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2020年4月 7日 (火)

出会いは色々ありますが…(笑)

百人一首の中の「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思う」という歌が重要な役割をする、詠人の名が題名の「崇徳院」という落語があります。
オジサン、桂枝雀さんのが好きなのですけど、あらすじは庄屋の若旦那が、茶店で美しいお嬢さんと出会ってしまった事がきっかけで恋わずらい、寝込んでしまうという。そのお嬢さんを探し出せって事で、呼ばれた若旦那の幼なじみで、出入りの熊五郎さんが、町中を探し回って悪戦苦闘のドタバタを繰り広げるという噺。
結婚相手は家柄に合わせて、親が決める時代のお話ですから、若旦那にとっては運命の出会いだったのでしょうな。(笑)古い話ですけどオジサンの場合、家内との出会いは、あの日あの場所に居なかったら、すれ違っていたわけで、これも一つの運命だったのかと。それが良かったかどうかは分かりませんけどね。(笑)
若い頃の話ですけど、友人と某私鉄の大阪梅田駅で待ち合わせをしていたのですな。コンコースの外れにあったベンチに座って待っていたら、隣におしゃれな身なりの紳士が座ってきました。他にも空いているにもかかわらず、すぐ横に座ってきたのですな。
で、しばらくするといきなり「一人なの?」って手を握ってきました。ビックリして弾かれるようにダッシュして逃げた事は言うまでもありません。待ち合わせにやってきた友人にその事を言うと、「お前アホやな、あそこ有名なゲイスポットやで」って笑われました。
どうやらその筋には有名な、同好の人たちが密かに集まる場所だったのですな。「知ってんやったら、先に教えといてくれんかいっ」って文句垂れまくりましたよ。その日一日片方の腕はサブイボ、あ、サブイボって鳥肌の事ね、関西人は寒くて出るイボだからサブイボって言います。オジサン、そっち方面には全く興味はありませんからね。(笑)

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どうやらそういう方々って、同好の士は雰囲気で分かるらしいですな。で、出会いを求めて集まる場所を「ハッテン場(発展場)」と呼ぶそうで、試しに検索してみたらいっぱい出てきました。そんな所に知らずに居たのですから、そりゃヤバイですよ、思い出しただけでサブイボ。(笑)
そういえば地元にも有名な場所がありました、ホモ海岸なんて呼ばれてる塩屋海岸。須磨海水浴場のすぐ西の海岸で、なぜか釣り人は見かけないのに、ふんどしやビキニパンツの男の人が寝転がって焼いてるのを見た事が何度もあります、電車から丸見えなのよ。(笑)
一体何の話をしていたのでしたっけ、ああ出会いでしたな。この歳になりますと、美しい出会いなんてのはもう無くなって、病気やケガとの出会いだとか、ロクでもない物との出会いが増えますけどね、美しいカメラとはまだまだ出会いたいですなぁ。使いこなせないかもしれませんけど、ご一緒したい。こればっかりは死ぬまで出会い続けたいですな。(笑)

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