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2020年11月14日 (土)

写真が撮りたくなるボディー?(笑)

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被写体としてボディーを撮影しようって話題ではありませんよ。カメラボディーのお話。(笑)
写真が撮りたくなるカメラってありますな。長年使って来て、手になじんでて、持つと自然に構えてしまうようなカメラなんてのは、写真が撮りたくなるカメラだったから、使い続けてしまってなじんだと思うわけで。
写りが気に入ってしまったというのも、撮りたくなる理由になると思いますけど、レンズ交換式のカメラの場合、写りの良し悪しはレンズの仕事ですからね、魔法のような素晴らしい写りをするレンズなのに、それを付けられるボディーが、恐ろしく使い勝手が悪いなんて場合は、写真が撮りたくなるカメラとして、認めても良いものか悩ましかったりします。
オジサンの場合はトプコンREスーパーって一眼レフがそうでした。今年の9月8日に国立科学博物館が、令和2年度の未来技術遺産(重要科学技術資料)に、オリンパスOM-1とミノルタα-7000と共に登録したというのがニュースになってましたな。
TTL開放測光露出計を初めて内蔵した一眼レフというのが理由だそうですけど、跳ね上がるミラーに模様のようなスリットを付けて、そこを通った光をミラーの裏側に仕込んだ測光素子で直接測るというのが画期的だったのですな。
ところがミラーにそんな仕組みを仕込んだ分、ファインダーが結構暗かった印象があります。口径の小さなエキザクタマウントだったのでなおさら。

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ボディーはアメリカ軍に採用されたぐらいですから、無骨でデカくて重量級、直線で構成されたデザインは正面から見るとカッコ良かったのですけどね、手にするとホールディングしにくいわ、角が痛いわであまり良くなかったですな、しかもシャッターはトップカバーじゃなく、ボディー前面に付いてて、押し込んだ瞬間手ブレしそうでした。
アメリカでデザインされたカメラなので、オジサンのジャパニーズな手にはなじまなかったわけで。持ってたレンズが、発売当時ニコンを凌ぐって言われた標準レンズRE58mmF1.4と広角のRE20mmF4。このレンズが使いたくて我慢して使っていたところもあったかもしれません。
なのでエキザクタマウントをキヤノンFDマウントとEOSに付けるマウントアダプターを買ってからはボディーの出番は無くなって、ほどなく手放してしまいました。(笑)キヤノンNewF-1やT90ボディーに付けたほうが格段に使い勝手が良かったのですな。
今回掲載の写真は1枚目と2枚目がトプコンREスーパーで、最後の1枚がキヤノンNewF-1、と言っても写真を見てもボディーの違いなんてわかりませんけどね。レンズはRE58mmF1.4、このレンズは絶対手放しませんよ、今はX-T30に付けて楽しんでます。

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