撮影用ライトボックスを格安自作だ。4
やっと出来上がりましたよ。本当はこんなの1日で作って、即行使ってみました記事を書くつもりだったのですけどね、全集中で制作ってわけにいかず、タラタラ進捗だったので、記事を4回に分けて、遅れてる言い訳兼ねて時間稼ぎという姑息な手段に。(笑)
ま、おかげで光を拡散させて、面光源にするライトボックスの役割や必要性についてのアレコレが詳しく書けたのでオジサン的には良かったかと。読んでくださってる方にはつまらなくて退屈だったかもですけどね。
本当に大事なのはここから、実際に使い物になるのかってところは、これから使ってみて検証しなくてはいけません。作ったはいいけど、使えませんでしたでは、4回に分けた記事が全てゴミ製作記でしたよねってことになり兼ねませんから。(笑)
なので日が暮れて外が暗くなるのを待って、このライトボックスと、「LEDビデオライトは一癖ありそう。」って記事で書いた小型のライトボックスの2灯だけを使って撮ってみました。撮影風景はこんな感じです。
ライトの基本は逆光、半逆光ですから、背後から三脚に付けたライトボックス、三脚は2本を短くして机の上に、残り1本を長く伸ばして床の上に接地させ配置。左からミニ三脚に付けた小型のライトボックス、被写体を挟んでその反対側と手前にレフ板を立てました。
撮影台は家具の棚板を流用、モデルにしたカメラはフジペット35。昭和34年に少年少女向けカメラとして発売されたものなので、同じ頃の表紙がキレイな児童書籍を一緒に写しました。
とりあえずどんな感じで撮れるのかを見たかったので、絞り優先&カメラ任せ&露出補正して撮りました。撮影データはカメラX-T30、レンズLAOWA 65mm F2.8 2x Ultra Macro APO、ISO感度2500、絞りF4、シャッター速度1/250、露出補正+1/3でした。
撮った写真はこんな感じ、そこそこいけそうなのですけど、残念なのは発光面の面積が足りないので、レンズに発光面の四角が写り込んでしまいます。レンズのような球面のものは周りが写り込みますから、本来ならもっと大きなデュフューザーが必要なのですけど、家具も置いてる4畳半の部屋なので、そんなの絶対に無理。(笑)ま、何とか創意工夫してやろうとは思ってますけどね。
二つ目は同じ背景で、晩ご飯用に作ってた牛すじを炊いたのを撮ってみました。これは背後からの1灯とレフ板だけ、小型のライトボックスは使ってません。本当は青ネギ散らすのに、買い忘れたので彩りがちょっとさびしいですけどね。ま、ポンと置いて撮るだけで、これだけ撮れれば御の字かと、後ろにお酒の入った盃や、民芸調の七味の容器なんぞを配置すれば、小料理屋のカウンターの雰囲気で撮れますな。(笑)
最後はX-T30とレンズを撮って見ました。ライトボックスだけで撮ったらどうかって条件つけたので、レンズの写り込みが気になったのですけど、このライトで撮れる限界も分かりましたよ。ある程度予想はしてましたけどね。(笑)
スタジオでも撮影に手間がかかる写り込みが激しいガラス製品、ステンレス、貴金属類や、大きな物は厳しいですけど、こじんまりとしたテーブルフォトなら使い物になりそうですな。作ったからには使わな損、小さなことからコツコツと、フル活用してやろうかと。(笑)
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