その土地ならではをウォッチング。
日本って国は細長いので、北と南でずいぶん気候が違いますな。春になると桜前線なんて言葉がニュースに登場しますけど、一番先に咲き始める南国と、最後の北国ではひと月ぐらい違ってくるみたいですからね。
地形のおかげでそんなのを楽しめるのもいいところ、特に食べ物は分かりやすいですな、その土地ならではの味覚ってのがどこの都道府県にも必ずあります、旅行代理店に置いてある国内旅行のパンフレットなんて、旅行先で観光地を巡った後は、その場所の代表的な美味しいものを堪能するってのがほぼメインかと。(笑)
今の季節でしたら、やはり日本海側で冬の味覚の海の幸を堪能でしょうか、カニが一番人気でしょうけど他にもいっぱいありますからね。以前家内とカニ以外の冬の味覚を味わいに鳥取県に出かけた事があります、カニは高いのでわざとそれ以外を味わおう旅行、一応鳥取砂丘も行きましたけどね、強風だわ寒いわで誰もいませんでしたな。(笑)
で、お店探し。観光ガイドに出ていない地元感あふれるお店を探すのって楽しいですからね。オジサンこういう時の嗅覚はちょっと自慢できるかも。(笑)見つけたのは数人でいっぱいになるカウンターだけの居酒屋というか割烹というか小綺麗で小さなお店。
のれん越しに中を覗くとお客さんは年配の紳士が一人、これが決め手になりました。スーツ姿なのに足元は長靴だったのですな、間違いなく海関係の仕事の方だろうと、そういう方が飲んでるのなら美味いお店だろうと。
正解でした。ノドグロをはじめ他所に出回らないけど、地元では当たり前な魚やエビもいっぱい頂きました。年配の紳士は、地元海産物を扱うお店のご主人で、話が弾んで色々教えてくれました。
「帰る前にお店に寄りなさい」って言われて次の日に行って、そこでお買い物したのですけど、届けてもらった宅配便の箱があまりにデカイので開けたら、ありがたい事に買ったもの以外にもいっぱいサービスで入れてくれてましたな。(笑)
食べ物が一番の楽しみなのは間違いないのですけど、街をウォチングするのもオジサンには楽しいところ、その土地の気候風土が産んだ街並みやしつらえが面白かったりしますからね。
雪国の信号は雪が積もるので縦向きに付いてたり、除雪を考えて道幅が広かったり、商店街に雪かきの道具が常備してあったり。雪が積もるなんてまず無い神戸に住んでるオジサンには、そういうのが その土地を知るきっかけになるわけで。
そういえば富山県で街外れに雪捨て場があったのですけど、鹿児島県では火山灰捨て場がありました、降り積もるものが違っても、捨て場所が無いと困るのは同じって事なのでしょうな。
そんなこんなで、その土地ならではをウォッチング。地元の方には何でそんなもの撮ってるの?がオジサンには面白いのでありますよ。
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