出かけられないので、お家でモノクロシミュレーション。
すっかり暖かくなって、写真を撮り歩くにはいい季節になりましたけど、先の見えない新型コロナウイルス感染拡大のおかげで、仕事以外の不要不急な外出は控えなければなりません。目に見えない相手だけに、防御するしか手がないわけで。
ネットで商店街のライブカメラを見ても、人の姿はまばらですしね。仕方がないのでお家にこもってますけど、暖かそうな日差しを眺めていると眠たくなりますな。
春眠暁を覚えずと言いましょうか、なんぼ寝ても眠くて、パソコンの前でマウス握ったままうたた寝してしまってますよ。気がつけば画面の中は同じ文字でいっぱい、キーボード押したまま寝てしまっているという。(笑)
頭もボ〜ッとしてますけど、外の景色も花粉や黄砂のせいでボ〜ッとしているような気がします。通勤電車の窓から見える六甲山もうたた寝しているみたいに見えますからね。(笑)花粉症の方には笑えない季節かと。オジサンはまだ症状が出てませんけど、起き抜けは鼻がムズムズしますな。クシャミ連発で朝からやかましい我が家。(笑)
で、出かけられないストレス発散に、過去にこの季節に撮った写真を眺めていたのですけど、日差しはキレイなのに何と無く空の色は汚いし眠たい写真が多いですな。花粉や黄砂の影響が写真に写ってますよ。港で撮った写真は水平線に近い空の部分が帯状に黄色く写ってます、青空は濁った水色。日が傾き出した頃に撮ったモノが特にひどかったですな。
で、思ったのですけど、色が汚いのならモノクロにしてしまえばどうだろうかと。デジタルデータですからね、その辺りはお手の物。フィルターワークも試せるので、モノクロで撮るときのための参考にシミュレーションしてみようかと。
フィルム写真の時はモノクロ撮影には必ずフィルターを持ち歩いてました、コントラストといいますか、撮りたいものに含まれる特定の色合いを強調したり減退するのが役割。
レッド(R)、オレンジ(O)、イエロー(Y)、グリーン(PO)があります。グリーンだけGじゃなくてPOって表記するのはポートレイト撮影に使われるフィルターだからでしょうね、肌の赤みを自然な感じにしてくれます。ポートレイトはほとんど撮らなかったので、オジサンが一番使わなかったフィルター。(笑)
好きだったのはイエロー、ほんの少しコントラストがついて、空の濃さも出るのでね。しかもピントのヤマが掴みやすくなるのですな、クレー射撃の選手がよくイエローのシューティンググラスをかけてますけど、目の保護だけでなくコントラストが上がって標的が捉えやすくなるそうで、それと同じ。
そんなフィルター違いを試してみました。本来はモノクロで撮る時には色彩が無い分、被写体の明暗やコントラスト、フォルムを考えて撮る写真なので、カラー写真を安易にモノクロ変換するのとは全然意味が違うのですけどね、撮りに行けないのですから仕方がありません。画面の中でモノクロ三昧、結構楽しかったですよ。(笑)
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