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2020年12月20日 (日)

レンズ撮物帖1 ペンFのE.Zuiko Auto-W 25mm F4

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やろうと思いながら、なかなか取り掛かれなかった新旧レンズの撮り比べ。第一弾は富士フィルムXマウントレンズ「XF23mm F2 R WR」と、ハーフサイズ一眼レフとして唯一無二の名カメラOLYMPUS-PEN Fの交換レンズ「E.Zuiko Auto-W 25mm F4」を取り上げました。
選択基準は焦点距離の近いレンズ同士で撮り比べてみれば面白いのじゃないかと思ったのですな。センサーサイズやフィルムフォーマットでレンズの焦点距離表記は変わるので、正確に言うと画角が近いレンズ同士って事になります。
XF23mm F2 R WRは63.4度、E.Zuiko Auto-W 25mm F4は60.9度、いずれも対角線画角の値です。ハーフサイズカメラのフォーマットサイズって18×24ミリと、X-T30のAPS-Cセンサーサイズ15.6×23.5ミリに近いので比較がしやすいだろうってのもありました。
だけど最新のレンズと対決させて昔のレンズのここがダメダメなんてのは一切やりませんよ。それこそ愚の骨頂、オールドレンズに失礼ってもんですからね。味わいですよ味わい、その時代の空気を写してきたレンズで、今の景色を撮ったらどうなのってところ。
1963年発売と2016年発売のレンズですから、歳の差53才、半世紀以上ですよ、レンズを作る技術も違いますし、その時代にレンズに何を求めて設計していたのかも違うと思います。コンディションや個体差もあるでしょうし、厳密な比較なんてできません、それよりも50年以上前のレンズが今でも現役で普通に使えるってスゴクないですか。写ってるだけでオジサンは十分ウレシイですよ。(笑)
とはいえちゃんと比較はしたいですからね、2台のX-T30にそれぞれレンズを付けっぱなしにして、取っ替え引っ替えしながら撮りました。ホワイトバランスは太陽光、シャッター1回で3カットのテイスト違いの写真が撮れるブラケティング撮影にフィルムシミュレーションを割り当てて、Velvia、Pro neg.Hi、ACROSの3パターンが撮れるように設定。
露出は露出計できちんと測って同じ値、その他の画質に関する設定も同じにしていざ撮り歩き。(笑)結論から言いますとですね、E.Zuiko Auto-W 25mm F4はかなり青みが強く出たのと、同一露出でも半段ぐらいアンダーに写りましたな。撮った写真はこんな感じです、どうぞ。

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全体に青みが強いのが、お分かりいただけるかと。同一露出で撮ってもシャドーのつぶれ具合を見るとアンダーに写る感じがします。

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日陰で撮ると更にその差がはっきりと出ましたな、根本的に青みに偏ってるのでしょうね、カラーフィルムが当たり前の時代のレンズではないですから、ココも味わいと思えば面白いかと。

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モノクロ写真ですと本領発揮といいますか、ちょいアンダーに写るのがかえってエエ味出してますな。今日はモノクロでって日の選択肢になりますよ。E.Zuiko Auto-W 25mm F4で撮ったのだけしか見てなかったら分からなかったと思いますけどね、今時のレンズが写り過ぎるぐらいきれいに写るので、それに慣れた目で見ると色合いも階調もレトロ感があるかもしれません。でもクセを個性や味わいと思うオジサンにはまだまだ使ってやらねばって思いましたよ。(笑)

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