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2020年3月

2020年3月31日 (火)

もぉ〜って言っても、どうにもならない。

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少し前の神戸新聞に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、神戸ビーフが打撃を受けてるって記事が出てました。それによると、消費量の約8割を占める飲食店に、お客さんが来なくなっているそうで、確かに訪日外国人客、インバウンドって言うそうですけど、新型コロナウイルスのせいで全然見かけなくなってますな。
以前はステーキハウスの前で、品定めしている姿や、メニューボード見ながら声高に家族会議している、お隣の国の家族連れをよく見かけたのですけどね。今は外国人どころか人の姿すら無いですな。おかげでオジサン、邪魔な人の姿を気にせずに、のびのび写真が撮れますけどね、あまりに閑散としているのもねぇ。(笑)って笑い事じゃ無いですな。
で、記事を読んで思ったのですけどね、神戸ビーフって消費の8割を飲食店が占めていると言うことは、残り2割しか普通のお肉屋さんでは扱ってないって事ですか、そりゃ見かける事も口にする事も無いはずですなぁ。
神戸に長年住んでおりますけどね、神戸ビーフってお家でほとんど食べた事ありませんよって言うか、ビーフ自体出てきませんからね。我が家のタンパク源は鶏肉とお豆腐オンリー。(笑)ってココも笑うところじゃありませんな、神戸ビーフは無理ですけど、輸入物の牛肉コマ切れぐらいは買える稼ぎはあるつもりなのですけどね、そうは見てくれてないって事でしょうか。(泣)
以前聞いた事があるのですけど、ブラジルのコーヒー豆って等級の高いのや高級品は全部よその国に輸出、生産している所の人は、そんないいコーヒーを飲んでないそうですな。ブラジルの人がみんな美味しいコーヒー飲んでると思ったら大間違いだそうで。
地元の明石鯛も良いものは築地に行ってしまって、銀座あたりのお高いお店で出てくるそうですけどそれと同じかと、ブランド物ですからね、お高く売れる所に行ってしまうのは当然かと。
元町や三宮辺りを撮り歩いていると、神戸ビーフの看板だらけ、これでもかってぐらいあちこちで見かけます。それだけブランドとして定着しているのはよく分かりますな、観光ガイドにも必ず登場してますしね。でもだからと言って、地元の人が普段当たり前のように食べているかって言うとまず皆無。神戸に住んでて見た事はあっても、高級すぎて普段使いにはならない一流ブランドの神戸ビーフ。
打撃を受けてるってニュースを見ても、何だか遠いところの出来事にしか見えなくて、響かなかったのはオジサンだけですかね。(笑)

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2020年3月29日 (日)

とってもマニアな「ましかく」レンズ対決。予告編(笑)

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ましかく写真が好きだという事を、過去に何度か記事にしています。二眼レフやスプリングカメラを使いだして6×6フォーマットがすっかり気に入ってしまったのですな。
6×4.5、6×7も使いましたけど馴染まなくて、結局中判カメラは6×6ばかり、その後35ミリフィルムで24×24ミリのましかく写真が撮れるマミヤスケッチというカメラと運命の出会い、ちっちゃなましかく写真ワールドに転落した事は言うまでもありません。
それでさらに欲が出てしまって他にも35ミリフィルムでましかく写真が撮れるカメラはないかと探し出したのがテナックスⅡとロボットスター1。この3台は我が家のましかく軍団として随分たくさん写真を撮りました。その中でもマミヤスケッチは一番の出場率、構造上36枚撮りフィルムが使えないのを使えるように改造したり、一時期毎日持ち歩いて出勤前と帰りに撮り歩いてました、元気でしたな。(笑)
過去記事を検索すると2015年3月28日にマミヤスケッチとテナックスⅡに同じフィルムを詰めて、同じものを撮ってみた対決記事を書いてました。それでふと思ったのですけどね、昨年マミヤスケッチのレンズを改造、今年はテナックスⅡのレンズをXマウントで使えるようにマウントアダプターを自作。ロボットスター1のレンズは市販のマウントアダプターを持ってます。
なので我が家の35ミリましかく軍団3台のレンズは全てXマウント対応というか、最新のデジタルカメラで楽しめるじゃないかと。思えばすごい贅沢な楽しみ、これはもう撮り比べをやってみるしかありません。カメラもX-T20とX-T30が2台の計3台あります。それぞれにレンズをつけて撮り歩きができるではあ〜りませんか。(笑)
X-T20とX-T30は画素数など違いがありますけど、フィルムシミュレーションのテイストは同じなので、その差はわずかかと。問題は小型カメラとはいえ3台ぶら下げてヨロヨロ歩きのオジサンの体力が持つかどうか、ココ一番心配なのですけどね。1台のX-T30でレンズを取っ替え引っ替えする手もあるのですけど面倒だしなぁ。3台を両肩と首に下げてチェンジしながら撮る方が手っ取り早いですからね。
なんだか面白くなって来そうな予感。これは体調ベストにして挑まなくてはなりませんな。撮る設定も露出も同じにして極力レンズそのものの味わい違いを比べてみたいなと思っておりますよって、撮るのはまだこれからなのでこの記事は予告編、なのでしばしお待ちいただきたいなと。

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2020年3月28日 (土)

キヤノン使いのクセがジャマをする。(笑)

