ネタはどこからやって来るのか。
新型コロナウイルスであれやこれや自粛生活を強いられていたおかげで、生活が単調になってしまいましたな。寄り道やウロウロが無かったですからね。不要不急のお出かけもできず、仕事で出かけて、終わったらまっすぐ帰宅の繰り返しですと変化が乏しくて、ブログのネタも面白い事が思い浮かびませんよ。
Amazonやヨドバシでの買い物が増えたので、買ったものをレビューして何か書いたりは、すぐにできると言いますか、このひと月ほどの間に、色々書かせていただきましたけど、そういうのじゃなくて、日常に転がるアレコレを面白がるようなのが思い浮かばないという。ま、判で押したような毎日ですから仕方ないですな。
そういえば随分前ですけど、4ヶ月も長期入院した時の事、毎日毎日、来る日も来る日も、同じ時間に食事、検温や検査やリハビリも同じ時間、低学年の小学生でもそんな時間に寝ないぞって19時30分に消灯って入院生活をしてました。
おかげで、お通じもほぼ同じ時間に同じ量が出てましたし、職場の健康診断で引っかかっていた数値は全て美しい健康体の結果になって、先生からも褒められましたけどね、何ひとつ嬉しさを感じませんでしたな。というかそれ以前に生きてる事の実感が薄れていくのですな、そういう生活をしていると。
手術後、回復してきた当初は、早く治して退院しようとか、退院したら旨いもん食ってやるとか、そんな気分になったのですけど、毎日毎日時間通りの変化も抑揚もない入院生活の繰り返しだと、時間が来たら食べて寝て、起きてる間はぼ〜っとしてるだけ、だんだん希望や欲望が湧かなくなって、まぁコレでいいかって投げやり。気力無し、やる気無し、なので生きてる実感も湧かない日々でしたな。
友人知人がお見舞いに持ってきてくれた、病院食では絶対に出ない握り寿司や、たこ焼きの差し入れを貪り食って、こんな所に居てはイケナイ、早く治して外に出なきゃって、我に返りましたけどね。(笑)
何も変化のない生活って、いざやってみると結構辛いモノでしたな。ストレスや、ややこしい事も含めて、毎日何か変化がある方が生きてる実感があります。疲労感も達成感も楽しみも悲しみも全部日常のアレコレ。そんな毎日の方がブログのネタも思いつくわけで。それから街歩きもね、カメラ片手に徘徊していると色々発見できますよ。(笑)
お寿司屋さんのネタは市場から、ブログのネタはどこからやってくるのでしょうね。ま、どちらも目利きは必要ですけどね。
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