (日)

どうしても馴染めない、ファインダーの無いカメラ。

リコーの高級コンパクトカメラ「GR」。リコーのホームページによるとフィルムカメラ時代の初代「GR1」は、デート機能無しモデルが1996年10月の発売で90,000円となってます。オジサンの撮影記録を見てみると、1997年2月に初めて出てくるので、それぐらいの時期に購入したのだと思いますな。
高いカメラなのに箱は小さいし軽い、中から出てきたカメラはもっと小さくて軽い、その頃のコンパクトカメラに比べると確かに高級感はありましたけど、高い買い物したぞって充実感が乏しかったのが最初の印象でしたな。
ただ写りと機動力は抜群だったので、その頃主力で使っていたEOS-1Nのサブカメラとして、旅行の記録用に使ってました。ただ小さすぎて手ブレしやすかったような思い出があります。探してみたら浅草と仙台で撮った懐かしい写真が出てきましたよ。(笑)

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その後「GR1s」が発売されて買い替え、さらに「GR1v」が発売されたときも買い替えと、順番に3台を使ってましたな。今思えばエライ出費、独身だからそんなお高いカメラもポンと買えたのでしょうね。(笑)
で、2005年10月にデジタルカメラの「GR DIGITAL」が満を持して発売されます。その年の夏頃からリコーさんがブログで告知をして、盛り上げるだけ盛り上げておいてからの発売だったような記憶がありますな。今のGRからすると画素数も少なく、センサーも小さくて大したスペックじゃありませんでしたけど、フィルムのGRがそのままデジタルになったってことで人気がありました。
ところがオジサンはこのカメラは買わなかったのですな。独身じゃなくなってたので、お高いカメラなんてもう買えないってのもありましたけど、一番の理由はファインダーが無かったから。
背面にファインダー代わりの液晶モニターが付いているから省略したのでしょうけどね、これはショックでしたな。ファインダーを覗いてきちんとカメラを構えるというのは、手ブレを防ぐ効果もあって必然だと教わってきたオジサンは、スマホのようにカメラをかざして撮るスタイルが馴染めなかったのですな。
結局デジタルなGRは自腹で買うことはなかったのですけど、友人が格安で手放した「GR DIGITAL III」を持ってます。2009年発売の機種なので、センサーサイズもAPS-Cになる前のもの。ファインダーが無いので、他社の外付けファインダーをホットシューに付けて使ってたのですけど、カバンに収まりが悪いし、胸のポケットに入らないしで、だんだん使わなくなりましたな。(笑)
富士フィルムさんのミラーレス機を使うようになって、常時ファインダーを覗いて構えますけど、足が悪いのでかがんだり、どこかによじ登って撮るなんてのが出来ないわけで。
そんな場面では背面の液晶を引っ張り出してウエストレベルにしたり、手を伸ばしてハイアングルから撮ったりしています。当然ファインダーを覗くことはできないので、撮ってる感が薄かったのですけど、だんだん慣れてきましたな。だからといってファインダーの無いカメラに手を染めようとは思いませんけどね。(笑)

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2022年2月12日 (土)

