立飲み百景56 緊急事態宣言明けの酒場風景。
長かったですなぁ緊急事態宣言。延長になってからがホント長く感じましたよ。急な延長にお店の方も大変だったと思います。
酒飲みの立場としましては、行きつけのお店で楽しく飲んだり食べたりして、お店にも儲けてもらってってのがいつもの流れといいますか、日常といいますかルーチンだったのですけどね、できなくなってしまって行き場を失ってしまったわけで。
かと言って緊急事態宣言中はお酒を飲まずにいるかって言うと、家飲みに活路を見出そうという、酒飲みの意地汚さでやっぱり飲んじゃう。(笑)
で、ニュースを見てたら、東京オリンピック会場でお酒の提供をどうするかなんてやってましたな、正直何考えてるのかって思いました。スポンサーに気を使っての事でしょうけど、それこそ有り得ないって誰も思わなかったのでしょうか?
結局ポシャりましたけど、そんなの言わずもがなの当然かと。お酒を提供するお店には散々自粛させておきながら、オリンピックは特別扱いかよって誰でも思いますからね。
それだったらキチンと徹底した感染防止のガイドラインを専門家チームに作ってもらって、それを守るお店は開けさせてあげればいいのではって思いましたな。国民よりも自分たちの都合が優先する人たちには、想像力やアイデアのかけらもないのでしょうなぁ。(笑)って笑えませんよ。
地元兵庫県は緊急事態宣言解除から、7月11日までまん延防止等重点措置に移行しましたけど、お隣の大阪や京都と違って土日祝日のお酒の提供は禁止になってます。
なので行きつけのお店は土日祝日は休業するって言ってましたな。本来なら場外馬券を買いに来る競馬ファンで賑わうのですけど、お酒が出せないんじゃ開ける意味が無いそうで、別のお店はご主人も奥さんも高齢ってことで、7月11日まで休業の貼り紙が出てました。
お店だって何度も休業させられて、商売上がったりなわけですから、もうリバウンドをさせないように考えているのだと思います。お店が開いてなければ外出も控えるでしょうからね。
だけど休日に神戸で飲めないってなると、隣の大阪や京都に繰り出す奴は絶対います、なので再び感染者数上昇ってのは間違いなく起こると思いますね。こうなると土日祝日のお酒の提供禁止も効果が薄いかと。
そんなこんなで街の様子をウォッチング。解除明けの日には酒屋さんや氷屋さんの軽トラックを何台も見かけましたな。月曜日だというのに早くから開けてるお店もありました、夕方からの営業に合わせて準備に余念がないお店も。
行きつけのお店は模様替えして、アクリル板が立ち並んでましたな。立飲みなので滞在時間が短いし、デカイ業務用換気扇がガンガン回ってるし、入り口が2ヶ所あって風通しはスースー通り越してピューピューだし、お客さんはマナーとモラルのある方ばかりなので、そこまでアクリル板でガッツリ囲わなくてもって思いましたけどね。
「ウチの店から感染者は出さない」って心意気なのでしょうなぁ。制約とルールだらけでも、お店の雰囲気の中で飲むのはやっぱり家飲みとは味わいが格段に違いましたな。
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