富士フィルムさんのカメラを使うようになって、EOSの出番が無くなってます。この間、久々に防湿庫から出してみたら、バッテリー切れてました。長く使わないうちに自然消耗していたという。それぐらい使わなくなってしまったって事なのですけどね。(笑)防湿庫の中でもだんだん下の方に移動、取りやすい所に一番よく使うカメラとレンズを置きたいですからね。
年末の掃除でカメラとレンズを全部出して点検しましたけど、EOS 5D MarkIIなんてデカいし重いしで、もう持ち出す事なさそう、X-T30と単焦点レンズのコンパクトさに慣れてしまってますからね。
若い頃、プロカメラマンにペンタックス67(通称バケペン)を触らせてもらった時のことを思い出しましたよ。35ミリ一眼レフをそのまま大きくしたような中判カメラの名作、ミラーショックが半端なかったですな。まさしくあの感じ「デカっ、重っ」(笑)
EOSのレンズもだいぶ処分しましたけど、まだLレンズのEF24-105mmF4L IS USMは残ってます。F4通しなのでLズームとしてはコンパクトな部類なのですけど、それでももうデカくて中判カメラのレンズにしか見えませんな。(笑)
そのときに往年のフラッグシップNewF-1とT90も引っ張り出してきて触っていたのですけどね、単焦点のFDレンズ付けるとやっぱイイわ。(笑)大きさ重さも、手に馴染む感じもやっぱりこれぐらいの大きさまでがオジサンの限界ですな。
ピント合わせたり、空シャッター切ったり、絞り込んでプレビューボタン押し込んだり、体が覚えてると言いますか、未だにスムーズに操作できましたからね。一番長くお付き合いしてきたのですから当然ですけど。(笑)
ところが富士フィルムさんに乗り換えてから、この染み付いたキヤノン使いの操作感覚が邪魔をしているという。レンズはピントリングもズームも絞りリングも回す方向が全て逆でモタモタ、レンズ交換しようとしたらレンズ取り外しボタンがキヤノンとは反対側でモタモタ。
ニコン使いの方が富士フィルムさんに乗り換えても違和感は無いと思いますけど、オジサンには違和感ありまくり、頭で分かっていても未だに反対回ししてしまいますからね。長年染み付いた作法はなかなか抜けませんよ。
ま、撮ってるものが街のあれこれ、瞬発力やとっさに反応して撮るような体育会系の撮影では無いのでボチボチやってますけど、間違うと自分で自分にイラっと来るわけで、こんな事も覚えられないモーロクぶりに腹が立つのですな。
富士フィルムさんの作法が染み付くまで、ココはどこまで我慢できるかなのですけど、元々イラチだし、最近気が短くなってるし、なかなかスムーズにいきませんよ、トホホ。
マウントアダプターでキヤノンFDマウントレンズを付けて撮っている時はスムーズ、何しろ長年使ってきたレンズですからね。(笑)

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2020年3月26日 (木)

気まますぎるブログなんて見ませんよ。(笑)

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長年続けてきたこのブログを、もう少し何とかしたいって気持ちはずっと持っているのですけどね、なんだかんだと忙しいので、そこまで辿り着けませんな。
リタイヤ後にじっくりやるのもいいかなと思っているのですけど、そのために今からじわじわ準備と言いますか、他の方のを見たりして参考になりそうなのを調べてます。でも見ながらうたた寝しちゃったりで全然前に進みませんな。ま、うたた寝するようなのは参考にならないわけですけどね。(笑)
で、見てて思うのですけど、若い方のブログって今時はSNSと連動が当たり前になってますし、ブログに似ているけどちょっと違う「note」なんてのも出てきて、オジサンますますわけが分からなくなってます。なんだかブログよりも先にTwitterやInstagramなどがあって、その繋がりでブログも見てねって感じに見えました。
SNS方面は全く疎い、ブログだけしかやってないオジサンは、そういうサービスや仕組みを縦横無尽に使いこなして、自分の世界を発信しているのはすごいですねと思うと同時に、あれこれ手を出してて中途半端な感じもしましたな。一体何を目指しているのか見えてこないし、分からないという。(笑)
多分年代的には20代〜30代ぐらいだと思います、そういう方のブログを見ていて、なんとなく漠然とした感想なのですけど、デザインはカッコ良かったり、おしゃれだなって思うのですけど、なぜかどれも似たり寄ったり、書いてる事も、取り上げてる題材もなんだか似ています。同世代だからそうなるところはあるでしょうけどね、SNS繋がりのコミュニティーが情報源なのでしょうか。アイドルグループの子たちの顔の見分けがつかなくて全部同じにしか見えないオジサンには、どれも一緒に見えましたな。(笑)
それと更新にムラがあるのも共通点、面白そうなブログだなって思って巡回コースに入れてても、突然全く更新されなくなったりします。SNS方面が忙しくて、ブログは気が向いたときだけ更新しているのでしょうかね。
プロフィールやブログのコンセプトページを見ると、情報発信について立派な事書いてあるのですけど、更新されずにひと月ふた月放置したままじゃぁねぇ。(笑)って見てたら、立て続けに三つも四つも記事がアップされたり。
個人の自由な情報発信ですからね、気の向いたときに好きなようにやればいいと思いますけど、見る側から言わせてもらうと、あまりにも気まま過ぎて、だんだん見に行かなくなりますな。まるでいつ開いているのか分からないお店みたいですからね、お友達や知り合いだけを相手にしている感がすごくします。
誰が見にきてくださるか分からない世界だからこそ、知ってもらうためにも、次も見に来ていただくためにも、日々発信は無理でも定期的に情報を更新するのは重要だし必要だと思うのですけどねぇ。オジサンの考え方が古いのかなぁ。
見にきてくださる方の事より、自分の都合が優先でどこまで続けられるのやら。ネットの情報発信って、自由になんでもできるところが良いところですけどね、本当に自由にやったらだれもそんなモノ見ませんよ。(笑)

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2020年3月24日 (火)

今年も忘れていた誕生日。(笑)

記事を書くときに、結構見るのが過去記事。昨年の同じ頃、オジサンどんな事を書いてたっけって眺めてみるのですけど「気がつけば、誕生日を過ぎていたのに、気がつかない。」って記事が出てきました。で、今年も同じくすっかり忘れたまま、ほぼひと月過ぎてしまっていたという。(笑)
もうね、見事なぐらい意識に無かったですな。富士フィルムさんのX-T4発表の日が誕生日だったのに、全く気が付いて無かったわけで。そういえば、オジサンの大好物なのに滅多に作ってくれないカレーライスが晩ご飯だった日があったのですけど、どうやらその日が誕生日だったみたい。分かってて作ってくれたのなら、ひとこと言ってくれればいいのにね。「おっ、カレーや」って、普通に食べちゃって終わりましたな。誕生日忘れててもカレーライスは美味しいので、もうそれだけでいいのですけどね。(笑)

