昭和レトロブームに便乗だ。(笑)
懐かしい昭和のあれこれがブームになるってのは、なんだか周期的に起こっているような気がします。
オジサンのような、高度経済成長期のキラキラした昭和の栄養で育ってきた世代にとっては、子供の頃を思い出して懐かしさを感じるのですけど、その頃を知らない若い人たちにとっては未知の世界、生まれてないのですから当然ですけどね。
知らないからこそ純粋に面白がっている感がありますな。昭和レトロって「エモい」そうで、今は「映える」じゃなくて「エモい」って言わなくちゃダメみたい、もうすでについて行けませんな。(笑)
昨年の夏に地元の昭和レトロなアンティックショップが、百貨店でイベントを開催したのを見に行ったのですけど「コレ昔、家にもあったよなぁ」って魔法瓶や、かき氷の機械、花柄のコップなどを展示即売してましたな。結構いいお値段でしたし、正直こんなの誰が買うのって思いましたけど、そんなのが今の若い方にはかえって新鮮みたい。
イートインコーナーでは懐かしのクリームソーダが飲めるって出てましたけど、あの体に悪そうな色のクリームソーダが随分出世したなぁって思いましたな。復刻といいますか再現するのに一番手軽で簡単な、昭和の喫茶店定番メニュー、どうせやるならミックスジュースやチョコレートパフェ、プリン・ア・ラ・モードも再現していただきたかったですけど、チョット無理だったのかなぁ。(笑)
昭和レトロな喫茶店で写真を撮るのも流行っているそうですな、お店にしてみれば地元の顔なじみやお年寄りばかりだったのに、急に若いお客さんが増えて、写真を撮っていくので驚いたでしょうね。
昭和の大衆酒場をコンセプトにしたお店は昔からよく見かけますな、表にボンカレーやアース製薬の看板がかけてあったりするようなお店ね、メニューに「おかんのポテサラ」だとか「給食のコロッケ」なんて書き方してたお店もありましたなぁ。だからといって昭和価格で飲めるわけではないのですけどね。(笑)
そうそう昨年春にリニューアルオープンした「西武園ゆうえんち」はニュースで見た時チョット行ってみたいって思いましたな。当時の街並みの再現が半端ないようで、「三丁目の夕日」の世界を堪能できるかと。オジサンにとってはディズニーランドやUSJよりこっちの方が、心の底から楽しめると思いましたな。
コンセプトは「昭和の熱気を遊びつくそう」だそうで、あの頃って熱気もスピード感もありましたからね。新しい家電製品だとか、車もそうですし、子供にとっては覚えられないぐらいたくさんのヒーローが、次から次へと登場、アイドルもね。
思えば父親は仕事に忙しく、子どもたちは夢中になるものが多すぎて忙しかった時代でしたな。
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