毎年恒例、栗の渋皮煮。
雨の多い年は栗がよく実るそうで、今年はどうやら実の付きがいい栗が豊作だそうですな。で、さっそく家内が買ってきてました。こういう旬のものは駅前のスーパーや生協じゃなく、繁華街から少し外れたところに、昔からある個人経営のスーパーで買ってます。
スーパーとはいえ元々は八百屋さん、手作りのお惣菜やパン、和菓子なども並べるようになって、だんだん食品のバリエーションが増えてスーパー化してしまったお店なので、入り口なんて無く、表の平台に段ボール箱のまま野菜が並んでいる様子は、八百屋さんのまんま今も変わらないお店。店先には買い物に来たお年寄りの、手押し車がいっぱい不法駐車してますな。(笑)
そんなお店ですから、農家とのコネクションと言いますか、古くからのお付き合いがあるのでしょうね、旬の野菜果物はいち早く店頭に並びます、しかも安い。なので旬になると家内が自転車で走ってます、結構競争率高いみたい。(笑)
家内曰く、買って来た栗はスーパーよりだいぶ安くて大きいって言ってましたな。見ると確かにデカイので証拠写真を撮りました。X-T30と一緒に撮ったのですけど、合成でも画像処理でもないですからね、本当にこんなにデカイのよ。(笑)
さっそく蒸し栗にしてみましたけど、これだけで十分甘くてホクホク。そんじょそこらの和菓子をすでに超えてる感がありましたな。で、目的は栗の渋皮煮。
数年前ですか、料理研究家の方が、旬の地元食材を使ったレシピを毎月紹介するって新聞記事の撮影を担当させていただいたのですけど、その時のレシピの中にあったのがこの渋皮煮。難しそうなイメージだったのですけど、簡単に作れるようにレシピは工夫されてました。
オジサンが撮らなきゃいけない写真は、調理前の食材の写真、調理工程の写真、出来上がった料理の写真の3種類、キモは工程写真で、料理研究家の方のレシピを元に、ライターさんが書いた原稿に沿って、各手順の説明写真を撮るのですな、いわゆる皮をむいてるだの、魚の開き方だの、揚げてるところだのってやつ。
渋皮煮はつまようじで、渋皮のスジを取る工程の手元写真を撮りました。作業途中でストップしてもらってパシャって具合、良い感じに撮れるまで何度か繰り返しますけど、調理を進めなくてはならないので時間はかけられないという撮影。緊張感があって楽しかったですよ。(笑)
で、そのレシピを元にお家で作ってみたのがきっかけで、毎年恒例になったわけで。調理の現場を目の前で見ていたので、家内に伝えるのもスムーズでしたしね、おかげで美味しくできましたな。それに味を占めてこの季節に多めに作るのが我が家の定番になってます。
| 固定リンク | 0
「 食べる、飲む」カテゴリの記事
- かどや食堂に、ありがとうを言いに。(2025.01.14)
- 何を食っても1,000円超えの時代に。(2024.12.19)
- ウエイパーな生活。(2024.12.10)
- 喫茶店のピラフって焼き飯なんだけども。(笑)(2024.12.15)
- JICA(国際協力機構)のランチで東アフリカを学ぶ。(2024.10.26)
コメント