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2021年12月19日 (日)

デジカメ買えるまで、フィルムカメラはいかが。

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少し前に「フィルムが遠ざかっていく」って記事を書きました。その後またニュースがあって、富士フィルムさんが「フジカラー 100 24枚撮」と「フジカラー SUPERIA PREMIUM 400 27枚撮」の販売を終了して、どちらも36枚撮りのみにすると発表がありました。最初見たときドキッとしましたな「えっ終了?」って思いましたからね。
36枚撮りに統一されるだけなので、終了じゃないって分かってホッとしましたけど、富士フィルムさんのサイトに出ているお知らせを見ると「生産効率の向上や経費節減など懸命なコスト吸収につとめて生産してまいりましたが、カラーネガフィルムの継続的な安定供給の為、今回販売を終了することになりました。」って出てました。
撮影枚数違いってことは、長さの違うフィルムを作り分けなくてはいけないわけで、それだけで手間でしょうし、他のフィルムに合わせて36枚撮りに統一すれば、そこのコストを減らせるって判断だと思います。
ただ文面見るともうギリギリでフィルムを作ってくれてる感が伝わってきますな。儲けはすでに出てない事業だけど、写真文化への貢献のため、撤退するわけにも行かないジレンマといいましょうか、板挟み感がヒシヒシと伝わってきます。需要と供給じゃなくて、消費量と製造コストのバランスがすでに成り立ってない。
で、今や写真はデジタルに移行してしまっているわけですけど、そのデジカメが半導体不足で作れなくなってます。影響は想定以上に深刻だそうで、メーカー各社供給不足や受注停止のお知らせをアナウンスしていることからも分かりますな。
特に新型カメラは予約しても納期未定が当たり前になってます。大手量販店でも入荷未定や品切れ中になっているというのをニュースで見ましたし。
欲しいのに買えねぇ〜ってブチブチ文句を言っててもどうにもならないので、供給不足が解消するまで、フィルムカメラに手を染めてみるってのはいかがでしょうか。
フィルムカメラはスゴク安くなってますしね、中古カメラサイトの「CAMERA fan」「J-カメラ」で1万円を上限に検索してみると結構出てきますな。オジサンが欲しくなってしましましたよ。(笑)
そんなフィルムカメラの中でも、半導体も使ってなければ、電池も必要ないような完全メカニカルなオールドカメラを選ぶってのも渋くて面白いかもしれません。デザイン重視で見た目のカッコ良さで選ぶのもありかと。
正直言って今がフィルムカメラを楽しめる最後のチャンスなのかもって思いがあります。まだ値上がりするでしょうし、種類が減ったり、作り続けてくれるかどうかも不安材料ですからね。
将来フィルムはインスタントカメラのチェキだけになるのかもしれません。そうなったらフィルムカメラは全滅、飾っておくだけのアンティークになってしまいます。そうなる前にフィルムで写真を撮ってみるのはいかがでしょう。

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