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2021年5月15日 (土)

あの頃のVelvia(ベルビア)をガッツリ再現できた件。

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富士フィルムさんから、1990年3月に発売になったリバーサルフィルム「フジクローム Velvia(ベルビア)」。目のさめるような鮮やかさでありながら、深みのある写りで話題をさらったフィルムでした。当時人気のあった風景写真家の方々が、こぞってこのフィルムで撮った写真を載せてましたな。
その頃のオジサンの撮影記録を見てみると、翌4月からさっそく使いだしてました、手持ちのフィルムが無くなる時点で乗り換えてたのでしょうな、2ヶ月後にはほぼVelviaばっかり。(笑)
初代はISO感度50、後にISO感度100も発売。オジサンにとってはほとんどコレと言うぐらい、一番良く使ってきたフィルム、途中材料の調達が困難になって販売中止になったり、代替材料で復活したり何度かモデルチェンジしておりますけど、Velviaからは離れられませんな。
リバーサルフィルムがメインになったのもVelviaのおかげと言っても過言ではないかと。ヨドバシ梅田が出来てからは、買い出しで紙袋いっぱい何箱も20本パックを買ってました。(笑)
今時の若いフィルムファンの方々が使ってるのは、ほとんどがカラーネガフィルムですな。リバーサルフィルムなんて知らないフィルムファンもいるでしょうね、試しに使ってみたとか、聞いた事はあるけど使ったことがない方がほとんどかと。フィルムと言えばネガフィルムって感じですけどね、リバーサルフィルムを知らないなんてもったいないなぁって思いますよ。(笑)
で、2018年に富士フィルムさんのX-T20を買って、どハマリしたのがフィルムシミュレーション。フィルム名がそのまま出てきますからね。当然ながらオジサンのデフォルト設定はVelvia一択、コレを基準にせずにどうすんのって世界。もうね、その再現性とテイストにハート鷲掴みされてしまったわけで。
さっそく「Velviaをフィルムとフィルムシミュレーションで。」って撮り比べた記事も書きましたな。並べて比べてみると同じではありません、だけど雰囲気はそのままって感じが、さすがフィルムシミュレーション。(笑)デジタルになってもVelviaを楽しめるなんて思いもしませんでしたからね。その後カメラはX-T30に変わってもvelviaがデフォルトなのは変わらず。
フィルムの頃は、アンダーめの露出にさらにPLフィルターを使って、ガッツリ濃い目、日差しの当たっているところと陰のコントラストくっきりが好きだったので、これをデジタルでも楽しんでいるわけですけどね、最近X-S10を使いだして、カラークロームブルーという機能が、よりvelvia感を再現してくれるのに気がついたのですな。
「X-S10で使ってみたかった、カラークロームブルー。」って記事にもチラッと書いてます。もうね、ガッツリあの頃の写りが再現、オジサンこの空の色が欲しかったのよ。(笑)PLフィルターを使ったときのような色合い。パソコンの画面で見たとき「お〜」って歓声上げましたよ。
若い頃に撮った写真と並べて見ましたけどね、全く同じにはなりませんけど、テイストといいますか雰囲気はオジサン的にはOK牧場。晴れた日の撮り歩きでは常時ON、しかも「強」に設定して露出は-1のアンダーというのがイイのですな。(笑)最近撮ったのと、古い写真を掲載します。こんな感じで撮ってたのですよ。

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