もぉ〜って言っても、どうにもならない。
少し前の神戸新聞に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、神戸ビーフが打撃を受けてるって記事が出てました。それによると、消費量の約8割を占める飲食店に、お客さんが来なくなっているそうで、確かに訪日外国人客、インバウンドって言うそうですけど、新型コロナウイルスのせいで全然見かけなくなってますな。
以前はステーキハウスの前で、品定めしている姿や、メニューボード見ながら声高に家族会議している、お隣の国の家族連れをよく見かけたのですけどね。今は外国人どころか人の姿すら無いですな。おかげでオジサン、邪魔な人の姿を気にせずに、のびのび写真が撮れますけどね、あまりに閑散としているのもねぇ。(笑)って笑い事じゃ無いですな。
で、記事を読んで思ったのですけどね、神戸ビーフって消費の8割を飲食店が占めていると言うことは、残り2割しか普通のお肉屋さんでは扱ってないって事ですか、そりゃ見かける事も口にする事も無いはずですなぁ。
神戸に長年住んでおりますけどね、神戸ビーフってお家でほとんど食べた事ありませんよって言うか、ビーフ自体出てきませんからね。我が家のタンパク源は鶏肉とお豆腐オンリー。(笑)ってココも笑うところじゃありませんな、神戸ビーフは無理ですけど、輸入物の牛肉コマ切れぐらいは買える稼ぎはあるつもりなのですけどね、そうは見てくれてないって事でしょうか。(泣)
以前聞いた事があるのですけど、ブラジルのコーヒー豆って等級の高いのや高級品は全部よその国に輸出、生産している所の人は、そんないいコーヒーを飲んでないそうですな。ブラジルの人がみんな美味しいコーヒー飲んでると思ったら大間違いだそうで。
地元の明石鯛も良いものは築地に行ってしまって、銀座あたりのお高いお店で出てくるそうですけどそれと同じかと、ブランド物ですからね、お高く売れる所に行ってしまうのは当然かと。
元町や三宮辺りを撮り歩いていると、神戸ビーフの看板だらけ、これでもかってぐらいあちこちで見かけます。それだけブランドとして定着しているのはよく分かりますな、観光ガイドにも必ず登場してますしね。でもだからと言って、地元の人が普段当たり前のように食べているかって言うとまず皆無。神戸に住んでて見た事はあっても、高級すぎて普段使いにはならない一流ブランドの神戸ビーフ。
打撃を受けてるってニュースを見ても、何だか遠いところの出来事にしか見えなくて、響かなかったのはオジサンだけですかね。(笑)
最近のコメント