TTArtisan 35mm F1.4Cって8,910円の中華レンズ。
昨年の12月中頃に発売になって、そのスペックとお値段の安さに、あっという間に売り切れてしまったという話題のレンズでしたな。また入荷したのでしょうか、Amazonでも在庫がありました。
発売後のニュースやレビュー記事が気になってたレンズでしたのでね、遅ればせながらオジサンもフジXマウント用を買いましたよ。国内取扱いは「焦点工房」さん、お値段は8,910円(原稿執筆時)でした。0がひとつ足りないわけじゃないですからね、ホントに一万円でお釣りが来るレンズです。(笑)
メーカーは「銘匠光学(TTArtisan)」、ライカ向けマニュアルレンズなどを作っている、中華レンズの中では高級路線のメーカーだそう。で、注文した次の日に届きました。実にしっかりした渋い箱ですな、お高いレンズが入ってそう。何だかすでにイイ買い物した気分になりましたよ。(笑)
中はレンズの形にくり抜いたクッション材にビニール袋に入ったレンズ(撮影のためビニール袋は外しました)と取扱説明書に保証書が入ってました。
取扱説明書は中国語と英語で表記、書体のせいもあるのでしょうけど、なんだかカッコいい。しかも高々10ページの冊子なのに、しっかり糸で綴じてあって笑いましたよ。これスケジュール帳やハードカバーの日記帳で見かける綴じ方。(笑)
ま、そういうのは置いといて、レンズですけどね、結論から言いますと、これホント8,910円でイイの?ってクオリティー。実に作りがイイですな。金属製の鏡胴にレンズキャップまでねじ込み式の金属製、付け外しは面倒くさいですけど、このレンズには似合ってると思いましたな。
残念な事に専用フードは付いてません、キャップに凝るなら専用フード同梱がありがたいですけど、このレンズ見てたらフード無しの方がカッコいいような気が。使ってみてどうしても必要なら探そうかと。(笑)
先細りのデザインは好みが分かれるところかも、レビューで酷評も見かけましたからね。ただオジサンは好みのタイプ。(笑)
純正レンズも、フィルムカメラのマミヤスケッチも、スプリングカメラのレンズも先細りデザインばかりなオジサンですのでね、前玉がやたらデカくてマウント部にかけて細くなる、大口径の明るいレンズの方がボディーに付けた姿はブサイクって思っているのですな。(笑)
ピントリングは軽くもなく重くもなく、ちょうどいいトルク感でマニュアルでピント合わせが楽しそう。
鏡胴にはレンズ構成図が、反対側にはTTArtisanのロゴ。コシナさんのフォクトレンダーヘリアー50ミリを真似てるってネット出ててましたけど、確かに似てるわ、アカンがな。(笑)
絞りは10枚、クリック有りのタイプでF1.4〜F4までは中間クリックがありますけど、F4〜F16は1段ごと、さらにF11は表記が「・」で省略されてます。
これは絞り値が等間隔で並んでないため、狭くて表記できないせいですけど、この辺りが使い勝手にも影響するかと、ちょっと古臭さを感じましたな。ボディーへの取付けは純正レンズほどではないですけどスムーズでした。試し撮りはこれから、ちょっと期待してしまいますな。(笑)
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