通り過ぎていったカメラ、キヤノンⅡ D。

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忘れてしまう前に、記事に書いておきたいカメラって幾つかあります。持っていたけどほとんど使わなかったり、使えなかったりして記憶の薄いカメラ。特にクラシックカメラなんて興味が無かった若い頃に、理由あって手にしたカメラは、カメラそのものがすでに手元に無いというか、どこかに売りに行ったのか、どう処分したのかさえ記憶に無かったりしますな。
キヤノンII D(2D)というカメラがそうでした。国産メーカー各社がライカに追いつこうと、真似たりコピーしていた時代のバルナック型ライカそっくりのカメラ。キヤノンのホームページにある「キャノンカメラミュージアム」によると1952年発売、高級機IV Sb(4Sb)に対して、II D(2D)は廉価版の普及機という位置付けだったようです。
なぜこのカメラを持っていたかと言うと、当時入り浸っていた写真屋さんに、年配のお客さんが下取りに持ち込んだ大量の機材の中にあったもの。よく使われてたようでしたけど、その後の保管が悪かったのか、ひどい状態。
お金をかけて修理して店頭に並べたところで、カメラと言えば一眼レフの時代に、ライカコピーのレンジファインダーカメラ、しかも普及機なんて売れるはずもなく、行き場を失っていたのを譲り受けたわけで。確かSerenar(セレナー)85mm F1.9という純正レンズと、コムラー 50mm F3.5というレンズもセットで貰いましたな、どちらもカビてましたけどね。(笑)
譲り受けたことがきっかけで、クラシックカメラへの興味がふつふつと湧いてきたかと言うと、当時そんな気持ちは全くありませんでした。飾っとくのにいいなぐらいの気持ちで、誰も引き取らなかったから、廃棄処分にするのなら頂戴って感じ。スローシャッターは動かない、ファインダーは曇ってる、あちこちメッキが剥げて傷だらけ。
だけど当時の撮影記録を見てみると、一応ネガフィルムを入れて撮ってみたようですな。撮ったフィルムが見当たらないのですけど、記録を見てシャッター幕の不調で光が入って、まともに写ってなかったのを思い出しましたよ。
鉄チャンだった写真仲間たちと、モデルをお願いしたガールフレンドと一緒に、ローカル鉄道の無人駅にポートレイト撮影に行った時に、撮影小物で持って行ってました。モデルさんに提げてもらったり、手に持ってもらうのに使ったようで。こういう記録は付けておくものですな。(笑)
結局カメラはそのままお蔵入りというか飾ってました。その後どうしたかは全然思い出せないのですけど、きっと引っ越しの際に処分したのだと思います。もしまともに動くカメラだったらどうだったか、多分タダではくれなかったでしょうな。(笑)

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2022年2月10日 (木)

鍋つゆ三昧。(笑)

子供の頃お家でやる鍋物って、年に数えるほどしか無かった「すき焼き」と冬場は「水炊き」でした。博多の水炊きとは違いますよ、昆布だしに野菜や豚肉か鶏肉が入ってて、おろしポン酢で食べるやつ。食べた後のポン酢にだしを入れて飲むのが好きでしたな。
お肉が魚になったり、だしに醤油で味付けしたりするぐらいのバリエーションしかありませんでした。なので市販の鍋つゆって使ってた記憶がありませんよ。母親がそういうのを使いたがらなかったのもありましたし、そんなに種類も出てなかったからだと思いますね。
今鍋つゆってどれくらいの種類が発売されているのでしょう、スーパーでも鍋つゆだけでひとつのコーナーになってますな、我が家でもよく使いますよ、鍋物好きですし、鍋つゆでガラリと味わいを変えられて便利ですしね。
なのでどこのスーパーでも見かけるようなのは、一通り試してみましたし、美味しかったのはリピートもしています。でもちょっと飽きちゃったのですな。(笑)

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いつもと違う味わいを試してみたいねってことで、思い出したのがカルディーさん。あそこなら面白そうなのがあるだろうってことで、色々買ってみました。その時ちょうどホームページで鍋つゆ特集をやってましたし、よく行くお店がタイミングよく周年セールだったので、コーヒー豆買うついでにお買い物。(笑)

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まだ全部を食べきれてないのですけど、美味しかったのは「火鍋の素」「旨辛鍋の素」「青唐辛子 塩麹鍋つゆの素」「かんずり鍋つゆ こく旨味噌仕立て」どれも辛味系の鍋つゆばかりですけど、ヒリヒリするぐらい辛いなんてのは無し、程よい辛味がほんのり香るような仕立てなので、シメに麺も美味しくいただきましたよ。この中でオジサンが一番気に入ったのは火鍋、家内は青唐辛子塩麹が美味いって言ってました。