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以前はショッピングサイトや、ユーザー登録したメーカーサイトから、バースデープレゼントのお知らせなんてメールが届いてました。ポイントが付いたり、壁紙がダウンロードできたり、特別割引だったり。そんなのがいっぱい届いてましたな。
だんだん見て回るのも面倒になって、大抵大した内容じゃなくて、うっとおしいだけなので、配信を停止したり、バースデーや誕生日って言葉が入っているメールはフィルタリングして自動的にゴミ箱行きにしたらスッキリしましたけど、自分でも誕生日に気が付かなくなってしまったという。あれはあれで必要なお知らせだったのかもしれませんな。(笑)
ま、忘れてしまうって事は、自分の中で重要な事ではすでに無くなってしまっているからですけどね。だって楽しみなんて何も無くて、またひとつ歳食ったなだけでしょ、ホント何も無いわ。(笑)
子供の頃って誕生日は親の方が覚えていて、プレゼントをくれたり、ごちそう作ってくれたりしたのでそれなりにワクワクしていたと思いますけど、正直あまり印象に残ってませんな。むしろ現金のお年玉がもらえるお正月の方が楽しみでした。物を貰うより、自分の好きな物が買える現金の方がいいに決まってますからね。
お年頃だと彼女にプレゼントもらうなんてのが嬉しかったりするのでしょうけどね、残念な事に誕生日の頃に相手がいた事が無かったので、そういう艶っぽい記憶もありませんよ。(笑)働き出してからは誕生日なんてどんどん遠ざかりましたな、30歳、40歳、50歳の誕生日にオッサンになったなぁって思ったぐらい。(笑)
そういえば忘れていた事を、行きつけの立ち飲み酒場で話したら、大将がお酒を一杯サービスしてくれました。何が嬉しいって、これが一番だったりします。忘れていても気が付かなくなってる誕生日、来年は記事に取り上げることすら忘れているかもしれませんな。(笑)

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2020年3月22日 (日)

日が昇る頃と、沈む頃。

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日に日に、夜明けが早くなってますな。起きる時間がいつも早くて、まだ真っ暗なのですけど、外が明るくなってくる時間が早くなっているのを実感します。日没も同じ、日が長くなってきて、お店のネオンが灯る時間でもまだ明るいですな。
こういう時間帯に写真を撮ると、誰が撮っても確実に映える写真が撮れるのですけどね、ほんの一瞬しかチャンスがありません。モタモタしてると刻一刻と空の色が変わっていきますからね。
今時ならチャンスって思ったらすぐスマホやタブレットでパシャっと撮れますけど、カメラ大好きオジサンとしてはちゃんとカメラで撮りたいのですな。なのでいつもカバンにはカメラを忍ばせています。撮るかどうかって事より、いつでも撮れるようにスタンバイ。(笑)
早めに家を出て、仕事の前に撮り歩いたりもしますな。早朝なので人もほとんどいませんし、車も少ないので、広い通りでも無人の景色が撮れますからね。ちょうど街のネオンや街灯がまだ点っているけど、やや空が明るくなってくるようなタイミングは、夜明け感があって面白いと思うのですけどね。
街はまだシルエットだけど、線路だけが朝日で光って、スウっと延びてるなんてのも好きですな。駅のホームの端っこで通勤前に撮ったりしてます。そんな時間帯ですから、散々納得するまで撮ってから電車に乗ってもまだ通勤ラッシュ前、ガラガラで余裕で座れるのもイイところ。駅に着いてもまだ早朝ですから、セルフの喫茶店でモーニングコーヒー飲みながら撮った写真のチェックしたり記事を書いたり。
早起きは三文の得とはよく言ったもので、写真に関しては三文以上の得があるかと、出勤前の楽しい写真ライフ、やってみると以外と楽しいですよ、早起きできる方にはお勧めします。(笑)
日が昇る頃の写真は、その気になれば毎日でも撮れるのですけどね、夕焼けの写真は今のところ休日しか無理ですな、仕事が終わる頃にはすでに外は真っ暗ですからね、もっと日が長くなると、運良く仕事が早く終わったときには、なんとか撮れますけど、終わる時間なんて読めませんし、その時にきれいな夕焼け空とは限りませんからね、撮れるチャンスは少ないですな。
朝日も夕日も、季節によって太陽が昇る位置も沈む位置も変わるのも面白いところ、撮れる景色が変わりますからね。いつもウロウロしている所だとその辺りもわかります。商店街のアーケードや繁華街の路地に、日差しが差し込むタイミングと言いますか季節があるわけで。あとは天気次第でチャンスに巡り合えるかってところなのですけどね。(笑)

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2020年3月21日 (土)

テナックスⅡのレンズフードは大正解でした。

やっと完成したレンズフード、見た目はあまりカッコよくないですけど、画角ギリギリの花型フードなので効果はありました。完成してすぐに、きちんと三脚立てて試し撮りしてみたのですけど、以前のような開放絞りF2でのフレアっぽい感じはほぼ無くなりましたな。これなら安心して開放絞りのボケ具合を楽しめそう。
より効果を高めるために内側に植毛紙を貼り付けたかったのですけど、艶消し黒の塗装でも結構大丈夫そうだったのでパスしました。本音を言いますと、手持ちの植毛紙というかスエードの布がかなり分厚くて花形フードの形に切り出してみたら上手くいかず力尽きて断念してしまったわけで。(笑)
作ってみたら思ったより長さと言いますか深さがあるフードになってしまって、しかも素材が紙なので取り扱いは注意しなくてはなりません。クリアーラッカーをたっぷり染み込ませて強度は持たせましたけど紙ですからね。レンズよりフードの取り扱いに気を使うっておかしな話なのですけど。(笑)
で、さっそく持ち出して街歩きしてみました。首から下げて上から見ると、ホント不細工。しかもフードのおかげで絞りリングが操作しにくいというネガティブなおまけ付き。
このSonnar 40mm F2ってレンズ、絞りリングはクリックが無いのでカチッと止まってくれないのですな、しかもレンズの先端寄りにあるので、すぐ動いてしまうという。自作フードのおかげで操作しづらくなって勝手に動く事はなくなりましたけどね。
正直言って操作性の良いレンズとは思えませんな、ピントレバーの操作角も小さいですし、その辺りの癖を面白がろうかと。フード自作で本来の性能を発揮してもらえそうですしね。
という事でまずは同じ場所で絞りを変えて撮り比べ、F5.6あたりから良くなっていって、F8、F11が一番画質が良かったのは予想通り、ところが開放F2は画面周辺部がグダグダ。パソコンで拡大してみると手ブレしてるのかってぐらい像が乱れてます、この極端な差は何だってぐらい。
今まで改造してきたレンズの中で一番差が激しかったですな。絞りを変えただけでこれだけ変わるという事は、このレンズの使いこなしと言いますか、面白さは絞り値の選択にあるのじゃないかと思いました。

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なにしろ82年前のレンズですからね、開放絞りから安定して高画質な今時のレンズでは味わえない部分を楽しまなくては意味がありませんよ。絞り値の変化で画質が激変するのが分かりましたけど、実際の撮影ではどうなのかってところなのですな。で、撮ってみました。こんな感じですどうぞ。

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定番の旧居留地界隈を中心にウロウロ。深イイフードの効果は絶大でした。開放絞りF2での周辺部分のボケや乱れも、実際の街歩きでは気になりませんでしたよ。パソコンで拡大すると、明らかに像が乱れたり流れたりしているのですけど、ダメダメというよりむしろ味わいと受け止めました。(笑)F5.6で一気にシャープさが出てきて、F8、F11では十分な描写なので、正直面白さを楽しむのならF2~F4辺りを重点的に使って撮るのがキモかと。(笑)


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2020年3月19日 (木)

フォトヨドバシ(PY)見てますか?


