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2019年9月15日 (日)

安い楽しい交換レンズUtulensで写ルンですワールド。

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レンズ交換のできるミラーレスカメラでレンズを楽しまない手はありません。だけどレンズキットの標準ズームレンズだけで、ほぼ日常の写真は撮れてしまうので、大抵の方は、なかなか次のレンズを買おうかって思ってくれないのも現実。それだけ標準ズームレンズは各社ともコスパ最高でこれ一本で済んでしまうクオリティーですからね。
カメラと写真好きな方なら、飛行機撮るのに超望遠レンズが必要とか、小さな野花を撮るのにマクロレンズだとか、オジサンのように単焦点レンズが好きだとか動機が明確にあるのでレンズ買うぞって事になるのですけど、そこまで趣味人じゃ無い方や、スマホじゃ物足りなくなったからミラーレスカメラ買ったって方は、標準ズームレンズから一歩踏み出してくれませんな、レンズって高いですしね。(笑)
だけどオジサンはせっかくなら交換レンズの世界を楽しんで欲しいなぁと思うわけで、レンズが変わると撮れる写真も変わりますからね。
で、沢山ある交換レンズの中でメーカー純正レンズはお高くて買えない、マウントアダプターでオールドレンズなんてマニアな世界は無理、スペックの割にお値段が安い中華レンズもチョット手を出しにくいって方、つまり持ってるカメラがレンズ交換できるのは知ってるけど、レンズの世界なんて知識ゼロ、標準ズームレンズだけでもういいですって方に、これなら楽しんでいただけるんじゃないかと思ったのがギズモショップが販売している「Utulens」。
さらにレンズを2枚使って広角にした「Wtulens」とその薄型の「Wtulens L」にAPS写ルンですのレンズを使った「Utulens APS」の計4本がライナップされてます。各社ミラーレスカメラに対応、いずれも1万円でお釣りがくる遊べるレンズ。写ルンですのレンズをそのまま使って作っちゃった交換レンズってところがミソ。
一度記事に書いておりますけどね、これ結構楽しめますよ。最新の高画素のデジタルカメラで、写ルンですの世界が撮れるわけですから、標準ズームレンズでカメラのアートフィルターをトイカメラ風にして撮るのとは違います、ガチ写ルンですの世界なのが面白いわけで。描写もシャープさも色合いも、標準ズームレンズの文句のつけようが無い写り具合とはまるで違います。なんだかフィルムカメラのテイストを味わってる気分。
交換レンズとしては異端児かもしれませんけどね、レンズは写ルンですのレンズそのままなので個性的かと。レンズが変わると写真の雰囲気がこんなに変わるってのを楽しんで見てはいかがでしょう。

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左はUtulens-APS、フィルム時代に新しいフォーマットとして登場したAPS規格、結局定着せずに消えていきましたけど、その当時写ルンですもAPS判が発売されてました。そのレンズを使ったのがコレ、すでに生産終了しているもののレンズを使っているので、かなり希少価値だと思うのですけどね。真ん中は写ルンですのレンズ2枚を対称に配置して広角にしたWtulens、レンズを2枚使っている分、元のレンズの個性や欠点も2倍になります。おかげでラインナップの中では一番個性的な写真が撮れますな。右はUtulens、フルサイズミラーレスカメラで使うと写ルンです感を一番楽しめるかと、APS-Cセンサーのカメラではレンズの中心部分を使う事になるので、個性をあまり感じられないかも。実際に撮ってみたのがコレ。上からUtulens-APS、Utulens、Wtulensです、どうぞ。

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