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2019年9月 8日 (日)

スポーツファインダーモードをテレコンがわりに。(笑)

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その昔、ストリートスナップには一眼レフよりレンジファインダーカメラの方が向くという論調がありました。
28ミリぐらいの広角レンズをF8ぐらいに絞り込んで深い被写界深度を使って撮るのなら一眼レフでも変わりなく撮れるのですけど、レンジファインダーの利点は覗いた時に表示されているブライトフレームという、実際に写る範囲を示す枠の外側も見えているので、動くものがフレームに入って来るまでの瞬間を予測できるのが一眼レフよりスナップに強いという理由だったのですな。
メイドインジャパンの一眼レフが世界を席巻、カメラと言えば一眼レフな時代、レンジファインダーカメラを使う人も、使った事がある人も少数派になってそんな論調も聞かなくなりましたけどね。(笑)
で、X-T30の取扱説明書のスポーツファインダーモードというのを見てて、コレ一緒だなと思ったわけで。要するにファインダー内に一回り小さいフレームが表示されて、それが実際に写る範囲。外側はただ表示しているだけなのですな。スポーツや鉄道など動きの早いものを撮る時に、フレームの外側からやって来る被写体の動きを予測できるわけで。
撮った写真はトリミングされてるのと同じなのですけど、元の画素数が十分あるのでそれでも1660万画素あります。富士フィルムさんは1.25倍クロップって言ってます、画面全体の80%を拡大する事になるのでそう呼ぶのでしょう。使うには制約もあって、電子シャッターとの併用はできずメカニカルシャッターだけの設定にする必要があります。画像サイズはMのみ、Lは選べません。ま、その分ファイルサイズはコンパクトになるので、たくさん撮ってもメモリーカードに余裕が出るかと。
スポーツファインダーモードって名前なのでそういう場面でしか使えないのかって思い込んでしまいそうですし、オジサンの街歩きの写真では使う場面はないかなぁと思ったのですけど、単純に画面を1.25倍してくれる機能と考えると、デジタルなテレコンとして使ってしまってもイイのじゃないかなと考えたわけで。想定外の使い方に富士フィルムさんから怒られそうですけど、そこはユーザーの自由って事で。(笑)
望遠レンズが必要な場面では有効でしょうな、ほんのチョビッと拡大してくれるだけですけど、もうこれ以上近づけない場所で撮るしかないような時には、ほんの少しの望遠効果でもありがたいですからね。舞台やステージを撮る時にも使えるんじゃないかと思いました。
標準クラスの単焦点レンズの最短撮影距離で撮っていて、もうちょっと寄りたい時にも使えるかも、まだやってませんけどね。(笑)動いてるものを撮らないオジサンが使うスポーツファインダーモード、使う場面はほとんど無いでしょうけど、こんな機能があるってのを覚えておいて損はないでしょうな。(笑)

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