Z世代ってナニ?(笑)
昨年後半辺りから、報道番組などでよく見聞きするようになった「Z世代」って言葉。その定義といいますか、意味がよく分からなかったので調べてみたところ、明確な定義があるわけではないようで、結論は結構バラバラでしたな。
ざっくり言うと1995年から2010年頃に生まれた世代を指す言葉だそうで、もともとアメリカで1965年〜1980年頃生まれを「ジェネレーションX」と名付けられたことが始まりみたい、1980年〜1995年頃をY世代、その次なのでZ世代と呼んでいるそう。年齢で言うと11〜26歳ぐらいになるわけで、2020年代に学校を出て働きだす若者なので、社会や経済に影響を与える世代として注目されているって出てましたな。
こういうのを検索すると、マーケティングリサーチ系やトレンド分析系のサイトが山ほど出てきます、Z世代とやらの消費行動を分析して儲けに繋げたいなんて方や企業が見るのでしょうか。
で、Z世代の傾向や特徴、価値観なんてのをいちいち説明しませんけど、物心ついたときにはネットもスマホも当たり前だった子たちと言えば、ほぼ全容が分かるかと。スマホの中で完結できることが物事の基準になっているのだと思いますね。
なのでその反動でしょうか、モノ(商品)よりもコト(体験やサービス)に価値を見いだす傾向があるそうですけど、スマホばかり眺めて暮らしてたら、誰でもそうなりますわな。それZ世代だけじゃないでしょ。(笑)
いくらSNSなどで繋がっていても、人と直接会って話すのとは別物ですし、便利なサービスもただ画面にタッチしているだけですからねぇ、その場所やお店に行って感じることとは違うのは当然かと、画面に広がるのは、所詮画面の中の出来事でしかありませんからね。
そんなのが物心ついたときから日常的な世代が、それ以外のものに興味を示したり欲しくなるのは、単なる人間の性だと思いますけどねぇ。わざわざ調べて分析しなくても分かることじゃあーりませんか。(笑)
オジサンはX世代より前なので、いわば生きた化石世代。スマホや携帯電話のような、ポケットに入る機械で誰とでもコミュニケーションできるなんてのは、鉄腕アトムやウルトラマンに出てくる、夢の未来の出来事でしたからね。かろうじてそれに近いものってトランシーバーだったなぁ。(笑)
それがいま現実になっているわけで、たしかに便利にはなっていると思いますけどね、だからといって豊かで良い世の中になっているかって言うとそうでも無さそう、むしろなんだか窮屈な感じがします。そう思うと便利が豊かさとは繋がらないってことを、Z世代の若者って案外分かっているのかもしれませんな。
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