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ヨドバシカメラは好きなお店なのでよくお買い物をしています。なかなかお店に行けないので、最近はネットを利用する事が多くなってますな。なのでヨドバシ.comはAmazonと並んで一番よく見ているお買い物サイト。お店と共通でポイントが使えたり、Amazonより届くのが速かったりするので便利なのですよ。
オジサンはカメラ関係のお買い物が多いのですけど、家内はそれ以外のものに利用しているみたい。オジサンのポイントで勝手に買い物してくれてますよ、トホホ。そんなヨドバシのサイト、商品がずらり並んだお買い物ページだけじゃないのですな。
で、写真&カメラファンにぜひお勧めしたいのが「フォトヨドバシ」略してPY。ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジンってのが正式名称みたい。そそる写真と記事で、最終的にお買い物に誘導する仕掛けにはなってますけどね、これが結構見応えあって面白いのですな。お買い物をするしないに関わらず、読み物としてしっかり楽しめるという。サイトの見た目もヨドバシカメラからイメージする感じじゃなくて、なかなかカッコいいですしね。(笑)
基本的にカメラやレンズ、新製品の記事が多いのですけど、メーカーごとに分けたインデックスもあるので、自分が使っているメーカーの記事にアクセスしやすくなってます。それ以外のエッセイ的なものなども結構充実してて、元ニコンフェローで業界では有名人な後藤哲朗さんも、退職後はエリア510ってエッセイを載せてますし、眺めていると時間を忘れますな。
記事はどれも簡潔な文章と写真多めが基本みたい、この写真がどれもキレイでそそるのよ。気になっているレンズの記事なんて、見たらヤバイかも。なのですぐEvernoteにクリップしてオフラインでも見られるようにしています、記事を書くときの参考や資料にもなりますからね。
大手カメラ店や量販店のサイトを見ると、同じようなフォトマガジン的なのや、スタッフのブログなどで、新製品の紹介や、レンズの使い勝手をレポートしたものがありますね、複数のプロカメラマンのグループというか、そういう繋がりの人たちが、分担してハウツー記事や機材のレポート記事を書いているサイトもあります。
読み応えのあるところはブックマークして巡回コースに入れてますけど、フォトヨドバシはその中でもオジサン一番のお気に入り。できればもう少し富士フィルムさんの記事を増やして欲しいですけどね。(笑)まだ見た事ないよって方にはオススメ、こちらですどうぞ。

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2020年3月17日 (火)

立ち飲み百景48 酒場小学校。(笑)

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数年前ですけど、職場に小学生の子供たちが見学に来たことがありました。低学年と高学年のグループに分かれて順番にやってきたのですけどね。職場には危なっかしいものや触ってはいけないものがいっぱいあるので、何かあってからでは遅いという事で、こちらも結構身構えてましたな。
特に低学年の子供たちは要注意って打ち合わせしていたのですけどね、いざフタを開けてみたら低学年の子供たちの方がちゃんとしてて、先生役のオジサンの言う事を良く聞いてくれましたよ。可愛らしかったですな、真面目にノート取ったり、質問してきたりして。(笑)
ところがどっこい、言う事聞かないのが高学年のガキどもじゃなくてお子様たち。入っちゃいけない所に入ろうとするわ、触るな!って言っても触るわ、大人を小馬鹿にしたような質問してくるわ、もうね完全にいちびってましたな。
こんなクソガキじゃなくて元気すぎる子供達にナメられてオジサンもう腹立つ腹立つ。「おどれら昭和生まれの恐ろしさ見せたろかい」って思いましたけど、そこはお仕事ですからね、歯ぎしりを笑顔に隠して大人の対応。(笑)
おかげで低学年の子どもたちの可愛らしさが印象に残りました。この子たちもあと2、3年すると可愛げのない高学年児童になるのかと思うと、汚れないで素直に育って欲しいなと思いましたな。(笑)
で、いつもの酒場。個性的と言いますか、早い話どうしようもない大人が多数集ってます。オジサンもその中の一人ですけどね、いい歳こいて頭の中は小学生以下かよって、ある意味楽しくて迷惑な方々。(笑)
話が盛り上がりすぎて論争に発展、お互い一歩も譲らず、売り言葉に買い言葉、さらにややこしい人が横から入ってきて炎上、スネる奴にふてくされる奴、怒って帰っちゃう奴。もはや子供の喧嘩のようなドラマが展開、つまらない話で何を熱くなってるのって感じですけどね、騒がしい教室みたいになっちゃってますな。(笑)
何かとイチャモン付けるややこしい人も時々いますな。意見してやらねば気が済まないのでしょうか、ただのひねくれ者ですよ。あなたのお眼鏡に叶う、よその学校(酒場)に行けばって思います。
飲み過ぎでフラフラの子、テレビの野球中継に向かって叫んでる子、一人でぶつぶつ言ってる子、お箸を落とす子、まるで聞き分けのない子や、何度言っても分からない子が、そのまま大人になったような、どうしようもない夜の酒場小学校。
授業は夕方5時から9時まで、通知簿の悪い子は出入り禁止、卒業はお酒が飲めなくなったら。(笑)

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2020年3月15日 (日)

