ACROS Ⅱが発売、モノクロの季節がやってきた。
富士フイルムさんから、モノクロフィルムの「ネオパン100 ACROSII」が昨日11月22日より発売になりました。35mmの36枚撮りとブローニーの2種類。
お値段はオープン価格ってなってましたけど、ニュースによると店頭予想価格はどちらも税別950円前後の見込みだそうで、オジサンの立ち飲み一回分程と、誠に分かりやすいお値段。
一杯やりながら、これを我慢したらモノクロ写真が36枚撮れるのかって思えますし、撮ってる最中は、撮ってなかったら一杯呑めたのになって考える事ができますからねって、ホント酒飲みはお酒の値段を何にでも当てはめて考えるところが悪い癖。アッ、現像代の事全然考えてなかったゾ。(笑)
ま、何はともあれ、まだかなぁって待った甲斐がありました、今秋発売の予告通り発表がありましたからね。出しますって言いながら、ホンマに出す気あるんかいなってぐらい待たされた某リバーサルフィルムとは違います。富士フィルムさんはちゃんと約束通りの発売。
正直なところ、売れまくるってモノじゃ無いと思います。どんどん少なくなっていくフィルムファンの中で、さらにモノクロ写真となると極少数派だと思いますしね。
こだわりがあってあえてモノクロを楽しんでおられる方や、作家として作品づくりをしているような写真家に支持されるのでしょうけど、数は少ないでしょうな。
だけど富士フィルムさんが発売してくれるところに意味があるのですな、品質に安心があるのはもちろん、安定して供給されるでしょうから、買い求めやすいというのが心強いかと。
後は現像のインフラ、ネットの現像サービスを利用する事になると思いますけどね、モノクロフィルムは自分で現像できるので、あえてそれを楽しむのも手かもしれません。そう言えばリタイヤ後はフィルム現像だけ復活させたいと思ってる事を以前書いてましたな。若い頃使っていた道具は温存しているので、いつでも始められますよ。(笑)
モノクロで数多く撮る方なら、自家現像した方が安く楽しめますし、ACROS Ⅱ発売を機にガチでモノクロ現像を始めるのも面白いかと。最初の投資は現像タンクとダークバッグに薬品が必需品。温度計や計量カップは100円均一ショップで調達、薬品保存はお酒なんかの茶色の空き瓶を流用できますからね。
オジサンがモノクロ現像を復活させようと、もくろんでいる訳は、やってみると意外と簡単だから。若い頃は現像の終わったフィルムを吊るして乾燥しているのを眺めながらプリントの作戦を立ててました。今時ならデジタルカメラをスキャナがわりに複写すればデジタルデータにできます。
ACROS Ⅱの発売で何だか夢が広がりますなって、まずはフィルムを買わなくてはなりません。待ちわびたモノクロファンで、初回ロットは売り切れちゃうかもしれませんからね、急がねば。(笑)
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コメント
思ったより安いですねACROSII。前よりは高いですが、TriXと似たりよったりならまあ……
ただ白黒は意外に使える機会が少ないんですよね、街撮りに使うとかっこいいのが出てくるんですが、風景や自然はやっぱりカラー。
投稿: ああ | 2019年11月23日 (土) 23時40分
ああ様、おはようございます。
地元の某カメラ屋さんで960円でしたので早速購入しました。(笑)リバーサルフィルムファンなのでカラーがメインなのですけど、カラーフィルムが無かった時代のクラシックカメラであえて最新のモノクロフィルムを使ってみるのも面白いかなと思っています。
投稿: よもかめ亭主 | 2019年11月24日 (日) 06時21分