壁面アートな看板物件。
街歩きで目に付くそそる物件はいろいろありますが、看板はその中でも一番かと。目立たなくてはいけないものですから、お店の個性がそのまま出てますな。
つまらないのはファーストフードや外食チェーン店の看板、全国どこでも同じですからね。木村拓哉さんが出てるマクドナルドのテレビコマーシャルで「マック見っけ」ってセリフがありますけど、あの「M」のマークも日本中どこででも見かけます、それが安心感にもなるのですけど、認知度は高くても個性的かっていうと、それはちょっと違うかなって思いますね。十分に認知されてるのでその必要が無いのかもしれませんが。(笑)
街歩きで新しいお店の工事現場に遭遇するのは楽しかったりします。表がまだ出来てなくて中が見えてたりするやつね。カウンターらしきものが見えてたりすると、その高さで立ち飲みなのか、ラーメン屋など座って食べるお店なのか分かりますからね。ってそんなの見ながら歩いてるオジサンはただのヒマ人ですか、そうですか。(笑)
ま、看板って工事の最後に付けられるのがほとんどだと思うので、何のお店が出来るのか分からない工事現場から、推理するのも街歩きの楽しみかと。なので建築現場の許可票に、お店の名前なんぞが書いてあるとネタバレでがっかりします。(笑)
それとは真逆な、お店が無くなって、賃貸物件って不動産業者の張り紙がしてあるのに、まだ看板だけ残ってるって物件も多いですな。コロナ前に流行ったタピオカドリンク屋も看板だけ残骸のように残ってる貸店舗がまだありますからね、悲しい放置プレイというか借り手が付かないのが丸分かり物件。(笑)
で、そんな街の自己主張な看板事情、壁面に取り付けるタイプじゃなくて、壁に直接ペイントしてしまっているお店もありますな。専門業者に発注して描いてもらう場合もあるでしょうけど、お店の関係者に絵心のある人がいて、自分でペイントしてしまったんだろうなって思ってしまう、手作り感溢れる看板がなぜか多いような気がします。看板というよりアート作品になってるようなのも見かけます。
最初から俺が描くぜって意気込みでペイントしたのか、予想以上に工事費用がかさんで、看板代まで手が回らず、背に腹は変えられなくてペイントしたのか、その辺りの事情といいますか内情までは分かりませんけどね、いずれも独特のオーラを放っている感じがしますな。
この場合上手い下手よりも勢い重視といいますか、ウケ狙いといいますか、しっかりこれを見ろ感が一番大切なのかと。そんなこんなで撮ってたものから掲載してみました、どうぞ。(笑)
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