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名前の割に意外と印象が薄かったのが「帆立とあさりの旨だし鍋の素」魚介の旨味を凝縮してあるそうなのですけど、野菜を多めに入れると薄まるのか、何だか普通の寄せ鍋って感じ、家内の採点はもっとひどかったですな、書きませんが。(笑)

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個性的過ぎてチョットだったのが「豆漿鍋(トウジャンナベ)」台湾の定番朝食「鹹豆漿」とやらを鍋つゆにアレンジしたものだそうですけど、別に豆乳を用意しないと作れないのですな。鍋つゆを豆乳で割って、そこに具材を入れて煮込むわけで。
煮立ててると、鍋つゆに含まれる黒酢で豆乳が固まりだしてモロモロな感じ、あまり見た目はよろしくありませんでしたな、味わいはまあ良かったのですけどねぇ。(笑)
カルディさんのお家芸「塩レモン」も含め、まだ試してないのも、買ってないのもありますけど、この冬の鍋つゆはカルディーオリジナルだけで事欠かないかと思っています、結構種類が多くてイイですな。掲載のパッケージ写真は撮り忘れたのやら、撮る前に開けちゃたりしたのでバラバラです、この辺りホームページを見てもらえればと。(笑)

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2022年2月 8日 (火)

右も左も、同じような車ばっかり。

印刷業界で長年働いていたので、業界の仕組みが様変わりしていったのを目の当たりにしていました。オジサンが働き出した頃は、仕事はまだアナログで、日々カッターナイフを片手に「版下」と呼ばれる文字や写真を貼り込んだ台紙を作ってましたな。
デザインやイラストもまず紙にラフスケッチをいくつも描いてアイデア出しをするところから始まるという流れ。そんな作業が大きく様変わりしたのは、Macintoshというコンピューターの出現でした、AppleがまだApple Computerって会社名だった頃。
Photoshop、Illustrator、PageMakerやQuarkExpressなんてソフトを駆使して画面の中でデザインするというDesktop Publishingが海の向こうからやってきたわけで。
特にデザインやイラストの仕事をする者にとってIllustratorってソフトは画期的でした。イラストだけでなく、印刷物のデザインも画面の中で完結できましたからね。あっという間に業界に浸透、デザイン系の雑誌には「Tips」と呼ばれる使いこなしのコツやヒント、小技が毎回掲載されていましたな、オジサンもよく参考にしてましたよ。(笑)
アイデアを練るとき、紙と鉛筆からマウスとキーボードに変わっていった最初だったと思います。実に便利で合理的だったのですけど弊害もありました。誰が作っても似たようなモノになってしまうのですな。個性がないと言うか、いかにもIllustratorで作りましたってのが溢れかえったわけで。
そのソフトで出来ることに振り回されてしまうというか、便利なのが仇になるというか、個性と広がりが無くなって誰が作っても同じようになったのだと思います。
コンピューターを駆使してモノを作るようになって、個性が無くなったなぁとオジサンが感じるのが車。車好きの方からすればそんなことは無いのかもしれませんが、車も持たず運転もしない、好きな車は1950〜70年代なレトロなオジサンには、街中で見かける今時の車はどれも同じに見えるのですな、メーカーのエンブレムを付け替えても分からないくらいソックリさんだらけに見えるわけで。(笑)
性能や安全性や便利さを、今の基準を満たすように作ると、どれも似たりよったりの外見になるのでしょうかね、コンピューターでデザインすると自動的に、こんなのどうでしょうって提案してくれるのでしょうか。
中身がどこも大差がないのなら、せめて見た目だけでも個性的な車が走ってるほうがいいなぁ。(笑)