振り返れば1500記事。

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2013年の2月にスタートした「よもやまカメラ」、先月で丸7年、ただいま8年目突入中、記事数も気が付けば今日でちょうど1500記事になってました。よくもまあ続いてますなぁ。自分でも感心というか呆れてますよ。(笑)
このまま週4回の更新を続けていけば、2年半ぐらい先には2000記事ですか、そんな先の事は分かりませんな、お体の劣化でカメラ持ってお出かけもできなくなってるかもしれませんし、お酒ばっかり飲んでるので死んじゃってるかもしれません。(笑)
思えばそれなりに長続きしているわけなんて考えた事もありませんな、思いついた事を好きなように書いて、地道に積み重ねてたらココに立ってただけですからね、面白おかしい記事を書いて皆様に感動の嵐をなんてどこにもありません、オレが教えてやるぜなんてエラソーなのもやらない。
日々生活していて、ふと疑問に思った事や、なんだか他と違うなって感じた事、酒場で話題になった事や、やってみたらダメダメだったり、うまく行った事、これは便利だと思った物事や、日常に波風が立った予想外の出来事なんかをメモに付けていて、それを元にオジサンの語り口調で書いているだけですからね。
なのでネタはいくらでも日常に転がってますな、ただそれに気が付くかどうかだけ。メモ書きには訳のわからない言葉がいっぱい書き付けてあります。(笑)
それなりの年齢になりますと、若い頃と物の見方も感じ方も変わりますな、流行っている物事でも全然入ってこなかったり、若いタレントさんや芸能人の名前が全然覚えられなかったり、若い歌手の歌が全く響いてこなかったりするわけで、そんなこんなを「オレもオッサンになったなぁ」って思ってしまえばそこで終わりなのですけどね、これは面白い現象なのかもって思えると、物事が面白い方向に動き出すわけで、ネタになりそうな事が湧いてきます。
そんなオジサン目線の出来事を拾い集めるといくらでも見つかりますな。年齢がいくと昔の事も掘り起こして書いたりできますしね。なのでネタになりそうな事を日頃からストックしておく事はとても重要なわけで。思いつくままに書くと言っても、書くきっかけになるネタがあればこそですからね。
日々の出来事を綴る日記的なブログはオジサンにはできません、そういうスタイルだったら絶対続いてなかったと思います。忙しかったり、お酒飲んじゃったら面倒くさくなって書かないでしょうからね。(笑)なので記事は書ける時に一気に書いてストックしておいて、その中から休日の早朝に写真を選んで次の週の分を公開日を指定してアップするという流れになってます、だから続いているのでしょうね。
そんなこんなで1500記事になりましたけど、やってて思うところは色々ありますよ、過去記事をもっと見てもらいやすくしたいとか、カテゴリーをもっと細かく分けたいとか。ココログの仕様でできない事に不満もあります。
他の方の見やすいブログを見ていて思いますけど、その方面の知識が必要みたいなので、敷居が高そうでオジサンには無理かも。そういう専門家の方が知り合いにいればいいのですけどね。ま、オジサンのぐだぐだブログはこれ以上カッコ良くはならないでしょうけど。(笑)
まだまだ続けるつもりの「よもやまカメラ」まだやるのって言わずに、皆さまこれからもどうぞよろしく。

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2020年3月14日 (土)

テナックスⅡのレンズフードできました。

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たかがレンズフード自作に、いつまで手こずっとんじゃいって声も聞こえそうなモタモタ工作がなんとか形になりました。最初、材料の候補に挙がっていた卓上用七味の缶を工作するつもりだったのですけど、いざやってみると結構加工が必要になりそうって事で却下。素材としては面白かったのですけどね。(笑)
結局ストックしてあったミノルタの二眼レフ用角型フードを使う事にしました。このフード、バヨネット式でレンズ前面にワンタッチで取り付けられるようになっているのですけど、バラしてみると内側についてるリングが、レンズの外径よりほんの少し大きいだけだったので、このレンズに合うフィルターの枠を利用してフードを取り付ければいけるんじゃないかと考えたのですな。
まずフィルターからガラスを取り去って枠だけにして、そこにフィルターの厚みと同じ幅に切ったアルミ板を巻き付けて直径をフードの内側のリングに合うように太くしてはめ込みました。角型フードなのでレンズに付けた時にきちんと向きが合うように位置決めをしたのち、ズレたり外れたりしないようにネジ穴を切ってネジ止め。この時点でレンズにつけてみるとなかなかカッコ良くてイイ感じになりました。

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ここからが工作のキモなのですけど、そのままでは当然ながらフードの長さは足りません。せっかく自作するのですから、ケラレの無いギリギリの深さのフードを作りたいわけで。早速角型フードに黒い紙を巻きつけて、前後させながらカメラの液晶モニターでケラレの出る位置を確認。思ってた以上に深く作らないといけないのが分かりました。
見てみると画面の長辺側でケラレが消えても短辺側にはがっつり影が出てます。短辺側でケラレが消えるところとの差を調べてマーキングしてから、ハサミ片手に巻き付けた黒紙をチョキチョキ、要するにケラレの出ないギリギリの花形フードを作ってやろうと思ったのですな。
少し切っては画面で確認を繰り返して、出来上がったものを広げてカメラで撮って、パソコンに取り込み。それを下絵にしてAdobe Illustratorで展開図を作りました。

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フードの材料は最初アルミか真鍮を考えていたのですけどね、展開図を見てると結構ややこしい曲線を切り出さないといけないので断念、プラ板か厚手の紙ならアートナイフで曲線もキレイに切り出せるのでどちらかにしようかと。試しに両方作ってみて、結局厚手の黒い紙に決めました。プラ板って意外とフードの縁に沿ってきれいに曲がってくれない、その辺り紙の方が柔軟性があります、クリアーラッカーを染み込ませると強度も出ますし。和紙に柿渋を染み込ませて強度と防水性を高める技がありますけどあれがヒント。
展開図通りに切り出したものをフードに巻きつけて確認後、薄めたクリアーラッカーを染み込ませるように何度か塗りました。最後につや消し黒で塗り、フードに接着して完成。花形フードが似合うレンズじゃないですけど、見た目より遮光効果重視って事でこん感じに出来上がりました。早速試し撮りしてみたいと思っておりますよ。

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2020年3月12日 (木)

