« カメラマンは工作好きがなぜか多い。(笑) | トップページ | 春夏冬中(商い中)。 »

2021年10月24日 (日)

Photoolex M500って、3,049円のストロボ。

_t311512_blog

ライトボックス自作してから、自然光で撮れない時間帯は、もっぱらこれを使って撮ってます。大きな物を撮るには向きませんが、こじんまりとしたテーブルフォトや、料理の単品撮影ならOK。定常光なのでライトの当たり具合を見ながらセットできますしね。でもやっぱり物理的な光量不足はどうにもなりませんな。
なのでやっぱりクリップオンストロボ買っちゃおうかなって検索、メーカー純正品なんて高いだけなので、中華機材からチョイスしてやろうかと。
信頼性だとプロの愛用者も多いGodox、値段の安さだとNEEWERが候補だったのですけど、Amazonタイムセールで出ていたのが「Photoolex」ってブランドのM500ってストロボ、お値段3,049円!って有り得ないと言うか激安で頭おかしくなりそう。(笑)
純正品は実売2万〜5万円、多機能&安心感はありますけどね、ストロボなんて光量コントロールが出来て、ちゃんと光ればOKなオジサンには、猫に小判、豚に真珠なわけで。何よりこの値段に心動いてしまいましたって、動かない人いないでしょうな、ホントに儲け出てるの?(笑)

_t311517_blog

そもそもPhotoolexなんて聞いたことが無いメーカーだし、不安材料満載だったので調べてみたところ中国深センにある「imuto Limited(深セン天宝通テクノロジー株式会社)」ってモバイルバッテリーなどを作ってる会社の中にある写真機材のブランドだそう。日本語HPもあるし東京にオフィスもありました。
Amazonのレビューには結構高評価ばかりでてくるのですけど、ヤラセ口コミや、ステマレビューを調べるWebアプリ「サクラチェッカー」で調べると「サクラ度90%、危険」って表示が。(笑)ちょっとビビりましたけどね、商品そのものの評価ではないので、鵜呑みにするのもどうかと。

Photo_20211005163401

中華機材の謎は、おおらかなのか雑なのか、どう見ても同じ、型番も同じなのに違うメーカーだったり、色んなメーカーで部品を共用しているのか部分的に全く同じだったりするところ。正面から見ると違うデザインなのに、背面の操作パネルが同じなんてのが出てきました。(笑)
そういうところを理解と許容した上での格安機材なので、買ってみた方のブログなどを見て決断。他社と比べて面白そうって思ったのが、LEDライトも内蔵ってところ、ライティングの確認をするモデリングランプ代わりに使えるかも。

_t311513_blog
_t311519_blog

カメラの内蔵フラッシュに同調して光るスレーブ機能でカメラから離して光らせられますし、オジサンが必要なものは全部入りなのにたった3,000円ほどなのでポチりました。でも、チョコっと不安だったので、届いて即行エネループ入れて発光テストしたのは言うまでもありません。(笑)

_t311520_blog

一通り試してみて問題ありませんでしたよ。使い道の無かったカメラ内蔵フラッシュも活かせますし。なので内蔵フラッシュが被写体に当たらないようにするニコンさんの「内蔵フラッシュ用赤外パネル SG-3IR」みたいなのを自作しようかと。
ガイドナンバーは35(ISO100/m、照射角35mm)、小さいように見えますけどね、実はからくりがあって、ガイドナンバー60の大光量なんて書いてあっても、よく見ると60(ISO100/m、照射角200mm)って表記してますな、この照射角が問題で、狭めると光は遠くまで飛ぶ性質があるわけで。

_t311515_blog

200mmでガイドナンバー60ですと、35mmでのガイドナンバーは34ぐらいになるので換算をすると同等ってこと。室内での物撮りには十分いけると思いますな。発光量は 1/128 から 1/1 まで8段階設定できます。完全マニュアル操作ですけど、そのほうが使いやすい、TTL調光って逆に使いにくいのでね。
立派な箱に入っててビルドクオリティーは悪くないかと。安物って感じは受けませんでしたな。とりあえずこんな商品でした。さっそく使ってみますよ。(笑)

| |

« カメラマンは工作好きがなぜか多い。(笑) | トップページ | 春夏冬中(商い中)。 »

写真用品いろいろ」カテゴリの記事

写真生活、お役立ち」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カメラマンは工作好きがなぜか多い。(笑) | トップページ | 春夏冬中(商い中)。 »