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そうそうトヨタの「シーポッド」って小型電気自動車の正面写真を見たとき、毎日放送(MBS)のキャラクター「らいよんチャン」に似てるなって思いましたな、ヘッドライトあたりがね。でもこんなちっちゃい車なら、オースチンヒーレースプライトBMWイセッタぐらい個性的でもいいのになって思いました。どちらもトヨタ博物館に収蔵されてるんですからデザイナーさん見に行けばいいのに。(笑)
個性的でカッコ良かった昔の車って、いっぱい思い出せるのですけど、今時の車って後50年ぐらい経ってもカッコ良かったって思い出せるのでしょうかね。ま、その頃オジサンはもうお墓の中なので分かりませんけどね。(笑)

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2022年2月 6日 (日)

露出なんてカンタンなのだけども。

露出だからといって、肌を露わにしたり、見せてはいけない部位をさらけ出したりって話ではありませんからね、子供に見せても安全安心な写真の「露出」がテーマです。(笑)
過去に露出に関する記事は何度か書いておりますけど、正直響きませんなぁ。アクセス数の少なさがこの話題の地味さを物語ってますよ。同じく露出計の記事も、今時露出計を使って写真を撮る人なんていないのでしょうか、悲しいですなぁ。カメラが高性能になって必要性が低くなっているのは分かりますけどねぇ。
ま、露出計を買ってくださいとまでは言いませんけど、露出をカメラ任せじゃなく、自分で判断して決めるマニュアル露出って、撮ってすぐ見られるデジタルカメラだからこそ、試していただきたいのですな。
シャッタースピードと絞りを自分で決めなくてはならないので、カメラのモードはマニュアルに、ISO感度もオートにしないで固定値に設定、ISO400にしておくのが何かと使いやすいかと。
後は昔からよく言われている法則「晴れた日は、シャッタースピードを感度分の1にすると、絞りはF16になる(Sunny 16 rule)」で撮ってみるだけ。つまりISO感度400にしていると、晴れた日はシャッタースピードを1/400秒に設定したとき、絞り値はF16になりますよってこと。
実際はF16まで絞り込むことはあまりないといいますか、現実的ではないので、絞りを2段開けてF8に、シャッタースピードは2段速い1/1600秒にするのが基準にしやすいかと。
で、曇りの日や、日陰で撮るときは、絞り値を2段開けてF4にするか、シャッタースピードの方を2段遅い1/400秒にするかのいずれかで撮れます。カメラ任せのオートと撮り比べてみていただければ、露出って簡単ってのがお分かりいただけるかと。
決して難しいことでもややこしいことでもないのでね、マニュアルモード時のカメラの使い方を覚えておけば、試してみることができますよ。で、マニュアル露出が簡単にできたからといって、特に何が起こるとかじゃないのですけど、そのまま同じものを、シャッタースピードだけ変えたり、絞り値だけ変えたりして撮ってみてほしいのですな。
何が変わるかと言うと写真の明るさが変わります。カメラ任せのオートにしておいて、露出補正をコントロールしても同じことができますけど、あえてマニュアル露出でやってみる方が、露出って何ぞや?が分かりやすいかと思うのですな。
シャッタースピードや絞りの数値を変えるだけで、明るいキラキラした感じや、ダークで重厚な感じになるという面白さですね。って書いてきましたけど、やっぱり露出ネタは地味ですなぁ。マニュアル露出って面白いのですけどねぇ。(笑)

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記事に書いたのと同じISO感度400、シャッタースピード1/400秒、絞りF16で撮った写真を探したら出てきました。こんな感じです。

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2022年2月 5日 (土)

