手ぶれ補正の思い出。(笑)
一番最初の手ぶれ補正体験は、キヤノンEOS用の交換レンズ「EF75-300mmF4-5.6IS USM」でした。一眼レフ用交換レンズでは世界初ってキャノンさんのカメラミュージアムサイトに出てますな。それによると1995年9月発売で88,000円だったそう。
オジサンすぐ買いました、あの頃はまだオジサンじゃなかったし、独身でお金も持ってましたからね、躊躇も迷いも無かったですな。(笑)EOS用の長いレンズを持ってなかったのもあって、手ぶれ補正が効くならいいかもって思って購入。
レンズの描写自体は、シャープな感じもあまりありませんでしたし、どちらかといえば平凡。手ブレ補正機構が搭載されてなければ買うことは無かったかもしれませんな。テレ側300ミリまである望遠レンズですけど、開放F値がそんなに明るくないのでコンパクトではありました。
鏡胴がプラ製のレンズなので、高級感なんてのは皆無、イメージスタビライザーって書いてある銘板が手ブレ補正を主張している以外は取り柄はなかったような記憶があります。(笑)
その手ブレ補正ですけどね、今思えばなんとものんびりした動作でしたな。ヌルヌルって感じのオートフォーカスは遅かったですし、今時の6段分の手ぶれ補正なんかと比べられない、それなり補正って感じ。
それでも当時は感動しましたよ、手に伝わってくるジャイロの振動も覚えてますな。ファインダーを覗きながらカメラを振ると、必死で補正しようとするので酔いそうな感じがしました。
その次がEOS Kiss X2の標準ズーム、キットレンズで販売されていたものでしたけど、ファミリー向けの一眼レフに手ぶれ補正は正解だなって思いました、意識することなく効果があって、普通に便利でしたからね。
そうそう船の上からの撮影を頼まれた事があって、その時に使ったのがEF70-200mm F4L IS USM、これは効果絶大でしたな。船といっても小さな漁船で海苔の養殖場を回りながら、収穫風景を撮るという。
もう揺れまくりで、同行者は船酔いで早々にダウンしてしまった横で、オジサン平気でガンガン撮ってましたよ。(笑)船が揺れてもファインダーの中はピタリと止まったままでびくともしないのに感動したのを覚えています。手ぶれ補正もここまで進歩したのかって思いましたからね。
そのおかげなのか、全く船酔いしませんでしたな。
技術の進歩で、もう当たり前になってきている手ぶれ補正、オジサンにはこの先一番頼らなくてはならないテクノロジーかと。(笑)
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