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2019年12月29日 (日)

年の瀬にキヤノンFD85mmF1.8で。

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一眼レフにマウントアダプターで色々なレンズを楽しむというのは、フィルムカメラ時代からあったのですけど、その中で人気が無かったのがキヤノンFDマウントレンズ。EOSシステムが登場する前のキャノンの一眼レフシステムを支えてきたレンズでした。
他社ボディーに付けるのに制約が多くて、レンズの味わいを楽しむというより、何とか付けられるだけって感じ。EOSシステムが主流になると、中古カメラ屋さんでも安い値段で並んでましたな。(笑)

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ところがどっこいミラーレス一眼が登場すると、その短いフランジバックのおかげで他社レンズを付ける制約が激減したわけで。おかげでマウントアダプター祭りって言っていいぐらい、すごい数が登場しました。当然ながらFDマウントレンズを他社ボディーに付けるアダプターも各社から発売されてオジサンも買いましたよ、2500円と一番安かったK&F Conceptのもの。

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FDマウントレンズは24ミリ、50ミリ、50ミリマクロ、85ミリを温存していたのですけど、これがX-T30で使えるだけで幸せ。(笑)APS-CセンサーサイズのXマウントカメラに付けると、焦点距離が1.5倍、しかもイメージサークルの大きさを考えるとレンズの中心部分を使う事になるので、周辺部分の光量落ちやクセをフルに楽しむ事にはならないのですけどね。

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ま、そこまでマニアじゃ無いし、長年使い慣れたレンズを楽しめるだけでOK牧場。50ミリマクロは75ミリ相当になるので、マクロレンズとしての使い勝手もいいですし、中心部分のオイシイところで撮る事になるので写りも良く、ブツ撮りに複写に意外と活躍していますよ。(笑)
で、今回はFD85mmF1.8をチョイス。X-T30に付けると127.5ミリ相当の望遠レンズになってしまいます。最近はこんな長いレンズを使う事が無いのでどんなモノかと、街を徘徊してみました。

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結論から言いますとですね、やっぱ長いわ。(笑)撮りたいものまでの距離をいつもよりもかなり長めと言いますか、相当手前からカメラを構えてもフレームからはみ出るという。もっと後ろに下がらなきゃいけないのかって感じでした。撮ってる内にだんだん感覚が分かってきましたけどね。
ピント合わせがシビアなので、マニュアルフォーカスアシスト使ってしっかりピント合わせ。ココ最新テクノロジーに頼りましたよ、なのでピントは問題無しだったのですけど、意外と手ぶれしてしまったという。(笑)

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これぐらい長い焦点距離になると、絞り込んでも画面の隅々までピントが来ることはありませんな、無限遠の相当遠くのものを撮る以外はね。なので絞り込まずF1.8の開放絞りを活かして、少しでも早いシャッターで手振れを防ぐ作戦で撮りました。当然ピントの合ってるところ以外はボケボケ。遠近感も圧縮されるので、撮った写真はどれも似たり寄ったりになっちゃいましたけど。(笑)
ウィンドウディスプレイや街の部分をオシャレに切り撮るなんてのには向くかも。なので頑張ってみましたけどね、オジサンの感性は昭和だからなぁ。(笑)

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コメント

下から二番目のワインの背景ぼけ、綺麗な円形になっていますね。当時なら七枚絞りの時代だと思うのですが、綺麗ですね。今時のフジノン XF56mmF1.2 R APD で撮りました…と言っても、通用する気がします。

投稿: るびー2020 | 2019年12月29日 (日) 10時24分

るびー2020様、おはようございます。
かなりラッキーなシチュエーションでした。ワイン瓶の向こう側は、隣のスイーツのお店が外の鉢植えの木にLED電球で飾り付けしていたものがボケて写ったものです。背景との距離感がちょうどよかったのだと思います、絞り開放で撮ったもので、レンズの絞り羽根を数えてみましたところ、8枚でした。

投稿: よもかめ亭主 | 2019年12月29日 (日) 11時51分

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