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2020年12月10日 (木)

擬音で通じる関西の会話。(笑)

「この道バーっと行ってもうて、ファミレス見えてくるまでズーッと、そこんとこでビッと右折してチョンチョンと10mほど走ったらすぐですわ」…関西人の会話って、すご〜く擬音が多いのですな、特に大阪の方は関西圏でダントツ一番多いかも。京都は祇園、大阪は擬音ってつまらなかったですかそうですか、ズザザーって音立ててスベリましたな。(笑)
ま、こんな風に身の回りの音や声、物事の状態や動きなどを音で象徴的に表す事を「オノマトペ」って呼ぶそうでオジサンズーッと知りませんでした。早い話、風がピューピュー、雨がザーザーなんてのがそうなのだそうで。
関西人が何でこんなに会話に擬音を入れてしゃべるのかってのをバシッと調べたところ、江戸の武士文化に対して上方は商人文化だったので、お客さんと円滑なコミュニケーションのために発達したと考えられるってドド〜ンと出てました。
って言うか、しゃべる方もしゃべる方ですけど、それを聞く方も受け入れる方も、バーやズーやビーって言われてハイハイって理解できるキャパがなければ通じないわけで。この辺り上方落語のお笑いの影響もあったのではないかと思いますよ、よう知らんけど。(笑)
擬音でやってみたらと言いますか、それがデフォルトの関西人にネイティブでやってもらったら面白くなるのじゃないかって思ったのが料理番組。
多分他府県の方には、ほぼ通じないでしょうけど、ひょっとしたら浸透して、日本全国で擬音が標準語の仲間入りって可能性も。日本の絵文字も今は世界中に広まってますからね。(笑)
で、例えばたこ焼きを作る場合ですと「まず粉を溶いたものをを、たこ焼き器に流し入れ、切ったたこを入れていきます、表面が焼けてきたら竹串で回すように返して形を整えます。」ってのが一般的な料理番組での手順説明だと思いますけど、これ擬音使いまくりでやったら、「粉溶いたやつ、たこ焼き器にターっと流して、たこパラパラ、プツプツ言うてったら竹串でクルリンって返して、丸うしたらOK。」って感じでしょうか。
テンポはいいけど、言葉だけ聞いてるとほとんど分からん世界。(笑)ただ擬音が混ざると、リズム感とノリは良くなるので、たこ焼きが簡単に出来そうな感じはありますけどね。なので蕎麦打ちや、ピザ生地を作る工程に擬音を混ぜ込んで手順説明すれば、何だか簡単そうって敷居が低くななるかもしれませんな。(笑)
そうそう関西人って、お医者さんに症状や痛みを伝える時は、いかに自分が大変な目にあっているかを分かってもらうのに、大袈裟なぐらい擬音が飛び出ますな。「センセ、ズッキンズッキン通り越して、バッコンバッコン、ココに心臓あるんちゃう言うぐらい痛いんですわ。」「痛うて痛うて、キーンて頭ん中ジェット機飛んでますねんで、早よ着陸さして。」
診察室から漏れ聞こえる大声に思わず爆笑、本人は必死なのが笑いますな。だけど、そんだけしゃべれるのなら、医者に来なくても黙って寝てれば治りますよ。(笑)

L02997_blog

今まで撮った写真の中から「ぎおん」で検索かけたら出てきたのは「祇園」で撮ったものでした。ただし京都じゃなくて1995年に撮った九州博多の祇園マーケット。ココはひねりを利かせませんと。(笑)

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