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2021年11月20日 (土)

お日様には、勝てないのだけど。(笑)

お家フォト環境を充実させるために、LEDライトやクリップオンストロボを買い込んだおかげで、今までの窓からの自然光だけの撮影から幅が広がったと言いますか、融通がきくようになりました。
どんどん日が短くなって、夕暮れが早まっておりますので、自然光で撮れる時間が限られるのですけど、ライトがあればいつでも撮れますからね、できればもっと充実させたいですな。
とりあえず値段で選んでしまった感のあるLEDライトとクリップオンストロボ、どちらも3千円台という激安機材なので使い勝手の限界も見えてます。できればLEDライトを、もう少し使い物になるモノにチェンジしたいなどとAmazon見ながら欲も出てきましたよ。(笑)
仕事ではLEDライトは使っておらず、全てストロボで撮影していたので、それに習って小型のモノブロックや、クリップオンストロボを多灯でコントロールしてやろうかって考えたのですけど、時代の流れを考えるとLEDライトかなぁと思うわけで。撮影用ライトも時代とともに変わりますからね。
古い写真雑誌を見ると1960年〜1970年代にかけて、写真用タングステン電球からストロボを使った撮影に移り変わってますな。寿命も短く、高熱を発するタングステン電球が主流だった頃に、ストロボって大発明だったのだと思います。
瞬間光ですから動きのあるものを止めて写せましたし、何より発光菅の光は安定してて長寿命。ストロボがスタジオライティングの主流になっていったのは当然かと。
長く続いているストロボ主流に対して、じわじわ勢力を伸ばしてきたのがLEDライト。動画では定常光じゃないと使えませんから、ストロボは役に立ちませんからね。動画もスチル写真も両方いけるLEDライトはある意味ライトの革命なのかもしれませんな。
かれこれ17年前ですけど、東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ったことがあります。歴史的価値のある古い建築物を移築して一般公開しているのですけど、その中に「常盤台寫眞場」があります。

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昭和12年に板橋区に建てられた写真館だそうですが、その当時の建物としては超モダン建築、自然光を取り入れるための窓が多くてどれも大きいのですな。その当時ですと撮影用の人工光ってマグネシウムを使った、閃光粉や閃光電球だったはずなので、やはりメインは窓からの自然光だったのでしょう。フィルムの感度も低かったので、実質昼間しか撮影は出来なかったのではないかと。
それを思えば、今は撮影用ライトって充実してますな。ただ、お日様の光にはどう頑張っても勝てません、地球を照らす超巨大光源ですから当然ですが。なので基本はやっぱり窓からの自然光、ライトを使うときも、いかにも使ってますって感じじゃなくて、自然光で撮ったように見せるのがキモかと。でもコレって仕事で撮ってたときと変わらなくなってますな。(笑)

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