X-T4発表、ということは。

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2月の頭のロンドンでのイベントで情報があったX-T4、2月26日に正式発表となりましたな。前機種X-T3から約一年半という事で、ちょっと早かった新機種登場のタイミング。
X-T3ユーザーの中には、今回は見送りって方もいらっしゃるかと思いますけどね、その辺り富士フィルムさんもお商売上手、ボディー内手ぶれ補正を目玉に、あれやこれやとそそる機能アップで物欲に火を付けてくれてます。お約束の購入宣言キャンペーンとキャッシュバックキャンペーンもスタート、春先には中古カメラ屋さんに、まだまだキレイなX-T3が大量に並ぶかもしれませんな。(笑)
オジサンは欲しくありませんよ、物欲も煩悩も全然ありません、なのでこのニュースは外野席から傍観させていただきます。ただねぇ、この時期にX-T4が出ちゃったって事はX-T40が一年後ぐらいに出てくるのは間違いないかと、それが恐ろしくてねぇ。まだ出さないでくださいお願いしますって言っても出ちゃうんだろうなぁ。(笑)
X-T4をそのままミニマムにしたようなのだったらどうしようかと。今から500円玉貯金始めますかね。その辺りの事もあって、X-T4のニュースは傍観しつつも気になるわけで、新しく搭載された機能の内、X-T40にどれだけ受け継がれて登場するのかスペック見ながら予想しなくてはなりません。
デジタルカメラって新機種が出るたびに新しい機能が増えて行きますけど、正直なところ全部使いこなすなんて無理だと思います。というか使いこなしている人なんているのでしょうかねって思ってます。オジサンの場合、動画は撮らないし、連写もほぼ必要ないので、そこのスペックがすごく良くなっても「ふ〜ん」って感じなのですな。
山のように盛り込まれた機能の中で、全部を使うかどうかより、ピンポイントで自分に必要な機能が良くなっているかどうかで選ぶのがいいのじゃないかと思います。で、予想したのですけどね、ボディー内手ぶれ補正搭載って事になると一気に物欲上昇しそう。クラシックレンズをマウントアダプターで使うときに手ぶれ補正が効くのはポイント高いですからね。
あの小さなボディーに搭載してくるかどうか分かりませんけど、多分搭載してくるんだろうなぁ。ホントやめて頂きたいですなって思いながら、ゼヒやって欲しいですけどね。ってどっちやねん。(笑)
そんなの出されたらほんと困るのよ、軍資金ありませんからね。もうお酒を断つしか手段が無いオジサン。発表にドキドキしながら一年禁酒生活をしたら健康になるでしょうな、もし出なかったら貯めた軍資金でヤケ酒かな。(笑)

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2020年3月10日 (火)

大阪名物岩おこし、神戸名物掘り起こし。(笑)

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岩おこしってお菓子がありますな。あんまりお目にかからなくなりましたけど、あれば懐かしくて口に放り込んでしまいます。小さな頃は祖母によくもらってガリガリ食べてましたな。(笑)
東京では浅草の雷おこしが有名だそうですけど、関西は大阪の岩おこしと粟おこし、今も変わらないレトロな包み紙を見たら「ああ知ってる」って方多いのじゃないかと。その昔、大阪の運河工事で岩がゴロゴロ出てきたことから、岩おこしって名前を付けられたそうですな。
おこし自体はすごく昔からあるお菓子だそうで、記事を書くのに調べていて知りました。熱した米や粟に蜜や水飴を混ぜ、型に入れて乾燥させる干菓子、弥生時代の出土品に似たようなお米の加工品があったとか、平安時代に遣唐使が持ち込んだのが原型だとか、日本書紀に神武天皇の祝詞の記載があるとかって、どんだけ昔やねんって思いましたよ。(笑)
おこしって名前が「身を起こし、家を起こし、国を起こす」につながるので縁起がいいって事で人気があったというのも出てきました。なんだか知らない事だらけ、人生一生勉強ですな。(笑)
で、おこしはおこしでもこの時期、神戸の名物は地面の掘り起こし。県や市の予算を使い切るための土木工事を至る所でやってますな。水道管やガス管の交換、道路の舗装のやり直しなどなど。年度末ギリギリの時期に一斉にあちこちで工事が始まります。神戸っ子にはまた始まったなって季節を感じる工事風景。(笑)
仕事柄車で移動の営業マンの方は渋滞で大変だと思いますね。乗せてもらって移動していてもあちこち工事だらけですからね。歩いていていつもの道を通ろうとしたら工事で迂回させられたりしますしね。
道路の1車線が工事で片側通行、警備員が紅白の旗で誘導してますけど、路線バスを優先してもらえませんか。いつまで経っても駅に着きませんよ、電車乗り遅れたらどうすんの。
ポストにも工事のお知らせチラシがよく入ってます。我が家は車乗らないのでそんなに影響は無いですけど、住宅街の狭い路地を工事で塞がれて、知らずにやって来たデイケアサービスの車が立ち往生してるのも毎年の風景。
この時期に集中するのは分かりますけどね、年間通してもっと分散させる事はできないのでしょうか。残った予算を使い切らないと次年度の予算が確保できないから使い切ろうとするのでしょうけど、このお金って税金ですからね、無理に使わず他に回すとか柔軟に対応できるように、まず役人の頭の中を工事してほしいですな。

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2020年3月 8日 (日)

テナックスⅡのレンズ、我慢できずに試し撮り。(笑)

レンズフードまだ作れておりません。一気に工作して、試し撮りする段取りだったのですけど、まさかの腰痛で横たわったまま時間だけが過ぎていきました。今年になってパソコン壊れるし今度は腰痛、ロクな事がありませんな、このまま行けば次は何が起こるのでしょうか。もう勘弁して欲しいですけどね。
で、テナックスⅡの標準レンズSonnar 40mm F2、見た目がカッコいいレンズなので早くなんとかしたいのですけどね、物事って予定通りに行きませんな。ですけど、内面反射を黒く塗りつぶしたら、随分良くなったので、とりあえず現時点で撮ってみたくなって、腰痛おして持ち出してみました。
前回絞り開放で撮り歩いてみたときの、ピントは来てるのに紗がかかったようなコントラストの無さは随分改善されましたな。まるで印象派の絵かよって写りでしたからね。
テナックスⅡは距離計連動のカメラなので、ある程度絞り込んで撮るのが前提だったと思います、一眼レフのように開放絞りで背景ぼかしてなんてのは無かった時代のカメラ。
ミラーレスのX-T20、X-T30を使うようになって、マウントアダプターやレンズ改造でクラシックレンズを楽しんでおりますけど、目測や距離計連動カメラのレンズって、絞りF8が一番画質が良いと思いましたね。撮ってみての印象もそうでしたし、同じ場所で絞りを変えながら撮り比べたものを画面で拡大して隅々まで見てもそう感じました。
そういう事もあって、今回の試し撮りは開放絞りF2と、同じ場所でF8まで絞って撮ったものと比べてみようかと思ってプチうろうろ。結果はと言いますとですね、絞りの違いで極端に写り具合が変わりましたな、ほかのクラシックレンズと比べても一番差がありました。ファインダー覗いた時点で違いがはっきり分かりましたからね。

