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2019年12月 1日 (日)

X-T30を使い出して変わった事。

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X-T20を昨年買って、今年X-T30を買い増しして交換レンズの世界を楽しんでおりますけど、それまで使っていたデジタルカメラで一番新しいのが2013年発売のEOS Kiss X7、もう一台フルサイズのEOS 5D MarkIIに至っては2008年発売ですから、X-T20を使い出した時、設定やできる事の多さについていけなかったのも分かります。
技術の進歩の速いデジタルカメラの世界で、5年以上も前なんて完全に前世紀、オジサン浦島太郎状態でしたな。(笑)
ところが使い出して、便利な機能や格段に性能が上がっている部分が分かってきて使いこなせるようになってくると、後戻りできなくなってしまったわけで。なのでEOSを全然使ってませんよ。(笑)
中でも一番感動したのは、高感度でのノイズの少なさ。フィルムでずっと撮ってきて、初めて買ったデジタル一眼レフEOS10Dを使い出した時、感度を上げれば夜景も手持ちで撮れるのに感動したのですけど、今時はさらに高感度で撮れてしかも格段にノイズが少ないのですな、パソコン画面で拡大してみても全然平気、手ブレしそうって時でもノイズを気にせずに感度を上げられるので、オジサン夜の街の徘徊が増えましたよ。(笑)
ダイナミックレンジを変えられるのも使い出すと抜けられない機能、最初こんなの使うかなぁって思っていたのですけどね。
白い壁の建物に日差しが当たっていて影はくっきりなんて場面では、フィルムだと影のトーンを活かすと壁は白く飛んでしまいます、日差しを活かせば影は真っ黒に潰れてしまうわけで、さらにクラシックなレンズを使っているとフレアが出てコントラストが低下してしまうシーン。
室内撮影もそう、室内に露出を合わせると窓の外の景色は白飛び確実。こんな時に設定を変えて広いダイナミックレンジで撮ると飛んだり潰れたりせずに済みますからね。
X-T30ではダイナミックレンジ優先というのが新たに追加されています。まだじっくり検証してませんけど、頼りになるものなら頼ってしまいますよ。何しろ年々足がへたばってきてますのでね、出かけたら確実に撮って帰りたいですし、失敗できませんし。(笑)
ところがフィルムカメラではそういう気持ちにならないのですな、特にクラシックカメラなんてシャッタースピードと絞りだけなので、カメラに頼る部分なんて何も無いわけで。なので自分で判断して撮るところが楽しかったりします。
X-T30を使う時と何だか気持ちが違うのですな。どっちが良い悪いでは無いのですけどね。便利なモンは使わな損なデジタルと自分でなんとかしないと写らないフィルムと、同じ写真を撮るのにまったく違うアプローチになってますよ。(笑)

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