カメラマンは工作好きがなぜか多い。(笑)
カメラ&写真に関する色々な方のブログを、常日頃いくつも巡回しておりますけど、だんだん若い方のブログは見なくなりましたな。何しろ更新されないんで、つまらなくなりましてねぇ。
プロフィールには写真に対する立派な言葉が書いてあるのですけど、何時見ても同じ、代わり映えのしない画面ですなぁ。地味なブログより、レスポンスのいいSNSでフォローしてもらうほうが楽しいのでしょうな。(笑)
ま、そんなこんなで遠ざかっておりますけど、替わりに最近面白くて良く見てるのが、プロカメラマンのブログと動画。
それも面倒くさい写真論なんぞを語ってる作家系の方じゃなくて、実務でたくさんのクライアントの、様々な撮影を日々こなしている、ちょっと職人肌のカメラマンのブログや動画が面白いのですな。
早い話、最高の1枚を撮るために、機材や撮影環境を創意工夫でアレコレ改造したり、工作したりしてるところに共感があって楽しいわけで。
見ながらオジサンの工作魂に火が点いてしまいましたよ。おかげで最近はホームセンター通いが楽しくて、出かける度に材料や使えそうな物を買い込んでます。(笑)
撮影機材って、今時は中国製品が安く買えるようになりましたけど、名の通ったメーカー品って、いい値段するものばかり。一度買えば10年以上使うものが多いので、それを考えると高いわけじゃないのですけど、それを仕事の内容や使い勝手に合わせて改造改良は当たり前。ホームセンターで手に入るもので作れたら安く付きますしね。
そういえばオジサンは色んな物を左利き仕様にしてましたな。(笑)このような自分が使い易くするための工作もあれば、撮影依頼に合わせて作る小物やセット類もありました。
ダンボールとトレペでフェイクの障子戸を作ったり、フランスの片田舎のレストラン風窓枠を作ったり。背景にぼかして写り込ませた時に、それらしく見えるように作るわけですな。(笑)
メーカーの商品カタログの撮影は、毎年新商品の撮影があるのですけど、以前掲載した写真と向きや角度を同じにしなくてはいけません。なので一発で角度合わせができるように、スチレンボードでアタリ用治具を作って、誰が撮っても同じになるようにしてましたよ。
最近見ているプロカメラマンのブログや動画はそんなのが満載なので見てて楽しいわけで、仕事のスタイルに合わせた工作なので、いわばカスタムメイドの世界なのですけどね、どの方も創意工夫がスゴクて、ここまでやっちゃうのかって見てて飽きませんよ。
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