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だけど内面反射対策をしても、絞り開放のF2だとやっぱりフレアっぽい写り具合になってしまいます。発売時期を考えるとレンズコーティングはまだ製品に使われてないはずなので、これが当時のレンズの性能のなのかと。
開放絞りでもピントの合っているところはきちんと解像しているので、コントラストの低さはカメラの設定でハイライトとシャドウのトーンとシャープネスをいじれば何とかなりそうと思いましたけどね、あえてこのまま使う方が面白いかもしれませんな。
で、F8まで絞ると激変、82年前のレンズとは思えない写り具合。今時の写りが良いのは当たり前レンズのような優等生な写りではありませんけど、コントラストもシャープさもあります。この辺りのクセを楽しむのがこのレンズとの付き合い方かもしれません、ちょっと面白くなってきたのでレンズフードを作ったらしばらく持ち出し率上がりそうですな。(笑)

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2020年3月 7日 (土)

恒例のネタになりそうな腰痛事情。

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またしてもやってしまいましたよ。中腰で物を持ち上げようとしたらピキッって腰に激痛が、そのまましゃがみ込んで動けなくなってしまいました。ある日突然やって来る腰痛という悪魔、調べてみたら過去に2回記事にしてましたな。なんだかこのまま恒例行事になりそうな予感って勘弁して欲しいですけどね。(笑)って笑ったらイテテ、くしゃみもできませんよ。
医者に行っても「運動不足が原因です」ってお約束の言葉しか返ってこないのは分かってます。だけど運動大嫌い、ストレッチなどのトレーニングをして筋肉を柔軟にしておかないといけないのは、もう耳にタコぐらいよく分かってますけどね、できませんな。
で、料理本を見ていたらシャリアピンステーキというのが出てました。昭和11年に来日したオペラ歌手シャリアピンさんが歯が悪いけどお肉が食べたいってので、帝国ホテルの料理長が作って出した料理だそうで、要するにすり下ろした玉ねぎにお肉を漬け込んで柔らかくするという技を使った料理。今でも帝国ホテルの定番メニューだそうです。
で、ピンと来ました。そうか、すり下ろした玉ねぎに肩まで浸かればオジサンの固まった筋肉も柔らかくなるかも。さっそく浴槽をすり下ろし玉ねぎでいっぱいにするには何個いるか考えてみたのですけどね、素直にリハビリ行った方が安くつきますな。腰から下だけなら玉ねぎ少なくて済むかもしれませんけど、どっちにしても大量にすり下ろすだけで筋肉痛になりそうですしねって、そんなもん真剣に考えてるのがすでにダメダメ、楽してなんとかしようってのがすでに間違い。(笑)って笑うと痛い。(泣)
ヒーヒー言いながら、なんとか仕事に行きましたけどね、地獄の1週間でしたな。やっと休みになって、本当ならアレもしよう、コレもしようって思ってたのに全然できませんよ。横たわったまま水平生活。そのうちうたた寝してしまいますしね。
背筋を伸ばしていると楽なので、椅子に座る時も、背もたれにぴったり体を押し付けて、足と体が直角の体勢、これって実にご飯食べにくいですな、前屈みになると激痛が走るので、お皿ごと口元に持ってきて食べてるという、まるで産業用ロボットみたいな動きになってますよ。(泣)
トイレも歯磨きもお風呂に入るのも、超スローモーション。動画に撮って10倍速で見たらちょうど良いかもしれません。色んな物に掴まりながら、じわ〜って移動、我が家が全然バリアフリーじゃない事が身に染みて分かりましたよ。(泣)

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2020年3月 5日 (木)

せめて婚活ぐらいやれば。(笑)

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今は初婚がホント遅くなってますな、女性でも20代で結婚する人は少なくなってるように感じます。男性もオジサンの周りを見ると40代で独身貴族を謳歌してるのが多数いますな、どうするのでしょうね。
昭和30年代のアーカイブ映像を検索してたら、企業や団体の集団お見合いの映像が出てきました。あの頃ですから今のような女性の地位はまだ無く男性社会。いつまでも独身でいると出世もおぼつかないという。結婚して家庭を持てば家族を養っていく責任があるので、仕事にも打ち込むようになるというのが世の中の考え方だったようで。
結婚するのが大前提、そのための出会いの場作りに世の中も積極的だったのでしょうね、映画やドラマでも、お見合い写真をやたら見せにくる、近所のお節介なおばさんとかいましたな。サラリーマン物の映画で上司が身を固めない主人公の部下にヤキモキなんてのも。上司の奥様が「良い人がいるんだけど」って持ってきたお見合い写真が元で話がややこしく展開するという。(笑)
今時そんなお節介は無くなりましたな、個人のプライベートに介入なんて、下手すりゃハラスメントになっちゃいますからね。結婚するしないは個人の自由、好きなモノにまみれて、好きなように生きてても誰からも文句は言われない世の中になってしまって、お相手探しも自己責任でって事に変わってますな。
なので「なんで結婚せえへんの?」って聞いただけでパワハラなんて言われかねない、ややこしい世の中ですから心配しててもうかつに言えない。(笑)
話をしていると「結婚したくないわけじゃないですけど、出会いがなくて」なんてよく聞きますけどね、そうかなぁ。出会いはそれなりにあると思いますよ、気付こうとしてなかったり、自分の中でフィルタリングして排除してるだけじゃないかと。社内恋愛はダサいから嫌だとか、趣味の合う人がいいだとか、同じ価値観の人だなんて、付き合いもしないで何が分かるのかって話、どんどん可能性の選択肢を狭めてるだけにしか聞こえませんけどね。
「良い人が見つかれば」なんてのも何言ってるのって思います。何の努力もしないで待ってても白馬に乗った王子様も、美しいお姫様も現れる事は一生ありませんよ。雌の前で求愛ダンスを見せびらかす鳥の動画でも見て勉強したほうがいいのでは、奴ら種を残すために必死ですからね。これでもかってぐらいキレッキレのダンスで自己アピールしてますな。(笑)
オジサン結婚が人生の全てなんて事は言いませんよ、一人がいい人はそうすれば良いと思っています。個人の生き様の問題ですからね。ただ、そういう気持ちや願望があるのだったら少しは動けばって事、30歳超えたら思った以上に歳取るのが速くなりますからね、40歳なんてホントあっという間にやってきて愕然とするしかない。(笑)って笑ってちゃダメですからね。(笑)

