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2021年10月 2日 (土)

F1.4のデカイ人たち。

ひと月前の9月2日、富士フィルムさんのX summitで発表のあったレンズ「XF23mmF1.4 R LM WR」「XF33mmF1.4 R LM WR」。今年4月に発表、5月から発売された「XF18mmF1.4 R LM WR」とデザインも統一されて、新しいF1.4 R LM WRのシリーズになる模様、どれもちょっと高くてデカイところも統一されてます。(笑)
そうなると今まで神レンズなんて評価されて人気があった「XF35mmF1.4 R」はディスコンなのでしょうか、2012年の発売ですからねぇ。光学性能は神レンズでもそれ以外のところがすでに今時感が無いといいますかデザインも野暮ったいですし。(笑)
Xマウントが来年10周年ということで、初期のレンズはそろそろ古臭さもチラホラ、今時のスタンダードやトレンドを考えると、リニューアルや新レンズに置き換えるのには、いいタイミングなのかもしれませんな。オートフォーカスの駆動方式も進歩しましたし、防塵防滴なんてのも今時は当たり前になってますからね。
思えばオジサンがカメラに手を染めた頃は、カメラやレンズにとって水気は厳禁、濡れたら終わりって教えられてきましたし、水没カメラやレンズは救済できないってのが定説、雨の日の撮影なんてのは、自分がビショ濡れになろうが、機材は死守するってのが当然でしたな。
ところが徐々にプロユースのお高いカメラやレンズから、防塵防滴仕様なんて言葉がカタログに踊るようになったわけで。キヤノンさんのお高い系「Lレンズ」のカタログには、ビショビショになったレンズとボディーの写真が掲載されてたのを思い出しましたよ、それまでの常識が染み付いていたので、最初直視できませんでしたな、何というオソロシイ写真かと思いましたからね。(笑)
ま、新しいレンズの登場はワクワクしますから、ナンボ増えてもらっても大歓迎ですけど、開放絞りF1.4の明るいレンズはオジサン必要ないかも、まずお高いですからおいそれとは手が出ませんな。それに街歩きで撮る時にはF8ぐらいに絞り込むことが多いのでね。
仕事の撮影でも明るいレンズを開放で使うなんて場面は皆無でしたな、背景がボケ過ぎて明らかにやり過ぎでしたからね、NGになってもOKは出ないのが現実だったわけで。(笑)

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オジサン手持ちのレンズでF1.4は2本だけしかありません。オールドレンズでは東京光学のRE58mmF1.4、現行品ではすっかり気に入っている銘匠光学のTTArtisan 35mm F1.4Cというマニュアルフォーカスの中華レンズ。1万円でお釣りが来るF1.4レンズなんて有り得ないですからね。(笑)
新しくなった富士フィルムさんのF1.4レンズ、気にはなりますけど、宝くじでも当たらないことには買えませんな。むしろ明るいレンズを楽しむのならもっと振り切ってF0.95なんて中華レンズに手を染めてみるのも有りかもしれませんしねぇ。楽しみ方とお財布事情を天秤にかけると、その方がコストパフォーマンスは明らかに良さそうなのが、誰の目にも明らかかと。(笑)

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