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2020年6月27日 (土)

新人は外国人助っ人、LAOWA(ラオワ)の2倍マクロ。

5月31日に書いたマクロエクステンションチューブの記事の中で、お隣の国の気になるマクロレンズって書いたのがコレ。今なぜかここにあります、我が家のXマウントレンズのニューフェイス。(笑)
富士フィルムさんのマクロレンズは、スペックが魅力的じゃないレンズと、手の届かないレンズの二択しか無いので、業を煮やして外国人助っ人を呼びました。(笑)
実はデジカメWatchってサイトで、4月下旬に記事を見た時にそそるものがあって、嫌な予感がありましたけどね。えっ?イイ予感でしょって、そういう事言わないでくださいよ。(汗)
まだ箱を開けたばっかりで、初めて日本の空気を吸っているところ。試し撮りはおろか、ボディーにも付けてません、まず記事用にブツ撮りしませんと。(笑)
ここ数年、お隣の国の新興レンズメーカーが目立つと言いますか、存在感を表すようになってきて、交換レンズの世界が面白くなってますな。街中の監視カメラが半端じゃない国ですからね、そのレンズを作ってるメーカーが、間違いなく沢山あるはずで、レンズ製造の技術を生かして交換レンズの世界に新しいブランドとして進出して来るのは当然かと、まだまだ増えそうですな、楽しみですよ。
で、LAOWAさん、Venus Opticsって光学メーカーのブランドだそうで、超広角やマクロレンズが得意みたい。ラインナップを見ると尖ったレンズが多いですなぁ。社長さんは、元々日系レンズメーカーで設計の仕事をしていた方だそうで、LAOWAって名前はこの方のネット上でのハンドルネームだそう、漢字で書くと「老蛙」
新人レンズの正式名称は「LAOWA 65mm F2.8 2x Ultra Macro APO」。名前に2x Ultra Macroってあるように、等倍撮影の2倍の大きさにまで写せるのですな、つまり中間リングを付け無くても、ガッツリ接写がレンズ単体でできるというのがミソ。しかもインナーフォーカスなのでピントリングを回してもレンズ全長が変わらないのですな、接写の場合ここスゴ〜く重要。
富士フィルムさんの60ミリマクロレンズはニューッと伸びます。被写体によってはレンズ先端がぶつかる恐れもあるわけで、今時のマクロレンズって感じがしないですなぁ。なのでLAOWAさんのレンズにそそられたわけで。
ただしオートフォーカスも手振れ補正もExif情報の記録もありません。ピント合わせはマニュアル、カメラとの電気的なやり取りは一切無しなので、低価格で魅力的なレンズが作れるのでしょうね。試し撮りはこれから、とりあえずこんなレンズですってのをどうぞ。

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外箱はこんな感じ。安っぽさは無いですけどレンズの断面図が書いてなかったら光学製品のパッケージってわからないかも。

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実にしっかりした箱で、開けるとビニールのポーチ袋に入ったレンズとフード、中国語の取扱説明書小冊子、合格証、日本語のA4サイズ1枚ものの取扱説明書、シリカゲルの乾燥剤が入ってました。

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標準ズームXF18-55mmF2.8-4 R LM OISと比較用に並べてみました。胴が細いので同梱のフードを装着するとやや長く感じますけど、APS-C専用なので十分コンパクトですな。

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X-T30ボディーに付けるとこんな感じ、見た目もホールディングした感じも、バランス的には丁度いいかと。ピントリング、絞りリングの操作もしやすいですしね。

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絞り羽根は9枚、フィルター径52ミリ、サイズは実測値全長96ミリ(マウント部含まず)直径57ミリ、質量実測値346g(フード付き)。

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