タイムマシンにお願い。(笑)
サディスティック・ミカ・バンドの名曲に「タイムマシンにお願い」ってのがありますな。オジサンも好きですよ。調べたところ1974年リリースだそうで、オジサン坊主頭の中学生でした。(笑)
歌詞の中に「ボギーのソフトにイカれて、デューセンバーグを夢見る」ってのがあるのですけど、このデューセンバーグって車が好きでしてねぇ。1913年から1937年まで現存したアメリカの自動車メーカー。もうね、何もかもがぶっちぎりの超高級車で、アメリカの成功者やハリウッドスターのステータスだったそう。車の雑誌で初めて見て釘付け、こんなにカッコよくて気品のあるアメ車があったのねって思いました。
バンダイからプラモが出ていて作りましたよ、1/16スケールのデューセンバーグ タイプSJ ボートテイル。元の車がデカいので、プラモでもすごくデカかったですな、ボートテイルのリアビューが実にカッコいい。(笑)
当時、大阪で開催されたクラシックカーのイベントに、デューセンバーグが展示されるというのでカメラ持って見に行きましたし、デザイン学校の卒業制作ではB全サイズのパネルに、この車を描きました。確か賞を貰って一年間学内に飾られたのですけど、盗難にあって行方不明になってしまったという悲しい結末。そうそうトヨタ博物館に実車が展示してあるそうで、一度行って見たいですな。
ま、車の話はさておいてタイムマシンやタイムスリップのお話、SF小説や映画では定番と言いますか、ひとつのカテゴリーになっておりますけど、結構好きなので読んだり観たりしましたよ。何度観ても面白いなぁと思うのはバックトゥザヒューチャーの一作目。デロリアンって車がタイムマシンになっているという、結局車の話かよってわけじゃないですよ。(笑)
何作かありますけど、やっぱり一作目が一番面白いですな。映画の常で二作目以降は、つじつま合わせやあらぬ方向に物語が進んでどんどんつまらなくなりますからね。日本映画ですと戦国自衛隊が面白かったですな。半村良さんの小説も面白かったですし、千葉真一さんがギラギラだった頃。(笑)
現実にはタイムマシンもタイムスリップもありませんが、タイムカプセルはありますね。小学校の卒業式で校庭に埋めた覚えがありますよ。中身は全員が将来の夢を書いた文集だったと思います。成人を迎えたら開ける予定だったと思うのですけど、そんな集まりに参加した事も掘り起こした記憶もありませんな。ま、ロクでもないふざけた事しか書いてなかったと思うので、参加しなかったのかもしれませんけどね。(笑)
古い写真ってタイムカプセルを開けるような感覚がありますな、懐かしさだけでなく、その頃の景色に時の流れを感じるという。地元駅前は明石海峡大橋ができた時に、大規模な整備で様変わり、あの頃はカメラ片手に毎日うろうろ、変わっていく様子をパリの街角を撮った写真家アジェを気取って撮ってました。
今見てみると工事現場ばっかり撮ってて、一体何をやってたのかって思いましたな。もしタイムマシンにお願いできるのなら、あの頃に戻って自分のケツを蹴り上げたいですよ。(笑)
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