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2020年3月 3日 (火)

カメラと濃厚接触した結果…。(笑)

新型コロナウイルスの影響で、人の集まるイベントはことごとく中止や、人を入れずに開催なんて事になってますな。いつ感染するか分からないわ、感染してもすぐに症状が出ないわで、目の前にいる人がすでに感染していたって分かりませんからね。こうなると、うかつに人の集まる場所に出かけないのが一番って事ですけど、働かなきゃいけないので、そういうわけにもいきませんしねぇ。
感染に気が付いてない人が、人の集まる所に出かければ、感染者が増えるのは当然ですから、報道番組で感染者を新たに確認って出てても、また増えたかって感じ、感染者がどこそこで濃厚接触の可能性があったって言われてもねぇ、日々生活していれば、他人との接触無しなんてあり得ませんからね。
こういう危機に陥った場合、国の対策が後手後手なのは、いつもの事とはいえ呆れ返りますな。経済にも影響が出てて、株価が下がってる中、富士フィルムホールディングスだけ上昇ってニュースでやってました。「アビガン」ってインフルエンザの治療薬が新型コロナウイルスにも効くかもって事で、政府の要請を受けて増産検討中だそう。オジサンとしては富士フィルムさんに儲けてもらって、そのお金で良いカメラを開発していただきたいなと思っておりますよ。(笑)
しかしなんですな、ニュース見てて気になってしまったのですけど「濃厚接触」って言葉、もうちょっといい言葉が無かったのでしょうかね。オジサン別の事を想像してしまって…。ああ、スミマセンねぇ。昭和なオジサンは頭の中が傷んだピンク色なもので、濃厚な接触なんて言われると、なんだか別の想像図が頭に浮かんでドキドキしてしまいましたよ。(笑)
ま、そっち方面の濃厚接触はありませんけど、カメラとはウン十年も濃厚接触が続いておりますな。しかも一台や二台じゃない、半端無い数の濃厚接触。最初は1台だけだったのですけどね、どこでどう間違ったのか大量濃厚接触を何年も。
もはや検査するまでもなくカメラウイルスに陽性反応。症状は欲しくなったら居ても立っても居られなくなって、夢にまで出てきます。こじらせると発熱するかもしれません。(笑)それが重症になると金銭感覚が麻痺して、お財布の経済状況にも影響が出かねないという。
家庭内での立場と言いますか、株価は下落。興味のない家人にはカメラはただの病原菌にしか見えませんからね。下手すりゃお家に入れてもらえなくて隔離。実にイケナイ病気なのですけどね、どんなに虐げられても本人は幸せってところが一番イケナイところかと。(笑)
治療薬はまだ見つかっておりませんよ、永遠に見つからないと思います。イヤ、オジサンが生きてる間は見つけて欲しくないですな。カメラとはまだまだ濃厚接触したいですからね。(笑)

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2020年3月 1日 (日)

テナックスⅡのレンズに光が差しました。(笑)

ひと月なんてあっという間ですな。2月の2日に「テナックスⅡのレンズは色々ありました」って記事を書いて、納得いかない写り具合にレンズフード自作してリベンジする予定が、忙しいわ、パソコン壊れるわでバタバタしているうちにもう3月ですからね。落ち着いて工作する時間が全然ありませんよ。
ま、急ぐ事はありませんので、ぼちぼちやろうかと思っていますけど、何もしてなかったわけではありません。ヒントになったのは記事にコメントを入れてくださった方のアドバイスでした。想桜様、ヒントをくださいましてありがとうございます、おかげで光が差しました。
それによるとフィルムカメラでは無かったセンサー面からの反射があるので迷光、乱反射対策をすればという事。改めてレンズを見てみると、ややや、マウントから後ろの鏡胴部分はピカピカのシルバーではあ〜りませんか。テナックスⅡのボディーを見てみると、鏡胴がぴったりハマる直径なのでピカピカでも影響が無かったのでしょうな。
ところが自作マウントアダプターは市販のライカスクリューマウントをフジXマウントに変換するものを流用して作ったので、後ろから見ると鏡胴のピカピカがはっきり分かります。こりゃ、あきませんわ。何を撮ってもコントラストの低いモヤっとした写りなのは、まずこれが原因なのかと。
確かに試しに夜の街で撮ったものはそこまでコントラストが低くなかったですからね。マウントアダプターの内側は黒の艶消し塗装をしっかりしたのに、レンズの鏡胴なんて全然意識してなかったですな、完全に片手落ち。(笑)
で、さっそく対策しました。最初手持ちの植毛紙をカットして貼り付けようかと思ったのですけど、意外と厚みがあるので貼り付けるとマウントアダプターにはめられなくなってしまいます、なので黒く塗りつぶす事にしました、楽ですしね。ここBGMは矢沢永吉さんの「黒く塗りつぶせ」で。(笑)って笑ってる場合じゃないですな、さっさと作業しなさいよって言われそう。
まず綿棒使ってベンジンで油を拭き取ります、油がついてると塗装が乗りませんからね、そのあと食いつきを良くするプライマーという下地剤を塗ってからいつもの裏技、プラモ用のタミヤカラー艶消し黒にベビーパウダー(てんかふん)をごく少量混ぜ混ぜ、こうするとカッサカサの艶消しになるのですな、ダイソーの老眼鏡アタッチメントをメガネにつけて、レンズの後玉に塗料が付かないように慎重に塗っていきました。
完成したレンズをマウントアダプターに付けて後ろから見てみると、おお真っ黒。(笑)試しに外の景色を撮ってみたところ、ファインダー覗いただけで明らかに違いが分かりましたよ。有害光はカットしたけど光が差しました。(笑)
後は完璧なレンズフードを付ければ82年前のレンズにベストコンディションで良い仕事をしてもらえそう。ただ今手持ちのジャンク角型フードと卓上用七味の缶が材料の候補に上がってます、堅実に作るなら角型フードを改良となるのですけど、面白さなら七味の缶。キャップが何故かレンズにピッタリ。金ピカで趣味が悪いですけどね。(笑)

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