下手の道具調べにならないように。

「下手の道具調べ」ってことわざがありますな。腕の良くない下手くそな人に限って、道具の良し悪しにこだわったり、道具ばかり選ぼうとすることだそうで、早い話、実力といいますか、本人の物事に対する向き合い方を表したことわざだと思うのですけど。
実際自分の腕を棚に上げて、道具のせいにしたがる人って多いですからねぇ。(笑)で、続かなかったり、興味が失せて、結果的に道具だけが残るという結末に。
特にキッチン家電ってそんなの多いですなぁ。それを使えばすごい料理が簡単にできるなんて謳い文句にほだされて買ってみたものの、数回使ってお蔵入り、普段から料理をしない人が道具を揃えたところで、急に上手くなったりしませんからね。いろんな調理ができますって謳ってる電子レンジだって、結局冷えた料理をチンするしか使ってなかったり。
そう言えば子供の頃、何を思ったか父親が買ってきた電気餅つき機も1回か2回ぐらいしか使ってるところを見たことが無かったですな、手入れが面倒、買った方が安いってお蔵入り。そのまま忘れ去られて、十数年後に物置から出てきて笑いましたよ。そう言えばパン焼き機も一時流行りましたなぁ。キッチンの片隅でホコリかぶったまんまって方多いのでは。(笑)
カメラやレンズもそういう部分がありますな。カメラは手軽な入門機からフラッグシップ機までたくさんありますし、レンズもプラスチックを多用した低価格のものから、高くて高性能な明るい大口径レンズまでずらり揃っていて「道具調べ」には事欠きませんからね。(笑)
だけどそんな安い買い物じゃありません、スーパーで野菜を買うのとは違います、それなりの出費が必要なわけで。なので自分に合った長く写真を楽しめるカメラやレンズをチョイスするのは悩ましかったりします。

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若い頃入り浸っていた写真屋さんはお年寄りのお客さんが多くて、そういう人たちってお金持ってるからでしょうけど、若造には憧れのフラッグシップ機だろうが、大口径レンズだろうがポンと買っていくのですな。店長のセールストークが上手いのもあったでしょうけど、それで良い写真が撮れるのなら金に糸目は付けないってことだったのでしょう。
ところが数ヶ月ほどするとお店に持ってくるわけで。ほとんど使われてない美品のまま下取り&買い替えってパターン。理由は「重たくて持って出るのが億劫になった」が多かったですな。
どんなに最高の機材でも、持って出ないことには写真は撮れません、その頃はスマホなんて無かったですから、写真はカメラって道具ありきの世界。道具が立派すぎて自滅してしまったってことでしょうな。
今思えば、あのお年寄りのお客さんたちは、写真を楽しむって言うより、新しいカメラを持つのが楽しかったのじゃないかと。手放したカメラやレンズは、お金の無かった若造の道具になりましたよ。(笑)

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2022年2月 3日 (木)

南京町で見かける「金玉満堂」。(笑)

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金運が良くなるだとか、商売繁盛や福が来るなんてのにまつわる縁起物を飾っているお店って多いですな、日本の場合は「招き猫」が圧倒的一位かと、飾ってないお店を探すほうが大変かもしれません。「だるま」も見かけますけど招き猫には勝てないでしょうな。
そういえば縁起物飾りすぎって喫茶店、昔は多かったですなぁ。何故かおばちゃんがやってるのね。カウンターの隅っこや、レジの周辺にタイガースグッズと一緒に飾られてたりしてました。(笑)
縁起物って居酒屋さんや小料理屋さんでも、景色の一部って感じでよく見かけますな、招き猫だけでなく、福助がいたり、えべっさん(戎神社)の飾りも。十日戎の時に売ってる縁起物の熊手、福やお金を集めるという意味だそうですけど、大きな壱億円札が付いてます、逆さまにして貼っておくやつね。このお札、神戸っ子なら「神戸サウナ」が配る壱億円札を知っている方も多いかと。裏がチラシになってるアレ。(笑)
いずれも金運にまつわる縁起物だそうですけど、ネットで調べてると、戎神社のをフリマサイトで売ってる人もいるのね、こんなことしてバチ当たらないのでしょうか、将来絶対お金で苦労すると思いますよ。(笑)で、この壱億円札ってどれくらいの効力があるのか分かりませんけど、長年貼りっぱなしで年季が入って変色しているお店もありますな、そういうお店って何故か落ち着けて居心地が良かったりします。(笑)
貼るといえば中華料理屋さんで「福」の文字を逆さまにして貼っている縁起物を、必ずと言っていいぐらい見かけます。春節祭の頃に飾られる「倒福」というものだそうで「到福」という「福がやって来る」という意味の言葉と同じ発音だから同じ意味ってシャレだそうで、どうか福が来ますようにって願い事を書き表したものって出てました。

