休業直前ポートタワーに滑り込み。
大規模なリニューアル工事のため9月26日をもって休業したポートタワー。営業再開は2年後の予定、ちょうど60周年に当たるので、それに合わせて工事を完了させようってことなのでしょうけど、取り壊して建て直そうって話じゃないので、ずっと建ってますし、年内はライトアップもするみたい。
開業が1963年ですから、オジサンまだ2歳、流石に記憶はありませんけど、幼稚園ぐらいの頃には連れて行ってもらってました、ポートタワーの前で「シェー」ってやってる写真が確かアルバムに貼ってあった記憶が。(笑)
中突堤ももっとショボくて、荷物を運ぶ「はしけ」って小さな船がいっぱい、船上生活をしている人もいた頃。当然ながらメリケンパークなんてものは有りません、埋め立て前でまだ海でした。
ま、港に建ってて行きやすいし、海は広々してるし、お出かけのネタに困ったときのロケーションとしては、最高のランドマークだと思いますからね。小学校の遠足や、年頃になって彼女とデートなどなど、人生のいろいろな場面で利用させていただきましたな。(笑)
クラシックカメラの沼に堕ちてしまった頃はカメラのテストによく撮りましたよ。色あいのテスト撮りなら極彩色の南京町がベストですが、細い線の描写やコントラストをテストしたいなら、ポートタワーの鉄骨と隣の神戸海洋博物館の帆船の帆をイメージしたフレーム構造の屋根が向いていたのですな。撮る位置によっては、博物館の屋根の下にポートタワーが建ってるような、おもしろい構図で撮れたりしましたからね。
ま、そんなのを抜きにしても、ハーバーランドに出かけたり、港を散歩って場面では必ず撮ってしまうのがポートタワーでしたな。目立ちますし、くびれのある形は東京タワーや大阪通天閣とは違って独特の佇まいですからね、鉄塔の女王なんて呼ばれてました。
で、休業ギリギリにお出かけしてみたわけで。外観は山ほど撮ってるのですけど、中からの景色ってEOS Kiss X7のテスト撮り以来ですから7年ぶり。カメラはX-S10にズームレンズの組み合わせ。狭いフロアからの撮影なのでズームレンズじゃないと自由がきかない。(笑)ガラスの写り込みもあってなかなか制約の多い場面でしたけど楽しかったですよ。
こういう高い場所から見下ろす撮影で楽しいのがミニチュアやジオラマ風って言われてる写真、本来はチルトシフトレンズや蛇腹のビューカメラでのテクニックなのですけど、今どきのカメラにはアートフィルター系エフェクトのひとつとして搭載されていますな。
撮ってたら面白くなってきて山ほど撮ってしましましたよ。XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS、XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ、XC50-230mmF4.5-6.7 OIS IIの3本を取っ替え引っ替えしながら2時間ぐらいいたかなぁ。
リニューアル後には屋上も開放されるそうなので、それまでは工事中の外観を撮りながら待ちましょうか。
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