カメラバッグは中身を入れてナンボですわ。
カメラバッグをメーカーサイトやアマゾンで検索すると、収納例の写真が出て来ます。どれくらいの機材が収納できるのか目安にしてねってことで、載せているのだと思いますけどね、あまり参考にはなりませんな。
特にやたら細かく仕切りができるようになってるのや、便利なポケットがあちこちに付いてるのは、メーカーのこれなら便利だろうって思い込みや、押し付けを感じてしまって、実際の使い方とかけ離れてるように思うことがあります。実際取材の仕事では、そういう大きなお世話のいっぱい詰まったバッグより、シンプル通り越して何も付いて無いようなのが便利でしたからね。
スタジオでは複数のカメラマンが共用で使うので、皆に聞いてみたら、丈夫でデカくてガッツリ入るだけなのが一番使い勝手がいいって意見だったので、出入りの機材屋さんに探してもらってf64の一番デカイのを持って来てもらいましたけど、そんなに便利って感じはしませんでした。
結局富士フィルムさんの景品でもらったバッグが一番人気で出番が多かったという。クッション材の入ったナイロン製のただデカイだけの箱型バッグ、前面にファスナー付きポケットひとつ、中仕切りも1枚だけのホント何も無いバッグ。(笑)
オジサンはいつもラムダさんの「カメラザック高尾山」ってリュックタイプを使ってました。通勤に使ってたのを、取材の時は中身入れ替えて出かけてたのですけど、中仕切りは上下を二つに分ける1枚だけにしてあって、レンズを付けたカメラを二台ぶっこんでました。EOS 5D MarkII二台にEF16-35mmF2.8L USM、EF24-105mmF4L IS USMが多かったかなぁ。
レンズ付けっぱなしで入れてたのは、現地に着いて即撮影できるようにしておくため。取材って大抵スケジュールがタイト、想定外の撮影を突然言われることも当たり前の世界なので、予測してカメラはスタンバイしておかなくてはならないのですな。現地でボディーにレンズ付けてなんてチマチマやってると後でクレーム来ます。(笑)
レンズフードを逆さにかぶせて仕舞い込むのもやってませんでした、外れないようにテープで固定してたぐらいですからね。で、カメラをぶっこんで、すき間にクリップオンストロボねじ込み、背面ポケットにノートパソコン、前面ポケットには財布や時計。予備バッテリーとメモリーカードはシャツの胸ポケットに入れてました、なので取材の時は胸ポケットが左右両方に付いてるシャツで出かけてましたな。
食品会社の工場取材とかって、衛生上カメラバッグ持ち込めないところがほとんど、バッテリー切れで事務所に取りに戻るなんてできませんからね、身に付けておくのがセオリー。(笑)
カメラの出し入れを考えると、ショルダータイプの方が便利なのではって思われるでしょうけどね、取材ではカメラは出しっ放しがほとんどなので、行き帰りしか入れてる場面がないわけで、疲れにくくて両手の空く、リュックタイプの方が実は便利だったのですな、三脚もベルトで側面に付けられましたしね。
その時使っていたリュックは今、買い出し用に活躍中、業務スーパーでしこたま買い物しても、難なく入ります。ただ持ち上げると重いですけど。おかげでエコバッグは不要、シンプルでガッツリ入るのが何かと一番便利ですよ。(笑)
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