気になる中華レンズ、TTArtisanのアレとコレ。
中古カメラ屋さんの売り場を見ていると、フィルムカメラがどんどん悲しい状況になっているのを感じますな。行く度に陳列スペースが小さくなっているように思います。
その分中古デジタルカメラが幅を利かせていますよ、市場が熟成したおかげで、画素数など根幹部分の性能が高いものばかりになったので、その分長く使えるカメラが増えて、中古市場の賑わいになっているのでしょうな。フィルムカメラで偉そうだったライカも、今はデジタルが偉そうにしてましたよ。(笑)
で、そんな中でも交換レンズはまだまだ元気があるみたい。1960〜80年代頃の一眼レフ用交換レンズはミラーレスカメラにマウントアダプターで手軽に楽しめますからね。銘玉、希少価値、マニア、コレクター向けに目もくれなければ、数千円から買えます。大量に出回った50mm標準レンズや、見てくれは並品でも実用に問題ないレンズはホント安いですな。
オートフォーカスなんて無い時代のマニュアルレンズですから、ピント合わせも自分でやるってところを面白がれば、撮る楽しみになるかと。マウントアダプターを介して、ただボディーと繋がってるだけのレンズなわけですけど、写真はちゃんと撮れますよ。オジサンがカメラに手を染めた頃はオートフォーカスなんてまだありませんでしたから、かえってあの頃のような気分で撮ってます。
そんなマニュアルレンズにガンガン新製品を投入してきているのが、お隣の中華レンズメーカー。日本のメーカーが作らないような魅力的なレンズがたくさんありますな。
オジサンも2年前に「Venus Optics」のブランド「LAOWA(老蛙)」の65mm F2.8 2x Ultra Macro APOってマクロレンズで中華レンズデビュー。LAOWAってレンズのラインナップを見ると、マクロレンズと超広角レンズが得意みたいですな。使いだしてこのブログに掲載している物撮りやテーブルフォトは、ほぼこのレンズで撮ってます。2本目が「TTArtisan(銘匠光学)」の35mm F1.4C、1万円でお釣りが来る小型で明るい単焦点レンズ、購入時8,910円でした。お値段以上のクオリティですっかり気に入ってしまったわけで。そのTTArtisanから昨年の10月に「40mm F2.8 MACRO C」12月に「23mm F1.4 C」が発売、どちらも実売1万円半ばで買えるので気になっておりますよ。
40mm F2.8 MACRO Cは、レビューを見ると逆光耐性と内面反射が気になりましたけど、絞り羽根11枚なのでボケは美しそうですし、マニュアルフォーカスとはいえ、今一番安く買えるマクロレンズだと思いましたな。23mm F1.4 Cは、オジサンが一番気に入っている純正レンズXF23mm F2 R WRと同じ焦点距離ってところがミソ。撮り比べて中華レンズの実力を見てみたいなと。(笑)他にも気になる中華レンズはあるのですけど、中古オールドレンズ並の値段で買える、今時の新品レンズってことでこの2本を候補に上げてみました。
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