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2022年1月23日 (日)

写真が撮れれば、それでエエねん。(笑)

例えばコーヒーを淹れる際に、水と豆をセットすれば、あとは自動で全部やってくれるコーヒーメーカーを愛用している方もいれば、すべて手作業でポットで湯を沸かしつつ、豆をコーヒーミルでガリガリ挽いて、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして淹れる方もいるでしょう。そのほうが美味しいから、手間を掛けるところにこだわりがあるからなどなど、考えがあってのことだと思います。
我が家の場合はコーヒーメーカーを買えないわけではありません。バルミューダなんてオシャレな高級ブランド家電のは買えませんけどね。(笑)理由としては、たかが二人分のコーヒーを淹れるのにコーヒーメーカーなんて大層なものはいらない、置き場所もなければ、あとの手入れや洗うのが面倒、手作業で淹れても大した時間じゃないから。
長年そうやって淹れているので、それが当たり前の流れといいますか、日常になっているわけで。カメラも似たようなところがありますな。クラシックカメラを使っていると、シャッタースピードも絞りもピントも全部自分で判断して撮らなくてはなりません。

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一見面倒くさそう、難しそうに感じるかもしれませんけどね、長年カメラとお付き合いしてきたオジサンにとっては、逆にたったそれだけでちゃんと写真は撮れるって思っているので、今時のカメラの方がややこしく感じてしまいます。山のような設定の海に溺れていますよ。(笑)
例えばオートフォーカスひとつとっても、ピントが合うと停止するシングルAFに、ずっとピントを合わせ続けてくれるコンティニュアスAFの2つの選択肢がありますけど、さらに顔や瞳だけでなく犬猫や鳥などの動物や、鉄道やレーシングカーなどにも合う被写体認識AFが主流だそうで、ディープラーニング技術を応用だそうですけど、その分各種設定が増えてるんでしょ、もうオジサンには絶望しかないですな、なんでそんなにややこしくするの?昔はピントリングぐりぐりだけで済んでたのにね、オートフォーカスに関する部分だけでこれですから、他の部分の設定も含めたら、うんざりするような設定のハードルでしかないですよ、目的にたどり着けない。
ニコンさんの「Z fc」はアナログな操作感が受けてて人気のようですけど、富士フィルムさんも長年アナログ操作が売り。どちらがどうのこうのの話じゃなくて、ダイヤルをカチカチ回すアナログ操作って、直感的に分かりやすいってのが、このカメラを通じて若い方に広まればいいなと思います。
オジサンは富士フィルムさんのミラーレスカメラX-T30とX-S10を使っておりますけど、もうね設定を完全に把握するなんてのは放棄しましたよ。このままじゃ使いこなせてないのではなんて気持ちは宇宙の彼方へワープしてもらいました。フィルム時代と同じ感じになるようにを基準に、余計な細かな設定はOFFかデフォルトのまま。
ISO感度は400、フィルムシミュレーションはVelvia、あとはシャッタースピードと絞りだけ自分で決めて撮る、たったそれだけ。さらにクラシックレンズや中華レンズを付けているのでオートフォーカスも関係なくマニュアルピント合わせ。迷いがないどころか逆に快適、サクサク撮れますし、昔はこうでしたからね。設定を楽しむなんてことより、思い通りに写真が撮れれば、それでエエんですわ。(笑)

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