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南京町も春節祭が近づくと飾り付けが「倒福」だらけになります。で、もうひとつよく見かけるのが「金玉満堂」。何も知らずに始めてみた時ドキッとしましたな。「きんぎょくまんどう」と読むそうで、間違っても「キンタマ」と読んではイケマセンよ。(笑)
中国語では「玉」って宝石のように貴重で美しいものを表す言葉だそうで、「金玉」は金や宝石などの財宝、「満堂」は家の中に満ち溢れてる様子って意味だそう。そう聞くと何だかスゴクいい言葉のように見えてきますな。
他には豊かな才能と知識を持った人を表す場合にも使われるそうですけど、南京町で見かけるのは「金銀財宝でお家がいっぱい」の意味合いの方だと思いますね。(笑)

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2022年2月 1日 (火)

Evernoteからの脱出。(笑)

Evernoteの代わりになるメモアプリに「UpNote」推しなオジサンですけど、以前記事にも書いたとおり、UpNoteだけじゃなくMicrosoftのOneNote、アップル純正メモアプリも並行して使っています。
いずれもEvernoteからデータを読み込んで同じ内容にしてあるのですな。こうしておけば使い勝手の違いを見極めやすくなりますからね。面倒くさい話なのですけど、使い比べてみると長所短所がよく分かります。

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で、EvernoteとOneNoteは資料置き場として使用、このアプリで何か作ったり、記事を書いたりって気持ちにはなりませんな。そういうのはUpNoteとアップル純正メモアプリが向いていると思います。
OneNoteは天下のMicrosoft謹製、無料で端末の制限もありません、見た目がOffice系アプリと似ているので、ごちゃごちゃ感はありますけど、Webで見つけたものをクリップしておく、ブラウザーの機能拡張など、Evernoteで便利と感じてたのは用意されているので、慣れればEvernoteは必要無いなと思いました。なので主に資料投げ込みと閲覧用に使ってます。
Evernoteもまだ使っているわけは、年払いのライセンスを購入してたので、あと少し期間が残っているからなのですけど、それが切れたら更新するかどうか微妙。
何しろ無料版はWebも含めて端末2台までしか使えませんからね。複数の端末を使うのが当たり前の今の時代には合ってません、なので有料版を使わざるを得ないのですけど、そこまでの値打ちがあるかどうか、今のEvernoteを見てて思います。
とにかく起動の遅さ、同期の遅さは致命的かと。測ってみたところWindows10で使ってるのは起動に約45秒、ipadは約10秒、Wi-Fi環境でもノートが同期されるのに約15~30秒ほどかかるというモタモタぶり、これじゃ使う気が失せますよ。
古すぎるiMacで使ってるのは最新バージョンに出来ないのですけど、こちらの方がキビキビ速いってどういうこと?(笑)UpNoteは端末関係なく瞬時なので差がありすぎますな。
タスク管理だとかビジネス向けの機能を追加するより、まずサクサク動くようにしてくれないことには、メモアプリとしてどうかと思います。なので只今Evernoteからの脱出を図っています。

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不要ノートは削除、エクスポートで他のメモアプリに持っていった際レイアウトが崩れたのは「PDFにエクスポート」機能を使ってPDF化。どんどんノート数を減らしていってます。家内と共有している料理レシピはまだ残ってますけどね。ま、これもPDF化してクラウドに置いておく方が便利かもしれませんな。(笑)
ガッサリあったノートは、只今100ぐらいまで減らしましたけど、それでも遅いのは変わりませんなぁ、ノートが減ったら早くなるかと思ったのですけどねぇ。もうこうなったらライセンスが残っている間に脱出ですよ。(笑)

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