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2021年9月23日 (木)

フォトグラファー、やたら多いな。(笑)

写真がフィルムからデジタルに移り変わり、写真を撮る道具はカメラよりスマホが当たり前になって、かえってカメラマンやフォトグラファーが増えているような気がしますな。デジタルになって失敗写真が、ほぼ無くなりましたからね。撮ったその場で確認できて、フィルム時代のような現像が上がるまで不安なんてのはありませんし。
カメラは有り得ないぐらい高性能、オートフォーカスも、瞳を追いかけて勝手に合わせ続けてくれるわ、シャッター押し続ければ、ドンピシャ写真が量産できるぐらい超高速連写だわ、今までカメラマンが感性以外の職人技でカバーしていた部分が、ほとんどお任せで撮れてしまう高性能カメラのおかげで、カメラマンやフォトグラファーになるための敷居が低く感じられるようになったのでしょうなぁ。その気になれば誰でも簡単にできる感が今時はあるのかもしれませんな。
2019年3月23日に「ママフォトグラファーって。」という記事を書いておりますけど、育児経験を生かして、ママさんならではの感性で子供写真を撮るプロの女性写真家やその育成についての新聞記事がきっかけで書いたものでした。研修というかセミナーを受講して、認定をもらえればフォトグラファーデビューってどうなのって疑問を感じたわけで。

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今時はもうそんなどころじゃないみたいですな、撮って欲しい人とカメラマン、フォトグラファーをとり持つマッチングサイトなんてのが山ほどありますからね。サイト運営会社の基準を満たせば登録できて、写真の仕事に就けるという仕組み。
登録しているのはプロでやって来た人だけじゃないみたい、ハイアマチュアやセミプロといった趣味で撮ってた人や、副業カメラマンも結構いるみたいですな。
一通りその手のサイトを見てみましたけどね、トップページに出てくる写真が、きっとそこに登録している一番評判のいいカメラマンの撮った最高の写真だと思いますから、いわばそれが上限なのかなと。どこの誰に頼んでいいか分からない撮影を、手頃な値段で、たくさんのカメラマンの中から選べるってのは、頼みやすいですし、そのあたりが需要と言いますか人気なのだと思いますけどね。
登録カメラマンのプロフィールや作例も、拝見しましたけど、プロでの実績がある方もいれば、写真を初めて1年(!)でフォトグラファーなんて方もいましたな。自己申告の世界ですから、名乗ったもん勝ちですけどね、実績もまだ大して無いのに、堂々と名乗れるなんてスゴイ強心臓、オジサンには無理ですなぁ。ま、作例見れば腕のほどは一目瞭然でしたけどね。(笑)
で、オジサン思ったのですけど、評判もいいカメラマンやフォトグラファーって、自力で商売できる方なので、そもそもそういうところに登録しないのでは。(笑)
勤めていた頃ですけど、ある媒体で職場のスタジオが紹介されるというので、若いカメラマンがやって来たのですけど、完全素人でしたな。道具の使い方見れば一発で分かりますからね、経験はほとんど無さそうな感じでしたけど、プロとして仕事しに来るわけで。出来栄えについては、自分たちで撮ればよかったなってのが全員意見。(笑)
お手軽簡単に自己PRできるSNSやアプリと、高性能なカメラのおかげで、フォトグラファーって、なりやすくてカッコいい職業になったのでしょうけど、なんだか質より量が増えただけって気がしますって言うか、そうなってますな、お笑い芸人やアイドルと同じかと、食べていける人の数がどれくらいってところが、ガチな現実だと思いますね。見た目や思ってるほどカッコよくもなければ、カンタンでもありませんからね。

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